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07. 08. 24  
高山植物園・番匠屋畑尾根・紅葉谷



同行: 女房殿


コースタイ

940 六甲ケーブル発、1010-1147 高山植物園、1200-1336 ガーデンテラス、1353 極楽茶屋跡、1413 番匠屋畑尾根の小ピーク、1422 ロープウェイ鉄塔下、1540-1544 湯槽谷分岐、1506 堰堤、1516 第3堰堤、1520 紅葉谷合流、1600-1640 有馬温泉、1720 JR芦屋

記録的な酷暑が続いたが、少しだけ緩和されたような気がしたので、女房殿の誘いに乗って六甲に出かける。電車、バス、ケーブル、バスを乗り継いで、高山植物園に入る。多くの花が咲いており、ゆっくりとまあまあ涼しい中を歩く。途中でガイドのツアーがあったので、二人だけだったが、参加して、30分ほど一緒に歩く。色々と教えられるので値打ちがある。見たものを列挙すると、キョウガノコ、カワラナデシコ、ホトトギス、フシグロセンノウ、ヒゴタイ、キキョウ、オニユリ、オミナエシ、カノコユリ、レンゲショウマ、キレンゲショウマ、カニコウモリ、オオバギボウシ、コバノギボウシ、ウバユリ、シュロソウ、ヒダカミセバヤ、ツルリンドウ、ミソハギ、キンロバイ、サワギキョウ、カリガネソウ、シロカノコユリ、サギソウ、フジアザミ、クリンソウ、ツリガネニンジン、ノノコヒメユリ、ヒヨドリバナ、マツムシソウ、ユウスゲなど。





シュロソウ


1時間半ほどそこで時間を過ごし、その後ガーデンテラスまで歩く。いつも前を通り過ぎるだけだったが、今日はランチのために立ち寄る。Granite Cafeというのが目に付き、眺めが良さそうなので入る。ランチもおいしかったし、眺めもよく、風の通るテラスでゆっくりとする。その後、見晴らしの塔にも初めて上がる。女房殿は買い物にかなり時間を使い満足したらしく、下山は乗り物ではなく歩いて降りることに同意してくれる。




ガーデンテラス見晴らしの塔から最高峰と西お多福山



極楽茶屋跡から、歩いたことのない番匠屋畑尾根に向かう。番匠とは、竹の皮で編んだ粗末な笠・篭のことをいう。昔は、極楽茶屋付近に薬草畑があったので、番匠に採集した薬草を入れて運んだことがこの名の由来かもしれないとの説があった。また、その先の湯槽谷の名のいわれは、行基上人が湯槽を作るための木材を切り出したことによるらしい。ドライブウェイから少し入ったところに、紅葉谷へ下る道の分岐があるがそちらへは進まず、湯槽谷山の方へと進む。




番匠屋畑尾根と紅葉谷の分岐点



下り道はかなりの勾配で、女房殿は閉口している。そのうち登り道もでてきて、約束が違うと不満顔。ロープウェイの鉄塔をすぎて8分で752mの4等三角点。そこを下ると湯槽谷峠の四ツ辻となる。西は横谷、逢山峡とある。湯槽谷山に行くには、100mちょっとのかなりの急坂がある。女房殿に「もう少し登ろうよ」とは言えない雰囲気だったので、東に行けば、紅葉谷に下りられると白状すると、「もちろん、そちら」と答が帰ってくる。有馬三山は別の機会に譲ることとし、湯槽谷を下る。その沢も初めてなので、まあよしとする。西日が後から木の間越しに差しているが、気にならない。下界では味わえない涼しさの中、35分で紅葉谷に合流する。ここからは、部分的に日傘が必要な林道歩きとなる。有馬で金の湯に入り、タイミングよく芦有バスに乗れたので、あっという間に帰宅した。





紅葉谷のフジウツギ



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