2010. 09. 01 能勢妙見山
YHの例会。
同行: YH15人
コースタイム
1008 能勢電鉄妙見口駅、1025 上杉尾根コース分岐、1035-1040 妙見ケーブル黒川駅、1045 山上駅、1155-1230 能勢妙見山(660b)、1330 上杉尾根コース登山口、1347 能勢電鉄妙見口駅
当初予定のロングコースは、上杉尾根コースを上がり、新滝道コースを下るというものだったが、熱中症が危惧されたので、登りはケーブルを使うことになった。ケーブル駅までの道も結構暑かった。大正時代にできた歴史あるケーブルなので、一度は乗っておいて悪くない。そのあと、リフトに接続できるのだが、15人のうち、10人までがリフトを使うことになったのには、やや驚いた。逆の比率くらいかなと予想していた。リフトの上で合流し、頂上を目指す。途中にブナの林があった。大阪府天然記念物指定となっている。ブナの南限らしいが、六甲にもあるし、九州でも見たことがあるので、おかしいなと思っていた。帰ってから調べると、標高660bでブナがあるというのは日本の最南端ということらしい。関西以南では、標高800b以上でしか育たない。やや紛らわしい。「西日本で最も標高の低いところ(650b)にあるブナ林」というのが、分かりやすい表現か。
本殿にお参りしたあと、星嶺という妙な建物を回って三角点に登る。あちこちに見られた十字架のような印は、「矢筈紋」という寺紋という。前回、車登山したときは、頂上などには行かなかったので、初めてだ。その後、少し下った所にある小公園で昼食。東屋のような所に場所をとったので涼しかった。
鳥居をくぐり、だだっ広い駐車場の奥にある登山口から上杉尾根コースで下山する。途中何ヶ所に台場クヌギを育てている林へ行く道があったが、通り過ぎる。少し勿体なかった。古くから茶の湯用に使われる菊炭の元となるクヌギで、特殊な形をしているらしい。里に下りて、少し足を伸ばせば、日本一の里山といわれる黒川の里に行けたのだが、それも省略。もう一度、紅葉の頃にでもゆっくり行ってもよい。
リフト組に手を振る |
日蓮宗の寺なのに鳥居がある |
上杉尾根コースを下る |
黒川の里山の先に三草山 |