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2023. 04. 27  布見ヶ岳、布見竜王山



S氏が体調を崩していたが、なんとか歩けるというので、久しぶりに軽ハイキングに誘った。

 

同行S氏

コースタイム

0850 西谷の森公園口BS0907 西の谷入口、0955-1005 布見ヶ岳(366b)、1027 清之瀬橋分岐、1036-45 六角東屋・ビオトープ、1116 登山道、1125-1200 布見竜王山(368b)、1209 東の谷管理棟分岐、1212 六角東屋分岐、1217-57 展望台、1313-23 峠の東屋、1334 保与谷池、1338-1415 東の谷管理棟、1445-52 松葉屋BS

武田尾駅からのバスを下りて10分ほどで西の谷の入口に着き、布見ヶ岳に向かう。道路の向こうに布見ヶ岳が見えている。2度ほど防獣ネットを越えて公園の外に出る。公園内の案内は至れり尽くせりだが、一旦外に出ると分かりにくくなると皆さんが言っておられるように、少し分かりにくい所もあるが、無難に尾根に出ると、あとはまぎれることはない。頂上に着くと正面に羽束山が頭だけ見せている。そしてその手前に千刈水源池の湖面が見えていた。何となく左手にあるものとばかり思いこんでいたので、意外だった。いずれにせよ、池の姿を見たのはここだけで、それも木の間からごく一部が見えただけだったのは残念だった。

小休止のあと北に進み、途中で右折して公園の方へ行く。どこで曲がるかがはっきりしなかったので少し気をつけて歩いて行ったが、分かりやすい三差路だった。下って行くと右手に西の谷の開けた原が見えてきて嬉しくなる。六角東屋へ向かい、さらにビオトープのある所まで足を延ばす。アオサギが餌をつついているのどかな場所。希少種のサクラバハンノキの保全林がある。数十本だけのこじんまりしたものだが、なかなかよい雰囲気の林だった。そこから引き返す。



西谷の森公園への道から布見ヶ岳




布見ヶ岳頂上から羽束山




西の谷上部




西の谷ビオトープ

昼食をとるのに最適な六角東屋だったが、時間的に少し早すぎるので通り過ぎて展望台の方に進む。幅広い新緑の道が続いている。道標のある所まで行って竜王山に向かう予定だったのに、途中で道が右手にカーブしていくので、竜王山から外れて行くと思い、左手の怪しげな所に足を進める。実際にはショートカットしたことになるのだが、時間的にはかなりのロスだっただろう。しかも、この辺りでYAMAPの軌跡が取れなくなる。YAMAP依存症なので困ったことになったと思ったが、空が見える上の方によじ登って行くと登山道に出た。そこから10分ほどで布見竜王山の山頂に着く。屋根に覆われた小さな祠がある。昼食をとりながら、S氏のYAMAPを起動するように頼んだが、使ったことがないので起動できないという。そのうち、自分のYAMAPが回復したので一安心する。

昼食後、同じ道を下るが、沢を登りつめた所も気が付かないくらいで、天狗松への分岐を見逃してしまった。行き過ぎてから気が付き、大したことはなかったので引き返すことも考えたが、なんとなく面倒になり、天狗松はパスすることにする。すぐに公園内の道標に着く。竜王山まで270b、展望台まで150bとある。展望台に向かうとすぐに六角東屋まで680b、展望台まで110bという道標があった。六角東屋からこの道標を経て、先ほどの道標から竜王山に向かうのが正解だった。それはともかく、最も楽しみにしていた展望台に向かう。期待を裏切らない素晴らしい展望が、文字通り360°にわたって広がっていた。布見ヶ岳から時計回りに、有馬富士、羽束山、大船山、布見竜王山、古宝山、大峰山、六甲連山、大岩岳などがすぐに目につき、それ以外にも目を凝らすと、千丈寺山、愛宕山、三国ヶ岳、昼ヶ岳、高岳、剣尾山、小和田山、雨森山、妙見山等々も見える。時間を持て余しそうだったので40分も飽きずに眺めていた。帰宅後に丁寧に同定したものを別ページに示す。地形図に山名が記載されているものでは32峰が同定できた。そのうち登っていないのが6峰あった。

その後、馬の背と言われる尾根を下って行く。小野アルプスの紅山、高御位山の百間岩、満願寺西山の宝塚ロックガーデンなどを思い出させる。西の谷にも東の谷にも行ける峠の東屋で、蜂が飛んでいるのを見ながら休憩し、保与谷池へと下る。池のすぐ下に東の谷管理棟があり、身障者の方々が来ておられてお花畑を楽しんでおられた。中に入り、色々な資料をもらい、新聞を読んで時間を潰す。かなりしてから、係の人にこの辺りで地場の野菜などを買えないかと聞くと、西谷ふれあい夢プラザを教えてくれた。2ケ月前に竜王山、古宝山に行ったときのスタート地点。近いと思って歩き始めたが、バス停で4つもあった。安場池まで来たときに、とても買い物までする時間はないと分かり、松葉屋BSでギブアップする。



六角東屋




整備の行き届いた公園内の道




布見竜王山



展望台




布見ヶ岳。右端に有馬富士




布見竜王山。左奥に大船山




中央に古宝山。右奥に大峰山




六甲連山




馬の背を下る




東の谷管理棟




安場池から、大船山のツインピークとP492.4bの三角峰
 



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