トップページへ      地域別索引へ     近畿索引へ      年次別索引へ


20
07. 06. 13  
八ッ尾山


湖東を女房殿と観光する。午前中は近江八幡へ行き、鶴翼山(八幡山)へ登る。昼食後湖東三山へ。そのひとつの金剛輪寺まで女房殿を車で送り、一人で八ッ尾山に向かう。


同行: 単独


コースタイ

1359 登山口、1423 小ピーク、1439 藪で撤退、1443 踏み跡に出る、1454 四ッ辻、1514-1520 八ッ尾山(616)、1531 四ッ辻、1549-1555 林道、1600 登山口

金剛輪寺から藤瀬の集落を経てほぼ間違わずに登山口に達する。とくになんの標識もないが、2万5千地形図で二本の林道が交差する地点から尾根伝いに登るようになっているので、迷わずに駐車する。尾根伝いに登るが、全くはっきりしない。インターネットにはよく利用される登山道とあったが、とんでもないという感じである。細々した踏み跡さえ見失ってしまい、シダの生繁る斜面で引き返す。西北方向に見える正楽寺山らしいものより、まだかなり低いので、このままやみくもに登ると、女房殿との約束の時間までに下山できない。一応下り始めるが、素直に下らないで少しトラバース気味に歩く。シダの枯れ葉に埋もれているものの、へこみのようなものが出てきたので、すこし辿ってみる。赤布がぶら下がっている所に出た。この道なら何とかなると登りを再開する。10分ほどで474mの四ッ辻に出た。その後は、道はしっかりとしており、問題がなくなる。南東方向から南方向に曲がると、風が吹き抜けるようになり、心地がよい。三角点のような標識があったあと、頂上のすぐ北西にある小ピークとなる。ここから、荒神山が望めた。頂上には立派な標識と手作りの札が3枚架かっていた。見晴らしはない。カメラを忘れてきたので、よい眺望があると悔しい思いをしたところだった。下り道をどうするかを迷いながら、やはり林道歩きよりは苦労した尾根道を下る方が面白かろうと、四ッ辻をやり過ごす。やがて間違った地点とはっきり分かるところに出た。登ってきた道は直進だが、右手にしっかりとした登山道がある。そちらへ下ると、まもなく林道に出た。登山口より右手にでるものと思っていたのに、どうも左手に出たらしい。狐につままれたような気分である。5分ほど道なりに下ると車のある所に出た。上り、75分、下り40分の小登山だったが、湖東と鈴鹿を結ぶ地域に始めて足を踏み入れたという点で満足感があった。新幹線から見える山であることはもちろんである。





下山後に登山口近辺から八ッ尾山を振り返る



金剛輪寺から西明寺まで来ているはずの女房殿と再会すべく西明寺に車を停める。しかし、受付の人に聞いても、来ていそうにない。どうしているのかと気になったが、折角なので一人で拝観する。ゆっくりする気にならず30分ほどで出る。電車で帰ったのかなと思いながら、金剛輪寺まで念のため車を進める。途中で、歩道のない国道を危なそうに歩いている女房殿と出会う。金剛輪寺で歩いて上の境内まで登り、その後も資料館などでゆっくりとおしゃべりをしていたので遅くなったという。





トップページへ      地域別索引へ     近畿索引へ      年次別索引へ