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2016. 4. 9  百丈岩



YHの例会で、鎌倉峡を上流と下流の一部を歩き、中間をパスする変則コース。確かにちょっと難しかったのかもしれない。再訪してみよう。直後の4月22日に落合橋の近くの新名神工事現場で橋桁落下の事故があり、国道176号線が不通になり、修復の見込みが立てられないという状況が続いている。


同行: YH9人

コースタイム

1007 神鉄二郎駅、1020-35 パンプキン二郎店、1047 有馬川の落合橋、1100 セミナーハウス横のT字路、1105-12 青石古墳、1135-40 鎌倉峡出合で引き返す、1205-45 神戸セミナーハウス、1313 水久野橋、1322 もう一つ上流の橋、1337 N地点、1342 やまびこ茶屋、1355-1400 鎌倉峡入口、1413 やまびこ茶屋、1430-40 百丈岩手前のテラスで引き返す、1449 E地点でF地点経由で下山する人達と分かれる、1457 三度やまびこ茶屋、1510-15 待ち合わせた橋、1533-38 JR道場駅

名前を聞いたことのない神戸電鉄の二郎駅で下車。すぐ北側で新名神の工事が進んでいる。少し歩いた所にある評判のよいというパン屋で皆さん思い思いに購入。コーヒーのサービスがあり、早速パンを頬張る人も。そのあと176号を渡り有馬川にかかる落合橋を越え、少し登っていくとT字路に出る。すぐ左に神戸セミナーハウスがある。右手に進むと青石古墳がある。7世紀にできた円墳で、内部に横穴式石室がある。好奇心が強いので中に潜ってみる。中の部屋はしっかりとした作りで、覗いた値打ちがあった。これは面白いと勧めると、次の人もその次の人も感心したので、結局全員が潜った。

そのあとかなり下って船坂川に出る。川の水が薄く白濁しているようなのはなぜだろう。そこから鎌倉峡がはじまるが、上級者向けとのことで、今回はすぐに引き返す。


 

青石古墳


 

鎌倉峡



セミナーハウスで昼食。これから行く百丈岩が見えているが、そのうしろの稜線より低く、目立った存在ではない。どこかの会社の新入社員が研修中で、われわれに向かっても大きな声であいさつをする。新興宗教の信者を見ているようだ。
そこを出て北に進む。長い急な階段を降りたところは新名神の工事現場。水久野橋まで行きすぎて、鋭角に折り返して、次の橋に来ると、右手から長い階段が下りてきていた。それが予定していた道だったらしい。船坂川を遡り、また新名神の工事現場の下を通り過ぎ、やまびこ茶屋に至る。もう少し川を遡り、ちょっと雰囲気のよい所で集合写真を撮って引き返す。百丈岩はやめるのかといぶかったが、登り口は茶屋の所にあるのだった。


 

セミナーハウスから百丈岩(中央の岩)

 

やまびこ茶屋(奥に登山口がある)



ややきつい岩の道を登っていく。鎖も3-4本かかっていた。やがて百丈岩がコバノミツバツツジを前景に姿を現すようになる。なかなか大きな岩で、ちょうど岩登りを終えた二人連れが道具を整理しているところだった。頂上まで行かずに引き返すという。3か所で同じようなUターンをする珍しい山行となった。F地点を経由してN地点に降りるという他の人とE地点で分かれ、岩場の下に置いてきたOさんのポールを回収するために一人で来た道を引き返す。地図を見ていると似たようなものかと想像していたが、回り道の方がうんと楽だったと後で聞いた。紛れがないように橋の所で待ち合わせたが、5分ほどこちらが早かった。そこからは来た道と違う道で道場駅に向かう。駅での待ち時間が5分というタイミングのよさだった。



 

鎌倉峡再び

 

百丈岩の壁


有馬川も船坂川もいずれも道場駅付近で武庫川に合流する。有馬川は有馬町の太閤橋の上が基点、船坂川は六甲山石宝殿北西の谷に源流を持つ2級河川。







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