2014. 4. 26 横ノ池
天気がよいので、また女房殿とくるくるバスに乗って、住吉台から歩く。以前にYHで行った黒五谷は上流部しか歩かなかったので、下半分も歩く予定で出たが、入口を見逃し、前と同様に住吉道との分岐から東南に進む道になってしまった。
同行: 女房殿
コースタイム
1005 住吉駅BS、1017 エクセル東BS、1034-40 石切道分岐、1101 五助池、1111 黒五谷方面へ、1118-21 峠の十字路、1138 ブルーシートの少し先で引き返す、1158-1227 峠の十字路、1231-34 地図の四辻(標識はT字路)、1252-55 打越峠、1311 雌池、1330-1410 雄池、1418 五分岐、1424 ダルマ岩、1455 イノシシ河原、1500 高座ノ滝、1520-40 JR芦屋駅
住吉台から五助ダムまで、シャガが満開、ハナニラ、ムスカリ、オウバイ?などが咲くのどかな景色に女房殿は満足気。かなりの数のアケビの新芽を摘んでいる。石切道への分岐で、道は3つに分かれる。左が石切道、中央が五助ダムを経て住吉道、右手前方が川を渡って見晴らしのよい展望台に出る道。前日女房殿と右へ行ってしまったので、この日は正面に進む。五助堰堤に出る手前で道が分かれ、左はなだらかに迂回する道で、右はやや急な道。この分かれる手前で右手に入っていく黒五谷の道が地理院地図には出ている。ここに行くつもりだったが、見過ごしてしまった。昭文社には出ていないので、女房殿同伴では無理だったかもしれない。堰堤上の木道のあるところで、女房殿は「桃源郷みたい」と言っていた。分かりにくい五助尾根の入口を念のため確認に行っておく。焚き火のあとがあったが、この辺りでテント泊するのも面白いかもしれない。
五助尾根への道
五助池
女房殿には五助池あたりで待っていて貰うつもりでいたが、どんどん先に行ってしまったので大声をあげて、呼び止める。どちらにしても黒五谷は諦めないといけない。住吉谷右岸道(通行止め)を左に分け、少し行くと五助谷方面という標識が出てくる。これが以前にYHグループで行った道だ。同じ道になったが、構わない。しばらく行くと峠になり、両側にも踏み跡がある。ここが地図の四辻と勘違いしてしまう。右手に登り黒五谷の下流部からの道があるかと探ったが、全然沢のような気配はない。ここで気付くべきだった。間違いに気付かず、左手のしっかりした道へ踏み込む。YHのときも最初は沢道ではなかったし、方角も北西なのでこれでよいかと考えてしまったが、10分ほどで堰堤の上に出るはずが、全然様子が違う。YHの道と違うことは確信したが、頻繁に出てくる赤テープを追って進む。青いビニールシートで覆われた小屋のようなものが出てきた。近づくと比較的しっかりした踏み跡が出てきたが、どちらに進んでも正しそうではない。引き返して、さらに少し探ってみたが、埒があかないので、峠まで戻ることにする。峠の少し上で昼食とする。下の峠を単独者が2人立ち止まることもなく通り過ぎていった。
食後、東南への道を下っていくとすぐに標識が出てきた。ここが黒五谷を横切る地点だった。左に行くとゴルフ場を経て雨ヶ峠とあるので、これがYHで歩いた道だ。今回は、打越峠を経て阪急岡本へという道をとる。クサイチゴが沢山咲いており、新緑が美しい広々とした所だ。黒五谷の沢が流れている。打越峠は立ち止まらず横ノ池を目指す。このあたりのコバノミツバツツジは満開のままだった。イヌコリヤナギ(犬行李柳)らしい白い芽の木が目にとまった。さすがに好天気の土曜日なので、あちこちで人と出会う。横ノ池にもいくつかのグループが憩っていた。オタマジャクシもにぎやか。木陰で昼寝をしようと、寝ころぶが二人とも眠ることができず、諦める。
イヌコリヤナギと横ノ池(雄池)
オタマジャクシの大群
雄池で大休止
風吹岩には行かず、五分岐から高座谷を下る。もっとも楽な道を選んだつもりだったが、女房殿の膝に問題が生じて、すこし難儀したようだ。イノシシ河原には、雄の大きなイノシシが一頭だけ、なにかをあさっていた。河原やロックガーデンの展望のよい岩で少し休もうかと声をかけたが、早く下りる方がよいというので、横ノ池からJR駅まで1時間以上歩き続けて戻った。
キャッスルウォールではクライミングの練習中