2008. 3. 4 書写山
加西市にある兵庫県立フラワーセンターに行きたいというYの要望でレンタカーして出かける。昼食を終えてすぐに姫路に向かい、天台宗の書写山円教寺に行く。
同行: 女房殿
コースタイム
1420 ロープウェイ山上駅、1435 仁王門、1447-58 摩尼殿、1503 書写山(白山権現;371)、1506-40 大講堂一帯、1545 摩尼殿、1557 ロープウェイ山上駅、1614 バス道、1620 ロープウェイ山麓駅
書写山は、性空上人が966年に開いたという。登りも歩きたかったが、女房殿とペースを合わせるのが難しそうなので、一緒にロープウェイに乗る。駅を出ると、和泉式部の一生を書いた立て札が10枚以上並んでいる。性空上人に会いに来て、断られたという程度の関係にしては大げさな感じである。そのときに読んだ歌が有名である。
暗きより 暗き道にぞ入りぬべき 遥かに照らせ山の端の月
円教寺の伽藍は大層大きなもので、結局2時間ほども過ごすことになった。摩尼殿までの道は100mほどの登り坂で、女房殿はすでに弱音を吐いている。摩尼殿は清水寺のような舞台作りになっており、風格がある。そのあと、書写山の最高点という白山権現まで回り道する。急ではあるが、5分ほどの道のりである。社があったが、眺めは全くない。講堂の方へ下りていくと、下の道をやってきた女房殿と一緒になる。眺めのよい茶屋があったので、腰を下ろしてコーヒーを飲む。
摩尼殿
下りは、ロープウェイでなく徒歩とする。50分から1時間と聞いたが、距離が1.2 kmとあったので、そんなにはかかるまいと踏んだ。岩のゴツゴツした道であったが、姫路市、瀬戸内海、淡路島、四国などの眺めが大層よい。何人かの人が汗をかきながら登ってきた。毎日登山的な雰囲気であったが、午後のかなり遅い時間だったので、少し違うのかもしれない。バス道までは20分もかからなかった。
下り道から市街地を