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07. 04. 08  
観音山 (剣谷・鷲林寺)


天気がよく、サクラも見頃なので、六甲マップの塗りつぶしの一環として気軽な気持ちで出かけたが、道がない所があり少し難儀することになった。


同行: 単独


コースタイ

1013 苦楽園BS、1044 剣谷へ、1107 剣谷第二堰堤、1151 登山道へ、1212-1227 展望台、1232 三叉路、1238 鷲林寺への道が右へ分岐、1242 奥池への道が左に分岐、1246 せせらぎコース(旭滝)を左へ分岐、1250 観音山(526)、1310 堰堤でせせらぎコースが左より合流、1313 観音谷第一谷止、1315 左から下山道合流、1318-1327 鷲林寺、1335 鷲林寺BS、1408 苦楽園

苦楽園までバスに乗り、剣谷へ入る。地図でははっきりと道が書いてあるが、そのようなものはない。まだ建物がない宅地を通り越して、谷へ入る。やはり道はない。コバノミツバツツジ、スミレがポツポツと。しばらくして谷をはずれて少し上に登るとなんとか道らしいものがあった。赤テープなどもある。しかし、道は荒れており、シダが繁っていて、これでは夏になると大変だろうなと思う。第二堰堤というところで、窮してしまう。堰堤を上った地点から下に降りるのはかなり危なそうである。水パイプ用に作ってある足場を少し進むが、それも密集した草むらで行き止まる。もう一度堰堤に戻ると上に登れという赤ペンキが目についた。少し登ればまた案内があるのかと思ったが、なにもない。尾根まで登りなさいという指示だったのであろうか。とにかく登るしかない。シダが斜面にも密集しており、背より高いのも多い。おまけに棘のある灌木が多く、あちこちに切り傷を作る。上にカベノ城の道があることが分かっているので、気楽だったが、40分の藪漕ぎはかなりのものだった。尾根に出て左に進むと、今歩いてきた尾根道は「剣谷サブコース(堰堤で土砂崩れのため通れない)です」という標識があった。鉄塔の下をくぐったので、カベノ城より上に出たということが分かった。鉄塔から10分で見晴らしのよい展望台にでたので、ウェストポーチに入れてきたカロリーメイトで昼食とする。谷を挟んで観音山が見えている。タムシバがあちこちにある。





観音山





タムシバが最盛期



そこを出て5分で三叉路。ゴロゴロ岳はスキップして、まっすぐ観音山を目指す。いくつも分岐があり、これを全部歩くとすると結構大変な作業となりそうである。観音山も見晴らしがよい頂上である。西お多福山、最高峰、太平山、譲葉山などが見える。あとは鷲林寺まで20分足らず。駐車場の金網の破れたところから鷲林寺に入る。下から登ろうという人には分かるとは思えない。別に登山口があるのだろう。鷲林寺は昭和に再建されたものらしいが、信長に焼かれるまでは76もの塔頭をもつ大寺院だったという。

バス道路に出ると、丁度バスが来る時間だったので、苦楽園まで乗り、駅前でうどんを食べる。夙川の川縁で花見を楽しむ人々の幸せそうな顔を見ながら、家まで50分の道を歩いた。





夙川堰堤のサクラ





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