2007. 7. 13 伊吹山
羽島市桑原の大賀ハス園、伊吹山、醒ヶ井の梅花藻を巡るバスツアーに参加。桑原から養老山脈を間近に見られるかと楽しみにしていたが、梅雨空で全く駄目であった。ハスの花も50ほど咲いているだけ。観光名所としては少し淋しい。醒ヶ井の地蔵川も水量が多く、かそけきバイカモは目をこらしてやっと水の下に見える程度だった。町は、中山道の宿場としての面影を多少残しており、悪くなかった。
同行: 女房殿
コースタイム
1300 山頂駐車場、1350-1400 伊吹山(1377)、1425 駐車場
伊吹ドライブウェイは、前日には通行止めになっていたらしいが、この日はガスの中ではあるが登ることができた。頂上に近づくと、道ばたのコンクリートの土留めの間から元気のよいミヤマトウキがいっぱい咲いており、期待感が高まる。ゆったりとした西遊歩道コース歩き始めると、ガスは薄れていき、山はほとんど見えなかったが、途中では琵琶湖さえ見ることができた。さすがに花の名山だけあって、花は十分堪能できた。駐車場からの頂上まで歩く1時間足らずの間に、イブキトラノオ、イブキエンドウ、シモツケ、ミヤコアザミ、オオバギボウシ、ヤマアジサイ、バイカウツギ、ヒメフウロ、キバナノレンリソウ、エゾフウロ、イブキジャコウソウ、ホタルブクロ、キンバイソウなど。山頂から中央遊歩道コースにかけて、ニッコウキスゲ、シシウド、カラマツソウ、クサフジ、クサタチバナ、アカソなど。いくつかかなりの規模の面積に広がって咲いているところもあった。季節をかえて、そして下から登って縦の変化を楽しむ登山もしたいものである。前回は10月に雨の中を2時間で登り、10種ほどの花を見たと記録に残っているが、花の名山という印象は全くなかった。今回はバス旅行なのに、十分堪能できた。花の写真は右上の「花」をクリックして下さい。
山上のお花畑 (主にイブキトラノオが見えている)