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01. 5. 6  
賤ヶ岳

ギックリ腰が出たので心配しながらだったが、連休を利用して、仙台から関西まで車で出かける。5/3は高岡の瑞龍寺を見学したあと、松任に泊まる。5/4は、現存する最古の天守閣という丸岡城を見た後、女房殿は行ったが自分は行っていない永平寺に行く。その間、女房殿は竹人形の里見物。昼食後、栃ノ木峠を越える北国街道で木之本へ出る。渡岸寺の十一面観音を見る。期待を裏切らない優美な姿。この夜は姉妹の夫婦と合流して琵琶湖畔の深浦で夕食をすることにしていたが、少し時間があったので小谷城址へ行く。山王丸跡まで30分ほどのハイキング。霞んではいたが眺めもよい。思いもかけず、小谷城址で4人に出合い、そのまま一緒に車を深浦まで走らせる。食事の前に暮れゆく湖畔の道を小一時間散歩。5/5は神戸で息子の新婦を親戚の人に紹介する披露宴。その後、息子夫婦と共に彦根で墓参。二人とは彦根駅でわかれ、女房殿と余呉湖荘に泊まる。余呉湖荘まで行くと、うまい具合に賤ヶ岳への登山道がすぐそばにあったので、翌日の朝食前に登ることにした。


同行: 単独


コースタイ

0603 余呉湖荘、0620 飯ノ浦への分岐、0636-52 賤ヶ岳(421)、0719 余呉湖荘

ムラサキケマン、ノイバラ、ナルコユリを見ながら杉林を登る。しっかりと踏まれており、歴史が刻まれている道という意味で、比叡山の雲母坂を思い出す。朝日が差し始めており、気持ちがよい。まっすぐ行けば飯ノ浦、左に登れば賤ヶ岳というT字路。そこを過ぎると7分咲き程度のサイゴクミツバツツジが小さな群落を作っており、チゴユリもかなりある。少し傾斜がゆるんだと思うとすぐに頂上に出る。リフトがすぐ近くまで来ているので日中はさぞ大勢の人が来るのであろう。この時間は誰もいないので、展望を独り占め。琵琶湖側、伊吹側、余呉湖側となかなかの景観であるが、かなり霞んでいる。少し残念とも言えるが、春らしくていいとも言える。合戦の模様を描いた説明書きがあり凄惨な戦だったことを偲ぶ。戦いに疲れた武者の像があったが、名もない武者を題材にしたものは珍しく、力作だ。コルセットをはめて腰を心配しながらの山だったが、下りも大丈夫で、回復したらしい。





登り道


武者の像


琵琶湖


余呉湖






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