2019. 01. 18 愛宕山・金毘羅山
またまた丹生山系だが、今回は大変な所もなく、ワクワク感に乏しかった。昭文社の六甲・摩耶の地図に載っている山が84座あるが、かなり行ったので、残りを片付けようかと考え始め、今回手始めに丹生山系の愛宕山と金毘羅山に行くことにした。これで75座に登ったことになり、あと9座となった。
同行: 単独
コースタイム:
0746 箕谷BS、0757 柏尾台入口、0817 大塚南公園北端、0933-34 愛宕山(294b)、0850 原野の集落、0903 天津彦根神社、0930 柏尾谷リバーパーク跡、0948 本流から離れる、1044 兵カン道の小広場、1055 金剛童子山入口、1106 鰻ノ手池分岐、1115 黒甲越、1136-1206 右俣谷、1216 大日地蔵、1241 枯木ヶ谷池、1322-33 金毘羅山(404b)、1341-51 北神線四十三、1358 霊園入口、1415 屏風ヶ辻BS、1430 深谷BS、1440 深谷交差点、1510 北神砕石場入口、1526-40 五社駅
青葉台入口を通り過ぎ、柏尾台へと足を進める。橋の上から箕谷グリーンスポーツホテルの近くに愛宕山が見えた。うしろに稚児ヶ墓山があるので、よほど関心がないと愛宕山は分からないだろう。柏尾台の公園を通り過ぎて、ネットで見た入口から山道に入っていく。右手の方に進んでいくと団地の脇を通っていくようになる。分岐を左手に進むとホテル近くに出たので引き返し、柏尾台の高い法面に沿って北に進む。行き過ぎたらしいので、少し戻って高みを目指すと、愛宕神社のある頂上に達した。帰路は元の道を戻ったつもりでいたが、見た覚えのない鳥居や石仏が出てきて、間違ったことが分かったが、道もしっかりしているのでそのまま下り、麓に出る。すぐそばに志久道(山田町から淡河町に通じる古道の一つ)の標識があり、そのすぐ上が柏尾台だった。
天津彦根神社に戻り、柏尾谷に入っていく。なかなか気分のよい道で、小さな滝や石が敷き詰められた川底などの谷の光景も悪くない。リバーパークがあったらしい跡を過ぎ、左手から入ってくる2番目の沢のところで、本流から離れ、急な尾根を登る。10分ほどで450b付近になると傾斜は緩み、東ノ峰や花折山が望めるようになる。ここを歩く人が多いとは考えなかったので、このルートは定かではないのではと予想していたが、そのようなことはなく最後まではっきりした道がついていた。兵カン道に出たところは小さなスペースのある場所だった。そこから振り返ると、出てきたところは倒木で塞がれており、この下に立派な山道があるとは想像できないだろう。ゴルフ場の先に東鹿見山が見えた。
鰻ノ手池の手前で黒甲越に向かう。黒甲越を過ぎると初めての道。戸惑うことなく右俣谷D沢を下り、右俣谷本流に着き、ここで昼食とする。食事を終えるころ小雨がパラついてきたので、ゆっくりせずに立ち上がる。大日地蔵を過ぎ、古倉山の麓を通って、金毘羅山に向かう。屏風辻からのバスは15:30しかないので、時間が余りそうと心配し始めたとき、途中に枯木ヶ谷池があることに気付き、寄り道する。静まりかえった池はなかなかのものだったが、また小雨が降ってきたので、早々に引き上げる。金毘羅山の頂上近くから東鹿見山と西鹿見山が望めた。二つの間に2本の鉄塔があり、右の方が遠いのに高く見えたのは意外だった。
下りた所にいた人に聞くと、岡場駅まで7km、五社駅は5kmという。屏風辻BSに着いたときはバスまで1時間以上の待ち時間があった。時間をつぶすすべもないので五社駅まで歩くことにする。途中で先日歩いた道と重複したが、記憶が戻ったのは桜池からの道と出会ったところだった。
特段の面白い経験はできなかったが、30分の昼食時以外の7時間10分をずっと歩き続けていたというのは近年なかったことかもしれない。立ち止まって景色をみるという時間はもちろんなんどかあったが。
柏尾谷 |
右俣谷出合 |
倒木群 |
枯木ヶ谷池 |
金毘羅山から東鹿見山、西鹿見山 |
深谷と柳谷の間からキスラシ山・逢ヶ山 |