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2017. 06. 07 荒地山界隈(アパッチ砦・岩小屋・破断岩・ウグイス広場・小滝)



YHの例会でシュラインロードを歩くはずが、雨で中止に。連絡が来ないので芦屋駅まで行って、昼食を買っていると中止の電話が入った。朝にメールを出したらしいが来ていなかった。駅まで来ていたので、そのまま荒地山に行くことにする。終日1-2mm程度の雨が降り続いたので、YHの中止は正解だった。


同行: 単独

コースタイム

0841 JR芦屋駅、0920 高座滝、0928 中の滝、0945 城山尾根への分岐、0952 荒地山第二堰堤下、1000 キャッスルウォール、1005 奥高座滝上、1011 右手の急坂へ、1014 アパッチ砦、1020 奥高座谷に戻る、1029 会議場、1031 平岩、1034 赤いリボンの所で右手に入る、1039 展望が少し、1057 プロペラ岩への分岐、1110 谷を詰めて一般登山道に出る、1114 サンデーモーニングスラブ上、1120-35 岩小屋、1150-53 破断岩、1200 トラロープ、1201 展望岩、1209 谷筋に出る、1214 プロペラ岩分岐、1216 プロペラ岩下、1222 赤P印、1223 黒岩、1233 進入禁止の標識、1234 分岐を右へ、1240 ウグイス広場、1242 赤いペンキの三差路、1247 五分岐、1253 右手に下りるアカシア尾根を見送る、1256 岩場、1301 小滝、1312 奥高座滝上、1316 キャッスルウォール、1343 高座滝、1404 天理教、1427 自宅

この日は往復とも完全に高座谷の左岸道を歩く。飛び石堰堤の手前の堰堤で少し上に行ったのは間違いだったが、ほぼ完ぺきに歩けた。5/16にボルダーがいた大岩の近くにイノシシの親子が散歩していたので写真を撮る。左岸のY字路を右へ行き、城山尾根への分岐を通過するとすぐに左側から右岸道からの道が合流してきた。




イノシシ親子の散歩



荒地山第二堰堤、キャッスルウォールを経て奥高座滝上から沢に入っていく。この日は時間があったので、以前から気になっていた右手の急坂へ入ってみる。登り切ると小さな尾根に出る。右手の岩に登ると、下の谷の様子がよく見下ろせるいかにも砦のような所だった。まちがいなくアパッチ砦だろう。反対側にも踏み跡があったが、この日の主目的はほかにもあるので、谷に戻る。見慣れた会議場のように石を並べた所、大きな平らな岩を通り過ぎると、はじめて見る長い赤いリボンが垂れていた。右手に入る踏み跡があったので、ひょっとしたら立て烏帽子に行けるかと入ってみる。いくつかの白いテープ(最近つけられたものだろう)に導かれて登っていくと右手に少し離れた尾根が見える岩があった。沢の中なのに不思議に思った。戻って左側の方へ進む。はじめて見るネコの耳のような岩が右上に見えた。そのうち道がかなり明瞭になってくる。相変わらず白いテープがある。どうも知らない間に奥高座谷に戻っていたらしい。




アパッチ砦から谷間を見下ろす


 


奥高座谷のシンボル的大岩


 


プロペラ岩への分岐に出て、右手に踏み跡があるので、立て烏帽子に向かう道かと入っていく。依然として白テープが多い。最近付けられたもののようだ。しばらくしてYAMAPを開けてみると、荒地山の頂上へ向かっている。やがて右の方へカーブしたらしく、以前に完全遡行をした時と似たようなルートを取ったのち一般登山道に出た。前に比べてうんと楽だった。出た場所もほとんど同じだろう。頂上には行かず、サンデーモーニングスラブの上を一瞥する。ここの水たまりは晴れてても水が残っていることが多いが、この日はもちろんしっかりと水があった。雨がやまないのですぐ下の岩小屋で雨を避けながら立ったまま昼食。

身体中が濡れているので、立ち止まっていると急速に冷えてくる。手早く食事を済ませて、立て烏帽子岩に向かう。何度も歩いているのに、また外れてしまい歩き直す。立て烏帽子岩のすぐ南側にあるという破断岩を見つけようと、今回は少ししつこく藪の中を下の方へ回り込む。なんとか破断面を見つけることができた。そのあと、プロペラ岩への道をたどる。トラロープのすぐ後で展望岩があった。前回はここの景色を優先して道を見失ったと思っていたが、はたしてそうだった。少し手前にしっかりした踏み跡があった。最後に沢筋に下りる寸前で岩ゴロ道になったが、右手を見ると踏み跡があった。谷筋に出て、上流方向を見るとかなり薄い道なので、下流方向に進む。すぐにプロペラ岩分岐に出る。分岐の岩の印も色あせて分かり難い。テープなどもない。岩が雨で滑りやすいので谷を下りずに黒岩経由で帰ることにする。プロペラ岩、黒岩、進入禁止の標識のあと、久しぶりにウグイス広場に行こうと分岐を右へ進む。途中で、五分岐に戻っているような錯覚を覚えたがやはり広場に出た。

あとは五分岐からアカシヤ尾根へ進む。右手に下りる道に気づいていたが、直進してしまった。やがて岩場にでた。そのすぐ手前の道を左に下りると小滝に出ることは記憶にあった。久しぶりの小滝もよいかと細井道を諦める。あとは、キャッスルウォール、荒地山第二堰堤、高座滝といつものコース。最後は、ちょっと変化をつけて高座橋、適翠美術館前を経る道で阪急芦屋川駅に出る。この日は自転車でなかったので、そのまま家まで歩く。




サンデーモーニングスラブ上の水たまり


 


やっと出会えた破断岩(立て烏帽子岩のすぐ下)





立て烏帽子岩から奥高座谷へ下る途中の岩場
 


プロペラ岩




雨にけぶる黒岩も風情がある 




奥高座谷の小滝(固有名詞)


 




荒地山周辺マップ




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