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6. 4. 28  高水三山 


前日はつくばでの仕事があり、この日は夕方に東京で先輩の忍ぶ会があるので、青梅線沿線の高水三山で軽ハイキングをする。


同行: 単独

コースタイ

1050 軍畑駅、1108 高源寺、1149 常福院、1154-1220 高水山(759)、1240 岩茸石山(いわたけいし;793)、1312 惣岳山(そうがく;756)、1410-1432 御嶽駅、1620 東京

つくばを予定より早く出たのに、秋葉原でゆっくり朝食をとり、東京駅でロッカーの故障があり、中央線や青梅線でも不都合があったため、軍畑から歩き始めたのは予定より40分も遅くなってしまう。5人ほどが同じ方向に歩き始める。道は立派な舗装道路だが、田舎の雰囲気が残っていて気持ちのよいスタートである。新緑や所々に咲く花であきない。いくつかの先行グループを追い抜きながら1時間で常福院。こぢんまりとしているが、すっきりとした佇まいで好ましい印象である。その裏の山頂にでると、大勢の人が昼食をとっている。もうそんな時間かと気がつき、電波塔の裏の眺めのよいところに陣取って、こちらも昼食をとることにする。馬頭刈尾根から日の出山、御嶽山、大岳山、手前の大塚山と惣岳山を経て御前山に至る山々が目の前にある。少し位置をずらすと大山や丹沢もかすかに見え、大菩薩方面も見えている。





高水山から日の出山、大岳山、御前山





新緑の先の岩茸石山



食事を終えて岩茸石山に向かうとすぐに西の方の展望も少し開けて、木の間越しに川苔山、棒の折山方面が見える。写真を撮っていると、女子中学生の二人と出会う。大勢で来ているが離ればなれになっているという。そのような小グループにその後も沢山出会い、ある男の子はひとりで心細そうに歩いている。この色々とうるさい時節に、このような自由なスタイルの遠足もあるのかと興味深かった。

岩茸石山では、黒岳、棒の折山方面をチラリと見ただけで通り過ぎたが、もう少しゆっくり眺めておけばよかったと、あとで後悔する。惣岳山への道で振り返ると高水から岩茸石の稜線が望めるところが一ヶ所あり、そのあとで惣岳山の登りにかかる前に、西側が完全に開けたすばらしい展望地があった。大岳山、御前山、大菩薩嶺、六ッ石山、鷹巣山、本仁田山、川苔山が並ぶ。本仁田山の右に見えるのは芋木ノドッケらしい。





高水山を振り返る





御前山、大菩薩嶺、六ッ石山、鷹巣山


惣岳山は神社の社殿があるだけで、展望は全くない。中学生の本隊が休んでおり、騒がしいので休まずに先へ進む。やがて多摩川を見下ろすようになると間もなく御嶽駅である。20分ほど時間があるのを確かめてから、多摩川の橋に行き、川ののどかな景色を眺めながら、買ってきたビールで喉を潤す。中学生の一行は、帰りの電車に乗るのも三々五々のようであった。





御嶽駅のそばの多摩川






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