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2018. 04. 07  金鳥山



六甲山系グリーンベルト整備事業の一環として活動しているフォレスター松寿の番外編。この日は作業なしで、サクラを見ながら軽ハイキングという趣向。多くのグループが合同で歩くので一旦森稲荷神社に集合し、細かい指示をうけ、準備体操をする。この神社は、通り過ぎてばかりなので中をゆっくり見たのは初めて。八百万の神が祀られているなかなか立派な境内だった。


同行: 80人程度

コースタイム

0900 JR甲南山手駅、0910-1000 森稲荷神社、中野谷東尾根、1115 会下山からの道と合流、金鳥山、保久良神社、1240-1320 保久良夢ひろば、岡本南公園、JR甲南山手駅

神社から8班程度に別れて出発する。われわれは魚屋道から分かれ、中野谷東尾根を登る。いつもの活動地を通り過ぎ、会下山遺蹟からの道、薬大からの道を合わせたのち、金鳥山への尾根を下る。金鳥山も保久良神社も素通りし、いつものジグザグの坂道のすぐ西にある保久良夢ひろばという初めての場所に行く。こんな気持ちのよい広場があるとは知らなかった。ここで昼食休憩をしたあと、サックスとギターのミニコンサートの途中で急に冷え込み、雨も降ってきたので演奏者に気の毒だった。終わると、すぐに晴てくる。じゃんけん大会で数々の賞品を。

途中の散策中に樹木に詳しいガイド氏が色々と教えてくれた。エノキの根が熱帯雨林の板根のようになっている。ヤブニッケイの葉は右右左左という変則互生。アセビがからまったコナラの根元にイノシシが体をこすりつけたあと。キノコがではじめたコナラは枯れ始め。淡い黄色の花をぶらさげたクロモジ。苗代の時期に実をつけるナワシログミ。園芸用としてもてはやされたダイスギ。ノイバラかと勘違いしたのはノイチゴ。スミレは、蟻が実の表面をなめて中身を捨てることで繁殖する。

後片付けをしたあとは三々五々下山。岡本の桜守公園を経由したが、どうもわれわれのガイド氏はサクラにはそれほど関心がないらしく、公園の中を素通りしただけだった。山ではほとんど落ちていたサクラもここではいくつかの種類がまだ先残っていた。岡本から電車に乗ると、甲南山手駅においた自転車を取りに行くのがやや面倒なので、そのまま甲南山手まで歩く。




ヤマザクラと芦屋の町




コバノミツバツツジとガイド氏




クロモジの花


 
 

保久良夢広場(中央奥にダイスギ)





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