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2000. 08. 06 Skye島ハイキング
Edinburgでの仕事あと、しばらく長目の休みをとって女房殿とScotlandを巡った。Ben Nevisに登る前々日に可愛らしいSkye島に渡り、小ハイキングを2つ試みた。
同行: 女房殿
コースタイム
1053 Quiraing(543)登山口駐車場、1140 折り返し地点、1220 駐車場、1345 Sligachanの駐車場、1410-1415 折り返し地点、1435 Sligachan
Portreeの可愛らしいB&B Almondbankを出発し、Old Man of Storrを経由してQuiraingに向ったつもりが、A87をそのまま北上してしまい、Uigについてしまう。やむを得ずそこからQuiraingに向かうが、それも間違ってしまい半島の北端を回ってしまう。そこも行きたかったところではあるが、Quiraingを逃してはとあせってしまい、ろくろく景色を見ないままやっとのことで目的の峠に着く。
徐々に天気がよくなり、絶好の散歩となる。ゆっくりとあまり傾斜のない道を少し歩いただけであるが、たいへん変化のある楽しい道であった。右手はゆったりとした緑の草原、左手はゴツゴツとした岩の壁にときどき流れ落ちる滝、前方には鈍く光る海が徐々に角度を変え、やはり景色を楽しむには歩かねばと思う。小さいウツボグサ、深紅のヒース、50-80 cmにもなる直立したアザミ、小さな白い菊科の花、バターカップなどが所々に咲いている。東側に回り込み北側の断崖状の壁が見えたところで終わりとする。頂上は543mだが、多くのハイカーもそこまで行かずに引き返しているようだ。上の急ながれ場、下の平地、あるいは南側の台地へと皆思い思いに楽しんでいる。2時間足らずであったが、女房殿も大満足。
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QuiraingからMacleod’s Tablesといわれる台形状の山々を見るため西海岸に出る。昼食もろくにとらないまま、Sligachanに向かう。徐々にCuillinの山(993m)が大きくなり迫力がある。頂上は雲の中であるが、前日の全くの視界ゼロに比べれば幸せそのものである。Sligachanで店をぶらぶらするという女房殿と別れて、運動靴だけで散歩に出かける。
全く予備知識がなかったのであるが、Loch Coruisk方面という標識にしたがって南の方向に歩き出す。前方には広々とした草原が広がり、少し離れた右手には川が流れ、まわりを独立した峰が取り囲むといった構造になっている。右手215°に3つほどの峨々とした連峰、正面150°にピラミッド状のすてきな山、左手60°にはすり鉢状の特徴ある山、それらの間にもいくつかの趣の違った山があり全部で10を越えるピークを数えることができる。久住の法華院のあたりと似ている。標高はこちらの方がずっと低いのであるが、山々には個性と風格がありとてもすばらしい。ワタスゲがちらほらと咲いている。引き返すにはとても惜しい気分であったが約束の時間に戻る。女房殿は大した店もなかったのでホテルで昼食をしたという。
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