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2023. 12. 13  風吹岩、七兵衛山、打越山



この日は、久しぶりに、奥高座谷をつめ、プロペラ岩、黒岩、ウグイス広場、五分岐、アカシヤ尾根という懐かしい道を辿る予定にした。高座谷が立ち入り禁止になっているという情報もあったが、詳細がはっきりしなかったので、とりあえず出かけることにした。

 

同行単独

コースタイム

0917 山芦屋公園、0941 高座ノ滝、0950 高座谷入口(T-1)、1020 仁川連絡線37、1038 新神戸線17、1053 高座谷下り口、1059-1115 風吹岩(437b、新神戸線16)、1026 横池雄池、1036 横池雌池、1154-1240 新神戸線14、1246 七兵衛山分岐、1300 七兵衛山(462b)、1309 打越峠、1323 打越山(480b)、1408 金鳥山分岐、1424-30 山の神、1450 岡本住宅地、1458 八幡神社(甲南線2L)、1508-14 阪急岡本駅、1516 芦屋川駅、1526 山芦屋公園

いつものように、山芦屋公園に自転車を置き、高座滝を通り過ぎ、ロックガーデン中央稜とのT-1分岐に着くと、やはり高座谷には全く入り込めない。どの部分が歩けないのかという地図があったが、広域地図だったため、詳細が読み取れなかった。T-1まで戻らずに登って行く道があったので、ひょっとしたら途中で谷に下りることができるかと考えたが甘かった。しばらくして中央稜の道に合流し、そのまま上へと登らざるを得なくなった。前回この中央稜を歩いたのは、4年前に有馬から自宅までの山行のときに上から下ってきたとき。以前のようにスタスタ歩けなかったので、この齢になると避けた方がよいコースかなと感じた。この日も気が進まなかったが登りだとそれほどの問題はなかった。とはいうものの、すべてのハイカーに追い抜かれたのも事実。この日は週日というのに実に沢山の人と出会い、いつもの山と全く様子が違った。それほど人気があるということだ。

仁川連絡線37から地獄谷に下りることも考えたが、折角だからロックガーデンを歩いて登るのもよいかと、前に進む。いくつかのポイントで下界の展望が得られた。金剛山がやや霞んでいるが、葛城山、二上山ははっきりしていた。万物相からの道と高座谷への道の四辻にも立入禁止の札が架かっていた。風吹岩にも大勢の人が入れ替わり立ち寄っていた。コースを変更したことを留守宅に知らせようと何度か電話をしたが、通じなかった。



高座谷への入口




生駒、大阪方面の展望




風吹岩近くの四差路にも警告板




風吹岩の上から


風吹岩からどこへ行こうかと迷ったが、久しぶりに七兵衛山、打越山から八幡谷へ回るのもよいかと、横池の方へ進むことにした。雌池の静かな雰囲気はなかなかよい。陽があたった対岸の木の幹が池に映って、東山魁夷の絵を見るような感じだ。七兵衛山へ向かういくつかの分かれ道には丁寧な道標が立っているので、地図がなくても苦労なく歩けただろう。YAMAPは生きていたので、問題は全くなかった。途中で、ふと右手を見ると送電鉄塔が立っていた。以前になんどか歩いているが、すぐそばに立っているのに全く気が付かなかった。入って行くと、鉄塔のところから六甲の稜線が一望できたのには驚いた。ナカミ山の近くの展望岩なども悪くないが、ここは遮るものがなく、西から北にかけての眺めが得られた。おそらく最高の展望ではなかろうか。ここで、ながめを楽しみながら昼食とする。



横池雄池




横池雌池




予想していなかった新神戸線No.14鉄塔



No.14鉄塔からガーデンテラス、最高峰など


七兵衛山には打越峠から往復するのがもっとも簡単ではあるが、東の方から回り込む方が変化に富むかとそちらに進む。木柱に七兵衛山と彫られた登り口のそばには、立派な休憩所があった。以前にはなかったはずだ。登り始めるとしばらく途絶えていたハイカーの姿を見かけるようになった。結構人気があるらしい。大きな木のベンチのある山頂は以前のままだった。六甲アイランドの手前の3本の高層ビルの右端は東灘区役所。そこから打越峠へ下り、打越山に登って行く。以前に来たことがあるが、全く記憶に残っていない。山頂に着いてもなにも思い出せなかった。展望はなく、大阪方面がチラリとみえた程度。



七兵衛山入口に休憩所




七兵衛山山頂




七兵衛山から六甲アイランド




打越峠にもいくつもの施設が


ここからの下りは大文字山を経て住吉川に出るものと、森林管理道を経て八幡谷に出るものがある。うんと前に、八幡谷を歩いて森閑とした雰囲気を気に入ったように覚えていたので、是非再訪したいと風吹岩をでるときから楽しみにしていたが、どうも記憶違いだったようで、今回歩いた八幡谷ルートというのは谷から50bほど高い所を歩くもので、谷に出会ったのは、山の神が鎮座しておられるところだった。橋が架かっており、金鳥山への道が始まっていた。谷を覗いても、とても楽しく歩けそうな感じはなく、その後もいくつかの大きな堰堤があったり、狭くて深いゴルジュ状の谷があったりしたが、そこを通過した記憶もない。山の神から住宅地に出るまでに20分ほどかかり、そこから岡本駅までも20分かかったのはやや意外だった。途中の八幡神社の境内の隣に、甲南線2Lという見たことのない名前の送電鉄塔が立っていた。



これも期待していなかった仁川連絡線No.43




山の神の祠か?




八幡谷の対岸に一軒家




八幡神社境内から甲南線No.2L鉄塔



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