2004. 6. 4 行者山
定年後も期待はずれの忙しさで、一向に山に行く機会を作れない。3日に東京で仕事があり、5日に横浜で同窓会があったので、その隙間に宝塚の逆瀬台にいる父親の様子を見るために関西へ行く。そこで泊まり、翌朝にこれまで2度行ったものの、未だにはっきりと頂上を踏んでいない譲葉山を目指す。
同行: 単独
コースタイム
725 譲葉橋BS、751 行者山・光ヶ丘の標識、810-815 435mで行き止まり、837 標識のある分岐点、843 縦走路と行者山の分岐点、850-852 行者山(415)、855-900 展望台、906-910 行者山東観峰、945 逆瀬台
宝塚高校まではバスに乗り、そこから歩きはじめる。登山道に入り、最初の分岐で左に折れたのが間違いで、だんだん道が消えていき、20分で行き止まる。最後は、もろい花崗岩をよじ登るが、危険を感じたのでやめてしまう。以前にもあったパターンである。その地点からは甲山、深谷貯水池、阪神間の市街地、さらには葛城山方面が霞んではいるものの見ることができた。退職記念にもらったナビゲータをはじめて使ったが、詳しい地図をインプットしていないせいもあり、もう一つありがたみがない。道がないところでも軌跡が残るので、ある程度は来た道をたどって戻っているということは確信できた。また、高度や方角は正確に出るので、これまでの高度計、磁石が必要でなくなるという利点はある。
もとの分岐に戻り、そのまま帰るのも癪なので行者山から光ヶ丘の方へと足を進める。行者山にはすぐについた。それを通り越したところで、素晴らしい眺望が得られる。目の前の行者山東観峰が少し邪魔だが、ほとんど遮るものがない。行者山東観峰行くとさらに展望はよくなる。後の六甲の頂上も見えるようになる。デジカメの電池が切れてしまったので最高の眺めは記録できなかった。光ヶ丘や青葉台にも下りることができるが、逆瀬台にも下りることができることが分ったので、そちらを取り、高校のすぐ下の団地に飛び出す。大変気持がよい道で、また行ってみたいと思った。しかし、父が逆瀬川を引き払うのも遠くなさそうなので、機会はないかもしれない。
行者山付近からの深谷貯水池・甲山の展望