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17. 12. 06  
岩湧山

  


中央構造線の北縁にある東西50kmの和泉山脈の中の中心。ダイヤモンドトレイルの一部になっており、山頂付近にある一面のススキで人気がある。


同行: YH8人

コースタイ

0950 滝畑ダムBS、0958-1005 登山口、1037-39 カキサゴ、1138 扇山分岐、1145 扇山、1152 分岐、1222 山頂標識のあるコブ、1225-56 岩湧山、1304-08 トイレのある林道終点、1330 五ツ辻、1409 根古峰、1421-26 三合目(紀見峠へ行くDTと別れる)、1450-1500 林道に出た所でU氏を待つ、1537 南海線を跨ぐ、1548-54 紀見峠駅

予定より一台前の南海の急行に乗ったので、河内長野でバスに時間まで散歩ができた。旧家の庭に大きなクスノキがあり、高野街道とか酒屋蔵通りと書かれた道のさわりの部分を歩いて行くと、長野神社があり、ここにも大きなカヤの木があった。本殿は重要文化財とあるが、こじんまりした造りだった。




吉年邸にある樹高20mのクスノキ 


長野神社にある樹高17mのカヤ 



バスに乗ると、ときどき金剛山などが見える。滝畑ダム湖のそばからは岩湧山頂上付近のカヤトの斜面を一瞬見ることができた。バスを降りて登山口まで行ってストレッチ。すぐに山道に入っていく。ときどき西側の山並みが見えるが取り立てて言うほどの景色ではない。カキサゴで方向を変えるが似たようなスギとヒノキの植林の中の道が続く。何度か高圧送電線の下をくぐり、やがて扇山への分岐点に着く。この地点からは和泉葛城山方面の眺望が得られた。扇山の頂上(763m)まで駆け足で行っておく。





滝畑ダム湖の先に岩湧山のカヤトが


 


スギとヒノキの植林の中を行く





扇山との分岐点から和泉葛城山(多分左側)




特徴のない扇山の頂上



そのあとは傾斜も緩みスタスタと頂上を目指す。頂上の15分ほど手前でススキの中を歩くようになる。盛りを過ぎたようだが、まだまだ十分の見応えがある。頂上手前に方位盤や山頂標識のある一角があったが、ほとんどゆっくりせずに頂上に向かう。ここでしか見えない山もあったはずだし、山名を書いた方位盤もゆっくり見なかったので、少し悔やまれる。頂上(897m)では風も強く、温度も下がってきたので、ゆっくりとした気分の昼食とはならなかった。頂物の富有柿を持って行った。震えながら食べるのも大変かと心配したが、多くの人に美味しい美味しいと言ってもらえた。眺望はかなり良好で、六甲山、生駒山、二上山、大和葛城山、金剛山、その右に大峰の山並みも見えていたが、大峰の山の一つ一つを見分けることはできなかった。南側には高野山、南葛城山(岩湧山より少し高く、和泉山脈の最高峰)、西側には燈明ケ岳、経塚山、和泉葛城山、三国山が並んでいた。




カヤトが広がる


 


扇山と三国山を背に登る




山頂を覆う黒雲


 


山頂標識と三角点





二上山、大和葛城山、金剛山


 


金剛山に向かって下山(手前に根古峰)




食後は、紀見峠駅を目指して東に向かう。すぐ下のトイレの所で少しやすみ、あとは五ツ辻、根古峰を経て三合目につく。ここで紀見峠の方へ進むダイトレとわかれ、紀見峠駅を目指して和歌山県に入って行く。沢沿いの道に出ると最近の大雨のためだろう小さな土石流が発生したようで、道の上にまで大きな石が乗り上げていた。途中でメンバーの一人の足に問題が生じて時間を取ったが、無事紀見峠駅に到着。





 五ツ辻




三合目で紀見峠に向かうダイトレとわかれる

 


 


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