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2000. 08. 07 Ben Nevis (1344b)
Edinburgでの仕事あと、しばらく長目の休みをとって女房殿とScotlandを巡った。連合王国の最高峰であるBen Nevisに登ることを計画に入れたのはもちろんである。女房殿は、近くのFort Williamsで過ごすというので、Glen Nevisの河畔にあるYouth Hostel近くの登山口まで送ってもらう。
同行: 単独
Loch LinnheからBen Nevis |
Fort Williamsに近づいて Ben Nevis |
コースタイム
0835 Youth Hostel際の登山口、0850 三叉路、1120-35 Ben Nevis、1310 三叉路、1325 Ben Nevis
Inn
早めに出るかどうかで少し迷ったが、やはりしっかりと朝食を済ませてから出かけることにする。あいにくの天気で、渓谷も山も何も見えない。これがScotlandなのだ。この天候では時間がかからないだろうからと1330を待ち合わせ時間とする。小・中学の男の子をつれた父親の3人連れと同時にスタートする。しばらくして、上のシャツを脱いだときにコンパスを見失ったが、しばらくして背中に引っかかっているのが分かりホッとする。
40分ほどするとGlen Nevisの支流が右手に沿うようになる。対岸を流れ下る滝が何とか見える程度の視界である。Heather, Buttercup,
Harebell、ウツボグサ、シロツメクサ等が見られる。しばらくすると雨が無視できない程度になってきたので、Tシャツの上から雨具を着る。よく整備された登山道が急に高山帯に入ってきたなと思うまもなく、展望台のようになっている岩の所で道がなくなる。間違ったかと立ち止まり、地図を見る。カナダから来たという若い男がやってくるが、彼も自信ないという。まもなく例の親子がやって来て、なんの躊躇もみせずにガレ場を登っていく。続いて途中で追い抜いたよく知ってそうな男女の2人連れも、やはり迷わずそれに続いて行く。方向もおかしくないので、帰り道の目印を確かめつつ後に続くことにした。しばらくすると正道にでて、カナダ人と一緒に登っていく。わずかではあるが道の横に残雪があった。英国の最高峰である頂上には立派なRefugeもあり、テントを張った人や何人かの先着組もいた。
Ben Nevisへの道 |
Ben Nevis頂上 |
Ben Nevisへ登る人々が小さく見える |
Ben Nevisへ登る親子 |
雨の中で立ったまま、パン、ハム、チーズを詰め込み、約束しているので先に降りると言うと、カナダ人も一緒に降りると言う。下り始めてすぐに急に温度が下がってきて、以前のBen
Lediでの経験を思い出す。そのうち下から次々と登ってくる人に大勢出会い、さすが最高峰と、人気のほどを知る。そのうち、雨も小降りになり、またシャツ1枚になって下る。間違った所に来たが、間違ってやむを得ないような立派な脇道になっていた。約束の5分前に下山できた。少し着替えたり、食堂でビールを飲みながら昼食の残りを食べたりしたので、出発は1400となる。その後Glencoeへ足を伸ばしたが、もちろん歩く時間はなく2ヶ所で止まって雨に煙る山々を見上げただけであった。晴れなかったので即断はできないが、登るとすればBen
NevisよりはGlen Coeの山の方が魅力があるかも知れないなと感じた。次回の楽しみとすることにする。
Glen Coe |
Glen Coe |
Glen Coe |
Glen Coe |