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1996. 5. 9-10 黄山 (安徽省)



黄山市であった会議に出席したあと、エクスカーションとして黄山に登る。 


同行: T氏、S氏、Z氏。


1996. 5. 09 上海から黄山温泉へ


この日は、会議の参加者ほぼ全員が、ロープウェイで北海まで登り、始信峰と獅子峰へ散歩する。いずれも視界はよくきき、前回来たときによく分らなかった地形が理解できた。とくに獅子峰からの眺めは息を飲むようなものだった。猿子覗海もはじめて見えた。人が多いのと団体行動なので、ゆっくりできないのが惜しかった。


1996. 5. 10 北海から黄山温泉へ

コースタイ

700 北海賓館、745 飛来石、815 光明頂、925 蓮花峰(1864)、1030-1130 玉屏楼、1135 蓬莱三山、1220-1235 天都峰(1810)、1340-1350 半山寺、1430 慈光閣

翌日の日の出は大してよさそうでなかったので、朝飯前の散歩は自重する。他の人達と別行動をして、一足先に4人だけで縦走に出発。ガスはなく視界良好であるが、ガスがないのも淋しいと贅沢なことをいう。拝雲亭と飛来石の間で右下に見えた谷間がすばらしい。また、光明頂の手前で右手に登った飛来峰から見た石柱峰、石人峰の方向の眺めが予想以上によかった。

光明頂からは蓮花峰と天都峰がよく見えた。混雑しているので早々に先へ進み、鰲魚峰で写真を取り合う。その後5元払って、前回スキップした最高峰の蓮花峰に登る。1000段の階段があったらしいが、ほぼ休憩無しで上がってしまう。上は全くのガスの中であった。同じ道を下って、すごい重さの荷物を背負う苦力や、すごい速度で駆け下る駕篭担きの力に感心しつつ玉屏楼につく。果物や菓子を食べて少しホッとした後、やはりここで食事をしておこうということになり、食堂で冷菜、肉絲野菜、搾菜スープといった簡単な料理をとって腹ごしらえした。これは正解だった。窓から見ているとガスの切れ目から時折天都峰への垂直に近い登り道が見える。


少し下って蓬莱三島に至るが、すでに膝が笑いはじめ、先が思いやられる。天都峰頂上はガスの中。縁結びの多数の錠前が結びつけてある。天都峰への登りは苦もなく終わったが、下りは大変。半山寺を過ぎたあたりから、膝がますます痛くなり、皆よりかなり遅れた。自分のペースでは歩き続けられたのでまあまあ。庄君が気を使って一緒に歩いてくれる。車道が通じている慈光閣に着いたのは予定より30分早い2時半。買い物などをしながら、約束の駐車場に着いたのは45分頃。しかし、予約していたタクシーは別の客を乗せて行ってしまったとか。電話で探してもらったが分らないので、別のワゴン車をチャーターして黄山市屯溪まで下る。240元。タクシーの予約や変更も中国人のZ君がいたからこそ。

全般的に前回とどちらがよかったかというと、やはり完全に霧の中だった前回かなという気もする。




雪中送炭



飛来石

 

 

天都之路



 


 天都之路



迎客松 




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