2014. 10. 01 京見峠・高雄
ゆったりハイキングの10月例会で、大覚寺から高雄へのハイキング。
同行:YH13人
コースタイム
1019 嵐山駅BS発、1035 大覚寺BS、1037 大澤池、1040 心経宝塔、1052 直指庵、1115-17 京見峠、1123-29 菖蒲谷池、1210 御所ノ口、1220-1300 高雄橋の下の河原、1327-32 銀雲渓の広場、1359 愛宕神社、1405 清滝BS
嵯峨野の大覚寺でバスを降りる。この寺には来たことがないが、とても立派で、一度改めて来なければという気になる。大澤池の眺めもよい。対岸には多分ハスと思われる群落が遠くに見えた。もちろん花はなく葉だけだろう。足を進めると、4人の僧侶がサルスベリの赤い花の近くで読経をしておられる後ろ姿が見えた。鮮やかな赤い色をした心経宝塔の前にはシラハギが咲いていた。
大澤池 |
大覚寺の心経宝塔 |
少し戻ってしばらくは街並みの中をゆるやかに登っていく。直指庵という浄土宗の寺の横からハイキング道に入る。急な坂道も京見峠まで。峠から振り返ると広沢池がすぐ下に見え、そのうしろには京都盆地が広がっている。下っていくと、菖蒲谷池に着く。ここは公園のようになっており、広々として気持ちがよい。ベンチもあるし、バーベキューもできるらしく、数人の若者が準備を始めたところだった。
京見峠からの広沢池、京都市街地
菖蒲ヶ池
そこから高雄までは嵐山・高雄パークウェイを歩くのかと思っていたが、地図には書いてないが沢に沿って下っていく林の中の山道があった。考えてみればパークウェイは歩行できない。沢は北に向かうが高雄で清滝川と合流し、南西へと流れるようになっている。地図を見ると高雄に出る手前で沢の両岸が崖になっている。案の定、どんどんと高みに登りはじめ高巻きとなる。始めて見る銀色のコケのようなものがあった。調べると、一番近いのがオオシラガゴケだったが、よく分からない。高雄の町を通り抜け、高雄橋の下の川原に下りて昼食をとる。紅葉の季節でもないので人は少なく、落ち着ける。
オオシラガゴケ?
食後は、清滝まで東海自然歩道を歩く。渓谷も美しいし、北山杉もよい。紅葉の緑も日があたって輝いていた。清滝に着いたのが早かったので、国立近代美術館で開催していた「ホイッスラー展」に立ち寄った。テームズ川の風景を描いたエッチングなどが魅力的だった。
北山杉 |
緑まぶしいモミジ |