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2015. 02. 07  蛇谷北山・筆屋道



東お多福山BSまでバスで上がれば、もう六甲越え程度はできるようになったはずと女房殿を連れ出す。ちょっとだけ自分の好みを主張して有馬の手前で筆屋道へと折れ曲がるコースとした。


同行: 女房殿、N氏

コースタイム

0922 東お多福山BS、950-54 休憩、1008-18 東お多福山、1031-33 土樋割峠、1052 黒岩堰堤北、1109-13 蛇谷北山(858)、1142 石の宝殿、1156-1246 一軒茶屋、1320-24 筆屋道分岐、1328 瑞宝寺第3堰堤、1333 ベンチ4つ、1334 あと10分0.7km、1336 崩壊地、1340-45 展望デッキ、1351 癒しの森の堰堤、1402-16 休憩、1420 太鼓滝、1423-37 瑞宝寺公園、1458 有馬温泉駅BS

東お多福山までの登りでは途中で一息入れたがまあ問題ない。折角なので、東お多福山らしい草原の広がりを見せたいと少し雨ヶ峠の方へ下ってみたが、すぐというわけでもなかったので、頂上に引き返す。そこから土樋割峠へ下り、そのまま北山の方へ足を進める。東お多福山頂上や土樋割峠ではいくつかのグループがおられたが、同じ道を歩く人はいなかった。手前のP750あたりで蛇谷北山かと思ったが、まだまだだった。「ここは黒岩堰堤北です」という標識のあたりから雪が増え始めた。案内標識がいくつもあった。これまで2度歩いているが、そのころはなにもなかったと思う。北山からの下りは北斜面になるので雪が深くなり、所により硬くなっていて女房殿は少し苦労だったようだ。やがて着いた石の宝殿では参拝を省略してそのまま一軒茶屋に向かう。土曜日とあって大勢の人が茶屋の前の広場で食事をしていた。天気がよいので、茶屋は商売にならず気の毒だった。最高峰も省略して魚屋道を下り始める。最初は少し雪があり、滑り止めを装着しているグループもあったが、すぐになくなる。

 

東お多福山に憩う人々

 

蛇谷北山

 

石の宝殿の観音像

 


一軒茶屋から30分ほどで筆屋道分岐になる。歩道が分断されたり、土砂の流出がありえるので十分注意するようにとの札が架かっており、入っていくとすぐに倒木が累々と重なり、立ち入り禁止の黄色いテープが張り巡らされている。道を塞いでいるのではないと、女房殿を説得して前進する。右後に大きな堰堤を見るとすぐに瑞宝寺第3堰堤の横を通過する。ベンチが4つある小広場を通り過ぎると瑞宝寺公園まで約10分という標識。そのすぐあとに大きな崩壊地にでた。そこにも標識があったが、後ろ側に回り込んで書いてある文字を読むこともできなかった。やはり危険、立ち入り禁止の黄色いテープが張ってある。あとで考えるとここが展望デッキ経由と沢沿いの道の分岐点だったらしい。後者の道がズタズタになっていたため目に入らなかったのだろう。

そこの崩落部のヘツリはやや緊張を伴うものだった。そこから5分進むと展望デッキ。デッキの入り口に再び標識があり、あと約10分とあったので笑ってしまう。先ほどの「あと10分」から6分かけてまた「あと10分」を見るとは思わなかった。展望台では有馬富士が遠望できるとある。霞んではいたが確かにそれらしき三角形が見えている。そのあと沢に下りてそのままかと思ったが、瑞宝寺公園は上へ登れという標識。さすがに今度は所要時間が書いてなかった。またかなりの登りとなる。癒しの森と呼ばれているらしいが、「なにが癒しか」と女房殿は不平顔。再び沢に下りると今度はやっと公園に近づいたらしい。すぐ手前に太鼓滝と名前の書かれた小さいがかわいらしい滝が架かっていた。分岐から公園入口まで休憩を除いて40分かかった。分岐には約30分とあったので、道の荒れ方などを考えるとそれほどおかしい訳でもなさそう。途中の標識がおかしすぎた。

 

筆屋道入口

 

崩壊地

 

展望デッキ

 

太鼓滝

瑞宝寺公園は初めてなのでゆっくりと散策する。昔もみじをめでてる間にすっかりと日が暮れてしまったという「日暮しの庭」に、太閤が楽しんだという石の碁盤を見ることができた。機会があればどこかで真似をしてみたい。あとは有馬温泉まで舗装道を下って行く。案内所に立ち寄りバスの時間を聞くと、あと数分とのこと。慌てて走り始めるが、バス停の位置を聞きそびれたので、少しウロウロする。橋を渡ったところにあり、少し遅れてきたバスにちょうど具合よく乗り込んだ。芦有道路が不通のままなので、船坂、盤滝トンネル経由で夙川に出るさくらやまなみバス。




瑞宝寺公園の石の碁盤




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