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01. 1. 25  
比叡山

前日に京都で打ち合わせの後、遅くまで飲んでいたが、この日の仕事がはじまるのは11時。それまで時間を利用して、比叡山に登る。子供の頃にケーブルを使って登ったことがあるが、歩いて登った記憶はない。


同行: 単独


コースタイム

0655 叡山電鉄修学院駅、0705 雲母坂(キララ)登山口、0744 四差路(高圧線下)、0806 千種忠顕碑、0816 ケーブル上駅、0835-43 四明岳(838)、0855 大比叡(848)、0938 四差路、1000 赤山禅院近くの民家、1015 修学院駅

雲母坂登山道から登るが、これが昔からの道で、親鸞や法然なども歩き、荒法師どもが京へ駈け下ったりした道ということでひときわ感慨深いものがある。雲母の名前の由来である花崗岩の道が続き、歴史の重みか雨水のためか、すり減って溝状になっている。




溝状の雲母坂



高度差150m程の急坂を登ると傾斜がゆるみ、それまでずっと一緒だった修学院の柵とも別れる。高圧線の所で、地図にはないが赤山禅院の方へ下る道を分ける。雪もかなり頻繁に現われるようになり、傾斜のきついところで氷になっていると少し煩わしい。やがてケーブルの駅に飛び出し、道も広くなってスキー場へと導かれる。ロープウェイの駅の四明岳では工事中で奥に行くのも止められるが、少しだけ立ち入りを許してもらい、かすんでいる大津方面や比良方面を眺める。最高峰の大比叡を目指すが全く案内はない。大駐車場の奥の高みが大比叡であろうと、小雪の降り始めた中を見当をつけて登るが、朝日放送、読売テレビの中継所があるだけで、何の標識もない。しかし、多分ここが大比叡であろう。下りはケーブルも考えたが、時間もピッタリと合わなかったので歩くことにする。四差路から赤山禅院の方へ下る。すぐ沢沿いの主に杉林であるが広葉樹も多い気分のよい道で、趣が違ったのでよかった。なぜか倒木が目立つ。下りてから赤山禅院や鷺森神社にも寄りたいところだったが、時間がなくてまっすぐ帰る。





四明岳から比良連峰を





琵琶湖を見下ろす




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