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1998. 10. 24  袈裟丸山  


桐生での仕事を終えて、小中で一泊。翌朝宿の人に大滝まで送ってもらう。奥さんも紅葉の程度をチェックするために付いてくる。


同行: 単独


コースタイム

0617-30 小中大滝、0735 郡界尾根登山口、0755-0805 八重樺原、0945-55 後袈裟丸山(1908)、1020-32 前袈裟丸山(1878)、1110 小丸山、1145-50 賽ノ河原、1225-35 寝釈迦、1310 塔の沢登山口、1405 沢入駅

小中大滝はかなりの立派な滝で、それも近くから眺められるのでよかった。紅葉の最盛期にはさぞ映えることであろう。100名瀑に入選していい位。大滝を見た後、なかなか美しい小中川に沿った林道を小雨の中歩く。ときどき堰堤で興趣がそがれるが。3頭のニホンシカの家族に出会う。少し急坂を登り白樺とササの美しい平坦地に出てから朝食を簡単に済ませる。その後もゆるやかな道がつづき一向に高度が上がらない。ぬかるみに多くの鹿の爪跡が残っており、ケーンという鳴き声も聞こえる。「奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の...」の踏み分けているのは鹿ではなくて、作者なのかなと思ったりする。コメツガとシャクナゲの中を後袈裟丸山の頂上に達するが、眺望はもちろんない。天候がよくてもそれほどではないかもしれない。八反張のコルは風化が激しく通行禁止という立て札が立っている。役所の責任逃れのためのものなので、気にしないで通りすぎる。前袈裟丸は、晴れていれば多少の展望はあるかもしれない。下り道で2組の登山者に出会った。沢入からの登りも大変だろうなと同情するほどの長い下りだった。ただ、賽ノ河原、寝釈迦、相輪塔などと、いろいろの変化があるので慰められる。沢入に降りると、昨日小中で調べた時刻表から推測していた汽車がなく、1.時間半も時間ができてしまう。缶ビールと昼食用の缶詰などで腹を満たした後、駅前にある「陶器と良寛書の館」を訪れる。資産家の寄付をもとに作ったもので、それなりに楽しめた。






シラカバ林
 


尾根道





 


後袈裟丸山




前袈裟丸山
 


賽の河原から前袈裟丸山


 


寝釈迦像
  





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