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2006. 11. 13-14  高野山(824)


女房殿と、初めての高野山参拝。昼食を済ませてから、宿坊とした一乗院に荷物を預ける。天気がよい間に紅葉を見ようと、金剛峯寺、壇上伽藍の境内を歩く。そののち広い境内に日本歴史の有名人の墓が集まっている奥の院に参る。そののち、一人で楊柳山を歩く。翌日は、女房殿の得意な山下りを一緒にする計画を立てたが、午前中に伽藍や博物館をたっぷり歩いて疲れたので、そのまま帰るという。歴史に残る町石道がどのようなものかを知っておきたかったので、一人で歩く。


同行: 単独 

2006.11.13 楊柳山(1009)

コースタイ

1318 奥の院BS、1350 大師廟脇の分岐、1426 子継峠、1445-1454 楊柳山(1009)、1504 黒河峠、1523-1527 摩尼山(1004)、1538 摩尼峠、1545 林道へ、1552 大師廟脇の分岐、1630 一の橋

奥の院の廟を参拝した後、道を聞いてから門の脇をすり抜けて林道に出る。北に向かうとすぐにT字路になるが、標識がなにもない。案内書の記述がおかしかったこともあり、行きつ戻りつした挙げ句、安全策をとって左手の道を行く。案の定、転軸山と楊柳山の間の分岐点に出てしまう。転軸山を省略することになるが、それはそれで構わない。予定の逆コースを歩くことになった。ススキが光っている道を緩やかに上り、40分で楊柳山に着く。若干の展望があり、雪の着いた大峰山と思われる山が遠望できた。その後も、両側がおちこんだ尾根歩きなのだが、杉の植林が邪魔して全くと言ってよいほど展望がないのは残念だった。下に降りて、さきほど迷ったところに出たが、やはりT字路を右折しておけばよかったのだと分かった。17時までに宿に帰る必要があったので、多少の時間短縮になったのは却ってよかったかもしれない。時間があったので、ゆっくりと色々な人の墓を見ながら、一の橋まで歩いた。



天狗岳か 


2006.11.14 高野町石道

コースタイ

1346 大門、1435-1440 四里塚近くの展望所、1501 押上石、1513 矢立、1535 西細川小学校、1540出合橋、1548 紀伊細川駅

 出発してすぐに天狗岳と思われる山並みが見えた。非常に歩きやすい道である。町石がどの程度の間隔なのかを丁寧に歩数を数えながら歩いてみた。完全に等間隔でもない。平均が160歩で、標準偏差が25歩程度。あまり景観は広がらないが、展望台からは西側の展望が得られ、龍門山、飯盛山などが同定されたプレートがおいてあった。その左手にも顕著な山が見える。勝谷峠の北にある無名峰(P745)らしい。矢立で国道に出る。どのみち全コースを歩くことはできないので、そこから町石道を離れ、紀伊細川駅に下る最短コースとした。駅まで4 kmとの表示があった。45分で下りれば電車に間に合うと計算し、急ぎ足で下る。途中にはナンテンの木が多く、紀州の田舎らしい好ましい里であった。




天狗岳をのぞむ 


P745(左)と龍門山(右) 




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