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2016. 3. 8  武奈ヶ岳・コヤマノ岳



うかうかしていると湖北の山にも雪がなくなるかと心配になり、あまり下調べを必要としない武奈ヶ岳にする。結果的には全然雪がなく、やはり高島トレイルにすればよかったと悔やむことになる。



同行: 単独

コースタイム

0940-45 坊村BS、1026-34 平坦地、1136-43 御殿山(1097)、1148 ワサビ峠、1219 分岐、1221-52 武奈ヶ岳(1214b)、1306 八雲ヶ原分岐、1311 八雲ヶ原分岐、1320 コヤマノ岳(1181b)、1337 中峠、1355-1400 2つの沢の合流点、 1422 コヤマノ分岐?、1431 大橋分岐、1436-38 八雲ヶ原分岐、1445 2本の大杉で引き返す、1450 分岐、1456-1500 金糞峠、1532-35 青ガレ、1550-54 休憩、1602 大山口、1620-23 イン谷入口、1654 天満神社・樹下神社、1701-06 比良駅

堅田駅から乗ったバスにはかなりの乗客が乗っていたが、やがて登山者4人だけになる。それも花折れ峠で1人、平で2人下車して、坊村に着くときには一人になっていた。念のため帰りのバス時間を少し離れていたBSまで確かめに行く。確かめてよかった。帰りは1721発の京都バスを予定していたが、夏の間は土休日だけ、冬は土休日さえ走っていないとあった。江若バスなら1545発があることを確かめて、歩き始める。

3年前の4月に歩いているので、武奈ヶ岳頂上までは、新しい発見はほとんどない。


 

坊村の明王院




休憩に適した平坦地

 


 

御殿山




ワサビ峠

 

 

山頂を望む




武奈ヶ岳山頂

 


頂上にいた人に山岳地図を見せてもらい、比良駅に降りるのに十分の時間があることを確かめておいてから、昼食を食べる。下りは行ったことのない、コヤマノ岳、中峠、青ガレを通ることにする。知らない道では色々の発見がある。コヤマノ岳への登りはゆったりとした好ましい道。ピークになってもなんの標識もないので驚いたが、少し下がっていったところに山頂標識があった。そこから中峠への道には少し雪が覆っている部分もあったが、歩きやすい道。




コヤマノ岳最高点から堂満山を望む




コヤマノ岳山頂標識

 



中峠から下り始めると岩のゴロゴロした沢の中を歩くようになり、やがて道らしくなるとスギとヒノキの植林となり、クシャミと水バナがひどくなる。二つの沢が合流するあたりから沢の中を右に左にと頻繁に渡渉するようになり、大勢の仲間と来ていたらうんと時間を取ったであろうと想像する。コヤマノ岳へ直接登るルートがある。道はあまり歩かれていない様子だったが、積雪期はこちらの方が安全とあった。そのあと気持ちの良い歩きやすい道となり、三差路に着く。右へ行くと奥の渓谷沿いに大橋に出るとある。当方は左の金糞峠や八雲ヶ原方面への道へ。5分ほどで金糞峠と八雲ヶ原の分岐。このまま帰るのも心残りなので、八雲ヶ原への渓流美を眺めながら少しだけ遡る。7分ほどで着いた大きなスギの木が2本立っていた所で引き返す。




中峠



二つの沢の合流地点
 




八雲ヶ原・金糞峠分岐



八雲ヶ原への道の途中の大杉

 



金糞峠まで登ると、青ガレ付近は危険なので、別ルートで下山してくださいという警告が出ていた。例によって過剰な心配をしてくれていることが見え見えなので、そのまま下ることにするが、念のため家に電話してコースを変更していることを伝える。歩きやすい道ではなかったが、危険な所は全くなかった。ただ、途中にあるいくつかの土石留めの堰堤は土石で満杯になっていたので、状況によっては危険なこともあり得ると思われた。大山口、イン谷入口のバス停を通り過ぎ、どんどん下りて行く。湖西道路あたりで琵琶湖の先に長命寺山がきれいに見えていた。スマホを持ちながら歩いたので、途中でメイン道路から離れて近道をする。比良駅を17:06に出る電車に間に合う計算もできた。湖西線に乗る予定がなく、時刻表などは調べていなかったが、それもスマホがあったので問題なく対応できた。





青ガレ




湖西道路の手前から琵琶湖の先に長命寺山

 






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