2014. 6. 04 須磨アルプス
YHの例会で須磨アルプスを歩く。なんどか歩いたように思っていたが、調べてみると全山縦走とその下調べに歩いた2度だけだった。いずれも西から東へなので、今回は逆方向なのが楽しみだ。
同行: YH9人
コースタイム
0938 妙法寺駅、0953-1002 横尾南公園、1023-27 東山(253)、1105-08 横尾山(312)、1123-28 栂尾山(274)、1157 須磨離宮公園展望台、1207-40 レストハウス横、1305 須磨離宮公園出口、1325 須磨海浜公園駅
全山縦走の際に歩いていたときの記憶がかなりうすれている。街中を通り過ぎて、ニワゼキショウが一面に咲いている南公園でストレッチングをする。歩き始めると、蛍袋、美容柳、紫露草、金鶏菊、紫蘭、吸鬘、空木、金雀枝などが登山道を彩る。時々右側に展望が開け、横尾団地一帯が見渡せる。須磨アルプスを隔てて横尾山も姿を現あらわす。間もなく東山の頂上に立つ。左から鉢伏山、鉄拐山、旗振山と三山がならび、その右手に栂尾山、さらにうんと近くなった横尾山が荒々しい岩肌をさらけ出している。三山と栂尾山の間に淡路の山がうっすらと見える。その中の一番左が妙見山(512)あたりになるのだろうか。
この日見た花の一部(左上から右へ)
蛍袋、美容柳、紫露草、金鶏菊、紫蘭、吸葛、空木、金雀枝、山躑躅
東山から馬の背の先に横尾山
馬の背という標識の所から核心部に入り、須磨アルプスの稜線歩きを楽しむ。あちこちに階段があるが、これがなければスリルもあったろう。横尾山はなにもないので、一息入れただけで通り過ぎる。
須磨アルプス核心部の馬の背
栂尾山の手前に女性像の彫刻が立っていた。今年の4月頃に彫られたらしい。よい表情をしているが、枯れ木とはいえ、勝手に自然に手を入れることに何となく違和感を感じる。栂尾山からは2013.03にこのグループで歩いた須磨の三山が目の前にひろがり、淡路の山もこれまでと比べると比較的クッキリと見えるようになった。あとは気持ちのよい林の中を須磨離宮公園まで下るだけ。途中に分岐点があり、右手方向に行くと有料になりますという標識が出ている。離宮公園に出るとアスレティックの遊具がいくつもあり、その横を通っていくと、レストハウスに出る。噴水があり、満開のバラが一面に広がる気持ちのよい所だ。横にテーブルと椅子が置かれており、そこで弁当とする。そのあと、植物園の方へ足をのばし、色々の花や滝などを楽しんだ。山陽電鉄の月見山駅を素通りして、須磨海浜公園駅からJRで戻る。
須磨の鉢伏山(手前に鉄拐山)、塔が立っているのが旗振山。
それらの右手に淡路島の山並みと明石大橋がうっすらと。
王侯貴族のバラ園(須磨離宮公園)