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2018. 05. 05  大藪谷北尾根・南尾根



朝早く起きたので、夕方に女房殿が帰ってくるので、それまでの小ハイキングを考える。とくに予定していた所はないが、奥池までバスで行き、歩いたことのない大藪谷北尾根を歩くことにする。大藪谷も考えたが、レポートをみると堰堤越えばかりで興味をひかなかったので尾根歩きに徹することとする。JR駅を0805に出るバスに乗ろうと急いだが、土日は運休になっていたので、30分も余ってしまった。阪急芦屋川駅までブラブラ歩いて時間をつぶす。


同行: 単独

コースタイム

0858 奥池BS、0903 ドライブウェイから山道へ、0907 南北分岐、0912 大藪谷を越える、0935 右手に大堰堤、0944-52 6分岐、0955 大堰堤、0958 石のベンチ、1006-15 仁川の上流を渡り県道16号線、1024-30 石のベンチ、1035 6分岐を通過、1050 P463、1103 三差路、1108 奥池貯水池、1120-36 奥池集会所前BS

奥池で下車して、しばらくドライブウェイを歩いて山道に入る。穏やかで、鳥の声も絶えず聞こえ、コバノガマズミやモチツツジなどが咲いているなかなか気分のよい道だった。二人の子供をつれた家族とすれ違う。右手の大藪谷に次々とダムが見え始めると、左側にも沢が見え、両沢の間のやせ尾根を下っていく。やがて大蛇谷と出会う6分岐となる。念のため、帰り道に予定している南尾根の取りつきに行っておく。2度ほど下ってきたことがあるが、登るのは初めてだ。南尾根の東側にも茨谷と呼ばれる沢が見え、石積みのダムがあった。すぐ引き返し、6分岐から大きなケルンのそばを通って小笠峠の方に進む。




コバノガマズミ


 


モチツツジ





6分岐の大蛇谷


 


6分岐のケルン



大きなダムには明治32年4月4日という説明があった。本当にそんな時代にダムなどを作ったのだろうか。他にはダムはなかっただろうから、名前もついていない。大藪谷という名前さえなかった可能性がある。そのダムのしたに大きな石がベンチのように並べられた気持ちのよい休憩所がある。以前に2度ほどこの辺りから登って小天狗山に登ったが、その地点は見つからなかった。県道16号に沿って流れる仁川の上流に出合う。そこで、石を並べて歩きやすい飛び石を作っている人がいた。ボランティアですかと聞くと、翌日に仲間を案内するので、みんなが簡単に渡れるように準備しているのだと言っておられた。おかげで簡単に川を越え、県道にでた。盤滝トンネルに通じる道と旧道が並行して走っているやや分かり難いところだ。




大堰堤の下の石のベンチ群


 


ヤマツツジ


 


仁川の本流




県道16号線のツツジ



ここで引き返し、のどを潤すために石のベンチで一休みする。6分岐から南尾根に入る。463mの小ピークまでは結構の登りだ。そのあとは傾斜も緩み、振り返ると宝塚の町並みが見える。奥山貯水池に出て、反時計回りに池を回る。連休中なのでバーベキュー広場は大勢の人で賑わっていた。その近くのベンチは静かで昼食にはうってつけだったが、バスの時間にちょうど具合がよさそうだったので、作ってきた弁当は家に持ち帰ることにする。集会所前を通るバスだったので、奥池BSまで行かなくてもよかった。



繊細なホソバオキナゴケ




振り返ると宝塚の町並み




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