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3. 08. 06  社山 


職場の旅行の2日目に有志でハイキング。コンビニで昼食と飲料を仕入れ、車の少ないイロハ坂を登る。明智平ではガスが立ちこめ、華厳の滝を見ることができない。中禅寺湖畔に出ると薄日が射してきて、男体山もなんとか頂上まで望めた。


同行: M、O、Y氏

コースタイム

0803 日光の宿、0846 歌ヶ浜駐車場、0922 狸窪、0945 阿世潟、1000-05 阿世潟峠、1055-1130 社山(1827b)、1200 阿世潟峠、1245 半月峠、1310 狸窪、1320-45 大休止、1355-1405 旧イタリア大使館公園、1416 歌ヶ浜駐車場

立木観音堂前の歌ヶ浜からは車が入れないようになっており、予定外の道を歩かされることになる。モミジの頃にはさぞ素晴らしい散歩道になると思うが、この季節でももちろん悪くはない。時々林の中から湖畔に出られる所がある。男体山は見え隠れの状態、社山も一度だけ見えたが、あんな遠くまで歩くのかという感じであった。




中禅寺湖畔から社山




中禅寺湖畔から男体山


阿世潟からはあっという間に峠に出る。なんの展望もないが、半月山方面が少しだけ望める。南の斜面はかなり荒れている。少しだけ休憩して、社山に向う。途中薄紅色の花を沢山付けたツツジ科の灌木に出会う(ホツツジかミヤマホツツジ)。この日見たホツツジ以外の植物は、ギボウシ、クモマニガナ、オンタデ、オヤマリンドウの蕾。頂上ではかなりブヨが飛び交っており、うるさいので雨具のズボンをはいて防御する。足尾側はかなりの木が立ち枯れた状態になっており、それを絡めて立ち上ってくる霧が涼しい。足尾鉱山の鉱害と思っていたが、あとで岳人のバックナンバーを見ていると東京の排気ガスが酸性霧となってこの辺り一帯を覆うためとの説明があった。そう言われれば足尾の影響が今日まで尾を引いているというのは変かもしれない。昼食をしてしばらく静かな時を過ごす。




ミヤマホツツジ




頂上への登り




頂上の枯れ木群



阿世潟峠までの下りも快調に歩き、全員問題なく半月峠への道を行くことに賛成する。しかしこの道は結構長かった。やっと傾斜がゆるみ、半月峠まではすぐと思われる平坦地に出たところで休憩。半月峠まで下りた段階で、半月山に行くか下るかを考えたが、ここで下らないと他のグループとの約束の時間に間に合わないので狸窪へ向けて下る。登りに比べてかなり距離はある。湖畔に出たところで時間もあるので大休止する。湖水で体を洗ったり、体を横にしたりとゆっくりした気分。イタリア大使館別荘公園もついでに覗いていく。質素な建物ではあるが、壁が木造でできているのが落ち着いた風情を醸し出している。借景はもちろん抜群。そこから歌ヶ浜駐車場まではすぐであった。週日で、人気の山というのでもないのに合計3グループに出会った。さすがに都会の山である。



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