2013. 10. 2 大文字山
これまで2度登った大文字山へ山科からの初めての道で登る。安祥寺川沿いの山道には2週間前の台風の爪痕があちこちに残っていた。
同行: YH16人
コースタイム
0940 JR山科駅、1000-1025 毘沙門堂門跡、1031 後山階陵分岐、1046 4分休憩、1125 4分休憩、1132 A8標識、1150 5分休憩、1158 東山トレイル45、1200 四差路にでてNEへ、1201 三差路にでてNWへ(A14)、1204-37 大文字山(465m)、1254-1310 大文字火床、1319 5分休憩、1338 銀閣寺、1405 錦林車庫前BS
JR山科から閑静な住宅街を通り抜けて、枝垂れ桜で有名な毘沙門堂を参拝し、お堂の横から登り始めるが、どうも様子がおかしい。関係者以外立入禁止とあったのに入り込んだのが間違い。山科聖天双林院参道という大きな標識の所まで戻る。標識の側面に小さく大文字山ハイキングコースと書いてあった。5分ほどで後山階陵の分岐。ここに注意書きがあり、谷ルートは9/15の台風18号のため、崖崩れ、倒木、橋の流出などでズタズタになっており、迂回してくださいとのこと。近くにいた地元の人がなんとか歩ける状態になっていると教えてくれたので、予定通りに安祥寺川沿いの道に入っていく。
毘沙門堂門跡入口でストレッチ |
毘沙門堂門跡本堂 |
沢の両岸がえぐれていたり、足元に大小の石がごろごろ落ちていたり、両岸の杉の大木が根元からすっかり掘り起こされて倒れ、道を塞いでいたりする。ゆったりハイキングどころか、足元、頭上を注意しながらの冒険ハイキングとなった。A8標識あたりから尾根に向かう頃にはもうひどい荒れようではなくなったが、かなり急な登りもあった。尾根道に上がってからは大文字山頂上に近づくにつれて、道は平坦になり、やがて鹿ヶ谷への道をわけ、正午に頂上到着。
台風の爪痕 |
コースタイムは分岐から1時間だが、この日は休憩を差し引いて正味1時間20分かかった。視界良好とはいえないが、それでもポンポン山、嵐山、愛宕山の左斜面あたりまでが見える。ベンチで昼食。この日初めて差し入れを持っていく。一人2粒ずつのピオーネ。
頂上から急な階段を下って送り火の火床へ。眺望はこちらの方が優れており、比叡山まで見通せる。京都市街もずいぶんと近づいて見える。幼稚園の園児、若者、シニア、外国観光客と色々な人がこの光景を楽しんでいた。銀閣寺へ降りて解散となったので、荒木、宇賀、鋤崎各氏と哲学の道を久しぶりに歩く。西田幾多郎の碑に「人は人、吾はわれ也、とにかくに吾行く道を吾は行くなり」。きりがないので安楽寺付近から白川通りに出て、錦林車庫前BSから四条河原町までバスに乗った。
大文字山からポンポン山方面の展望 |
大の字の火床へ遠足に来ていた幼稚園児 |