2008. 12. 18 六甲魚屋道
新聞販売店から貰った有馬温泉の割引券を有効利用するため、六甲越えで行く。これまで全部がつながっていない魚屋道を最初から最後まで歩き、有馬で女房殿と合流する計画にした。
同行: 単独
コースタイム
855 大日霊女神社、916 魚屋道入口、1011-14 風吹岩、1049 雨ヶ峠、1137 一軒茶屋、1143-1222 最高峰(931)、1303 峠の茶屋跡、1341-53 稲荷神社、1410 太閤の湯経由でバス停
阪神深江駅のそばにある大日霊女神社に魚屋道の道標が立っており、説明の板があるというので、そこを出発点とする。甲南女子大を通り過ぎ、高齢者ケアセンターの所で魚屋道に入る。沢筋から離れるという説明を読んでいたのだが、よく分からずにそのまま進み、あっという間に魚屋道をはずしてしまう。歩きにくいことはないので、そのまま北に向かって道なき道を進むとやがて登山道にでた。いくつかの三叉路を越えて行くうち、蛙岩のかなり上に出てしまったことが判明。やがて風吹岩となる。そこまでは人と出会わなかったが、やはりここには複数の人がいた。眺望はもう一つである。岩に登って少し見渡しただけで、先に進む。
先日M氏と歩いた道である。雨ヶ峠の先は、初めてではないのだが、余り記憶がない。住吉川を2度ほどわたり、一軒茶屋へと登っていく。時間もあったので、久しぶりに最高峰にも挨拶をしておく。少し手前の広場で昼食をとる。手頃な岩は先着の10数人の団体が使っていた。スープだけ作り、コンビニの弁当で済ませる。食後にコーヒーを淹れてから下り始めるが、それまでTシャツだけだったのが、急に冷えてきて長袖シャツを着る。
有馬への魚屋道は多分初めて。歴史があるので、途中に最古のトンネル跡や峠の茶屋跡などがある。阪神間に鉄道が開通して、住吉駅から有馬に来るのが最も便利になったため、この道がよく使われたという。射場山を左から巻いているようなので、登れないかと目を皿のようにして探してみたがない。もっと時間のあるときに登ってみることにして、今回は通り過ぎる。有馬まですっと歩きやすい道で、最後までなだらかなままだった。深江から虫地獄まで、昼食を除いた歩行時間はちょうど4時間だった。炭酸ガスによる被害があった虫地獄や鳥地獄、6世紀からの歴史があるという有馬稲荷神社などを見ながら、待ち合わせの太閤の湯に向かう。
峠の茶屋跡に建てられた休憩所