2005. 06. 10 とかが尾山・鉢巻山
地図にある芦屋の道路の完全踏破も間近になり、奥池近辺の道路と登山道を何本か残すだけとなった。まずバスで奥池まで上り、いくつかの残された道路を歩いた後、芦有道路を少し登って左の山道に入る。ちゃんと標識がある。
同行: 単独
コースタイム:
0812 奥池、0825 とかが尾山への登山口、0837 西宮境界標識、0900 西へカーブする地点で藪へ入る、0909-11 とかが尾山?(〜720b)、0915 登山道に戻る、0920 展望台との三叉路、0933-39 広場、0955 角の所から藪へ、1015-25 鉢巻山(〜810b)、1031 白山神社入口、1053-57 白水峡を見下ろす地点、1108-35 一軒茶屋、1210 三叉路、1225 土樋割峠、1237-44 東お多福山入口、1335 ユートピア芦屋経由で奥池、1422-25 あそびの広場、六甲ハウス経由でゴロゴロ岳、1436 刻印石、1439 右手に平坦地、1442 鉄塔の下の分岐点で前山の方向に、1446-58 刻印石の多い展望のよいところ、1520 芦屋霊園分岐(高圧線の少し下)、1525 柿谷への分岐、1534 前山の水道施設、1550 山手町上の三叉路、1615 阪急芦屋川
とかが尾山が登山道から離れているので、注意しながら登るが、結局よく分からない。登山道が西へ方向転換する辺りで、右手の笹薮に入る。夜露にぬれていて嫌な感じだったが、入ってみると歩きやすいと言ってよいほど。やがて尾根に出て、少し左手に行くと、ピークらしきものがある。標識はなにもないが、コンクリートの昔のトイレのようなものと赤と白のテープが3つあったので、これを頂上とした。戻って登山道を西へ進むとやがてICまで200
mとの標識がある車道にぶつかる。その横は広い広場になっており、左に行くと林山と案内があるが、入口は分からなかった。車道横の登山道をなおも進むと、今度はとうとう車道を歩きなさいという場所にでる。そこは鉢巻山に登るため、車道を少しだけ戻って、登りやすそうなところから藪に入る。高みを目指せばよいので訳はない。やがて頂上とはっきり分かるところに到達するが、なんの目印もない。360°という訳には行かないが、それでもとぎれとぎれに周りがぐるりと見渡せ、西お多福、六甲、水無、太平、さらには西宮、芦屋、神戸が見える。西側に下りると車道まではあっという間だった。少し車道を歩くと白山神社への登山道となる。ドウダンツツジの落花で道が赤く染まっていた。一軒茶屋で以前と同じようにビールを飲んで、丼物を注文する。外にはかなりの人が行き来しているが、中で食事をする人はいないというのも前と同じである。
この日は最高峰に立ち寄らず、七曲りを下る。ここは非常にいきとどいた歩きやすい登山道のようである。時間も早かったので、登ってくる何人かの人とすれ違う。二つの沢の合流点が交差点になっている。一つの休憩ポイントらしく、数人が休んでいる。顔と手を洗っただけで、すぐに土樋割峠を目指す。左手に小沢がしばらく続き、お茶を飲むくらいには使えそうである。すぐに右手に急カーブすると4つ辻の峠となる。直進すると蛇谷に沿って下りるようになる。ここでもまずまずの水にありつけそうである。東お多福山への分岐を越えて進むとすぐに奥池の住宅街に出る。もどって東お多福山の方向に進み、まだ歩いていないユートピア芦屋の街路を歩いてから、BSにでる。これで奥池の町並みはすべて足跡を印したことになる。
もう一度、朝に登った地点まで道路を歩き、反対側の奥池への道に入る。通行止めの印があったので、左手に進むが、観音山の方に行く道らしい。今日は西宮を歩くつもりはないので、もとの通行止めまで戻り、奥池を目指す。やがてさびれている「遊びの広場」に出る。奥池周辺の歩いていない道を終えてからゴロゴロ岳に向かう。イモリ池のサギスゲを柵の外から見る。柿谷への道を途中まで行き、高圧送電線鉄塔のところで前山公園への道をとる。そこを過ぎてからかなりの数の大阪城刻印石が転がっている。その一つに甲陽学院の方向が見張らせる石があったので、急ぐこともないので少し下界を見下ろして休憩とする。松が一本岩の上に生えており、ちょっとしたスポットである。前山公園の西にもう一本道があるような地図があったので、配水池の上で西側の道を進んでみたが、どんどん登っていくので、これは登山道のようだった。あとは阪急の駅前に預けた自転車を受け取って帰宅。今日もかなりの花に出会えた。ウツギがあちこちに咲いていたほか、マルバアオダモ、ベニドウダン、コアジサイ、イワツクバネウツギ、スイカヅラ、ヤブウツギ、エゴノキ、ノイバラ、ハナニガナ、ヤマボウシ、サギスゲ、ネジキ、オオバヤシャブシなど。
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