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2014. 3. 12  地獄谷界隈



午前中に時間がとれたので、快晴を利用して軽目のハイキングに出かける。昨年だけで11回も歩いた荒地山周辺だが、まだまだ知らない道がある。そのうちのいくつかを探索するのが目的。


同行: 単独

コースタイ

0822 山芦屋公園駐輪、0843-45 高座ノ滝、0901-05 ロックガーデン第1鉄塔、0908 小便滝からA懸への谷、0925-40 A懸、1000 梅谷第二砂防ダム、1019 シダの沢、1033 分岐、1036 明瞭な二股、1038-1100 それらしき分岐に戻り中食、1109-14 万物相、1120 分岐に戻る、1125 二股から右側に、1140 小ピーク、1146 登山道、1150-1212 風吹岩、1223 ロックガーデン第二鉄塔、1239 第1鉄塔、1300 踏み跡、1303-15 地獄谷に下り立つ、1325 高座ノ滝、1345 公園

いつものように山芦屋公園に駐輪して、高座ノ滝から久しぶりのロックガーデンを登る。多分2010年以来だろう。滝からロックガーデン第1鉄塔まで15分。ここで直進せずにA懸の方へ向かうのが今日のコース。驚くほどよく踏まれた道だった。




ロックガーデンの中央稜から下り始めた所から見たA懸



わずか3分で、小便滝からA懸に向かう谷筋に降り立つ。折角なのでA懸に立ち寄る。前は小便滝から直接上がったので、岩場の方から登ろうと右手に折れる。途中で赤青テープがあったので、そこで左折する。すぐにA懸の頭の下に出る。左に回り込んで前に使ったロープを確認して別ルートを右側に求める。狭い岩の間をくぐり抜けるとA懸の頭に出た。ザックもなしで、いかにも常連という感じの方がおられたのでB懸のことなどを聞いてみたが、ご存じなかった。直接南側に下るのを避けて、一旦登山道で上を目ざしてから、コルで引き返してA懸岩下に出る。谷筋を下っていくが、小便滝には立寄らず直接梅谷第2堰堤(地獄谷というのは通称名らしい)に出る。





A懸に近づく





A懸の頭から万物相方面を見る



そこから地獄谷後半部に入る。二段の滝は、前は右手から少し巻いて登ったが、少し緊張させられ短いロープで助かったような覚えがある。この日は直登したが何の問題もなかった。ここだけでなく、下の方でも巻道の方が怖いところがいくつかあったように思う。すべての滝は直登が楽と覚えておこう。右後ろへの踏み跡、シダが密集していた小沢、以前には黄色のテープがあったはずの右上への踏み跡などを通り過ぎ、風吹岩へ直接登り詰める沢らしき分岐に着く。しかし、ネットに出ていた特徴的な岩はない。念のためもう少し登ってみる。数分で明瞭な二股となり、赤ペンキ、赤テープがいくつかあった。これは地形図にも出ている所であることは間違いと確信したが、もう一つ上流の二股と勘違いしていたらしい。ここが本当は風吹岩への入口だったのだが、行きすぎたかと、先ほどの分岐に戻る。ここにもケルンらしきものが2カ所にあった。ここで中食とする。




二段の滝





二股



そのあと、釈然としないまま北へ向かう涸れ沢を登る。相変わらずGPSは働かない。歩きやすい道を10分たどると万物相に飛び出した。すぐ横に「風吹岩への一般登山ルートはこっち」というプレートがかかっている。ここから登ったことはないが、これがもっとも風吹岩に近い稜線に乗り上げるルートらしい。
一応万物相の最高地点に登っておく。若葉町のアパート群と結ぶ線の上にA懸の頭が見えている。




万物相に飛び出す


全く同じ道を戻り、中食を食べた分岐に戻ると、GPSが電波をキャッチした。少し上のテープなどのある二股を右側に進む。もう一度ネットの岩があるかどうかを丁寧に見たが分からなかった。一応北西に向かっているので間違いなさそうだ。やがて、右手少し離れたところに赤テープが見えたが、すぐ目の前にもテープがあったのでそのまま進む。この辺りで方角が西方向にずれていたはずなのでコンパスを見るべきだった。そのあとにも古い標識のようなものが右手に見えたが、気にせずに直進。小ピークに登り着く。やはり風吹岩の鉄塔がかなり右手に見えた。さきほどのテープまで戻ることも考えたが面倒になり、そのまま上へ道なき所を登る。小ピークから6分で登山道にでた。風吹岩から南西に下ってくるとき、道が二手に分かれるが、それが合流する地点のすぐそばだった。


風吹岩で荒地山の岩を眺めながら残りの中食とリンゴを食べる。今日の下山路はロックガーデンの中央稜。ここを下りに使うのははじめてだろう。やはり道ある道は捗る。途中あちこちで寄り道していたのに、30分もしないうちに第一鉄塔に着く。少し進んで展望広場に出て、A懸に向かった朝の道を確認しておく。

そのまま南東方向に下るが、朝登ってきた道とは違うことにすぐ気がついた。鉄塔まで戻り、階段状になっている立派な道を歩き始めたが、そのまま下るのも面白くないので、もう一度広場に戻り、さきほどの道を採る。ゴミをすてるなといった標識があるのでそれなりの道かと思ったがそうではなく、かなりの苦労を強いられた。左手がロックガーデン中央稜、右手が地獄谷なので、いずれどこかに出ることは間違いない。そのうち道はなくなり、地獄谷への斜面にはシダの群生などがあって分け入る気にはならない。以前の5分程度のシダのヤブこぎの酷かったのが頭にこびりついている。左手の方へ進むと見慣れたロックガーデンの看板がすぐそこに見え、そちらに進むが、谷で遮られていた。地図にも載らないほどのものだろうが、少し不思議だった。やっと踏み跡らしき所へでて、それは右手の地獄谷の方へ向かうようになる。やがて地獄谷に下り立つ。これまで気にも止めなかった踏み跡だった、すぐ上に滝が見え、少し降りると土石流検知ワイヤの所に出て終了。





地獄谷に下り立った所のすぐ上の滝




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