2005. 05. 15 音羽山
女房殿が留守になるので、急に思い立って京都国立博物館の曽我蕭白展(最終日)とひっかけて小登山を試みる。展覧会が大変面白かったので、出発が遅くなってしまう。
同行: 単独
コースタイム:
1413 京阪大谷駅、1505-17 音羽山(593b)、1545 牛尾観音、1625 高塚山(485b)、1645 横嶺峠、1656 醍醐山(454b)、1700-13 上醍醐五大堂、開山堂等、1810 府道242、1848 東御蔵山BS
蝉丸神社の前を通り、国道1号線を跨いで越えるとすぐに気持ちのよい山道となる。途中で少し琵琶湖が見えるがほとんど展望のないまま頂上に達する山城北線の送電鉄塔が立っている。あいにく霞んではいるが、それでもポンポン山あたり、愛宕山あたりもなんとか見える。大文字山、京都東IC、比叡山、琵琶湖は近いのではっきりとしている。南側に向かう送電線の先千頭ヶ岳、西千頭ヶ岳が並んで知る。その右にはこれから歩く高塚山などの知らない低山が見え、山崎方面は見えない。それでも京都大阪間の新幹線から音羽山が見えることだけは間違いない。京都以東では無理であることもほぼ間違いないであろう。牛尾観音から桜ノ馬場にかけて車でピクニックに来ている人たちが楽しんでいる。マルバアオダモ、モチツツジなどが咲いており、モミジの赤い新芽が目をひく。そこを通り過ぎると人の気配は全くなくなる。道標などはなかったが高塚山への道も分ったので登っておく。
車道を歩いて到着した横嶺峠には車が2台あった。足元のおぼつかない老人が下ってきたので分ったが上醍醐への最短距離であるためだった。醍醐寺はさすがに立派な伽藍である。開山堂からやはり霞んでいる山崎方面を眺めたのち、一路醍醐寺をめざす。ところが社務所の中を通り抜けたのがまちがいのもとで、西に行くべき所を南に下ってしまう。地図も磁石も持っていなかったのが失敗だった。宇治市に入ってしまい、茶畑のある炭山集落に達したあとの車道歩きが長かった。どこを歩いているのかの見当が全く付かないまま、出合う人に教えられるままに歩いた。東御蔵山バス停から六地蔵という初めてのJRの駅に行き、帰途についた。醍醐寺の堂宇群を訪れ損なったのが大変残念だった。
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