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12. 11. 30  
赤坂山(上赤坂城址)



息子の趣味の城見物につきあう小旅行。下赤坂城址、千早城址は前にも行ったことがあるが、もう一度行ってもよいし、上赤坂城址は行きそびれていたので、是非行きたいと思っていた。3人もいるのでレンタカーにしたため、ほとんど歩かない散歩となった。調べていると、車があるなら高取城址もついでにからめることができそうなので、それも計画に入れた。



同行: 女房殿、長男


コースタイ

1118-25 下赤坂城址、1150-1240 千早城址、1356-1430 上赤坂城址(350)、1520-58 高取城址(584)

まず、下赤坂城址。こちらは城郭のようなものがなにも残っていないが、楠正成が最初に戦った城の址らしい。南北朝のころの城はこの程度のつくりのものが多いとのことだ。その頃の歴史には赤坂城としか書かれていないが、今の上赤坂城がまだなかったため。

この日は車で中学校の奥まで入ってしまう。昨年の11月のときとすこし変わっており、さらに観光地として力を入れているような様子だった。棚田は、田植え後の緑のカーペットも、稲穂がたれ始めた一面の黄金色もないもっとも淋しい時期。金剛山は雲がかかっており、陰鬱な様相。





下赤坂城址からみた棚田





下赤坂城址からみた金剛山



連れは千早城址への階段を登りたくないというので、金剛山への登山道の途中からトラバースして三の丸跡に出て、二の丸跡にある千早神社に進む。そのあと、本丸跡から金剛山へ向かう登山道へと回り込んで行くと屋根のある休憩所につく。本丸跡はその上のようなので薄い踏み跡をたどって登ってみる。行ってよかった。一応石垣などもある。最高地点にある平地は20畳もない程度の狭い場所だった。二人は三の丸跡から来た道を戻るが、こちらは階段を下り、豆腐屋で合流して昼食をとる。






千早城の本丸跡



食後、車を走らせて上赤坂城址を目指す。こちらは下赤坂城より後の年代のもので、楠正成の戦いとは関係ないようだ。道は分かりにくかったが、一応事前に調べていたので、ほぼ無駄な動きをせずに登山口に着く。ここは少し軽ハイキング的な登りがある。本丸まで20分との案内板があった。一の木戸、二の木戸と切り通しの登城道を登っていくと、二の丸と本丸の分岐点に出る。茶碗原とあった。そこを右へ少し行くと本丸跡。展望がよく、大阪市内や富田林のPLタワーなどが見える。やや奥まった所に千畳敷と思われる広場がある。二の丸跡にも立ち寄って、30分ちょっとで車に戻る。そこから水越トンネルを通って奈良県の高取町へと向かう。





上赤坂城の本丸跡から大阪方面を





上赤坂城の二の丸跡




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