2006. 08. 24 剣尾山
8月にどこも出かけていないというので、女房殿が急に能勢に行こうと言い出す。すぐそばにいくつも小山があるのでそれを引っかけることにする。翌日とも思っていたが、何とかなりそうなので、ついた日に登ってしまうことにする。
同行: 単独
コースタイム
1430 かんぽの宿能勢、1444 大日如来、1451 行者山(469)、1515 炭焼窯跡、1525 六地蔵、1529 月峯寺跡、1535-1600 剣尾山(784)、1625 横尾山(785)、1645-1705 見晴岩、1755 かんぽの宿
送迎バスの運転手が教えてくれた通行禁止の近道をいく。丁寧に聞いたのであるが、やはりわかりにくく、最後は鉄条網がかぶせてある門を乗り越える。すぐに案内板のある登山口にでた。まだ、夏の盛りと言ってよく、すぐに汗まみれになる。しかし、陰に入り、風でも吹くと気持ちがよい。行者山は役行者が開いた行場で、次々と巨岩があらわれ、修行をしたあとが偲ばれる。飽きない山道である。剣尾山の頂上にも巨岩がゴロゴロとしており、360°とは言えないが、ウロウロすることで、270°程度の展望が得られた。知らない山ばかりで、六甲山、三草山がわかった程度。帰ってからの整理もままならない。遅い時間のわりには、ゆっくりと休憩を楽しんだ(山座同定については、2017年に再訪したときに丁寧に検討したしたので、そちらを参考にしてください)。
横尾山を経て下るが、左アキレス腱が痛いのがたたって、早足で下りるわけにはいかない。しかし、もう暑さの峠は越えた時間なので楽になる。左手に剣尾山の尾根、右手には三草山方面などが見えるのが嬉しい。鉄塔のある見晴岩で20分を費やしたが、これは道がわからず、なんどか行ったり来たりしたため。面倒なので、登山道でないところを下りることも一瞬考えたが、軍手、登山靴、地図、長袖シャツ、GPSなどが一切ないときに、女房殿を待たせていてそんなことはできないと、引き返し、笹に埋もれた登山道を見つける。その後も、色々と分岐が出てくるが、標識が「さわやか広場」だの「小鳥のテラス」などと独りよがりなので、わかりにくい。「能勢の郷」といった基本的な目的地をどの標識にも入れておいて欲しいものである。十分の余裕をもって宿に着いた。