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2023. 02. 08  八幡谷・前山遊歩道



これまで、八幡谷の上流部を3回訪れている。2014.09.16 に八幡谷全遡行でスタディセンターまで、2021.06.02 に石仏尾根から大阪ガスまで、2022.11.15 に木橋から沢に沿った地形図の破線路で生コン研修所まで。いずれも最後の部分が不明瞭のままで終わっていた。昨年の11月に、沢の左岸に沿った破線の道が大変歩きやすいことに驚いたが、やはり最後まで破線通りに歩くことができなかったのが、心残りだった。そのとき、「あしや村まで240b」という標識のところがY字路になっていて、左への道もしっかりしていたので、そちらから八幡谷に入って、2014年9月の全遡行を再試行してもよいなと考えた。

 

同行単独

コースタイム

0844 芦屋ゲートBS、0906 青空ひろば、0926 木橋、0935 堰堤、0940 あしや村240bの標識、0948-56 二つの沢の中間の尾根に入り小休止、1020 スタディセンターの金網、1037 あしや村からの尾根道と合流、1050-1118 大阪ガスの上のベンチ、1133 鉄柱を辿りスタディセンターの金網、1146 沢山の黄テープに沿って下りる、1233 あしや村240bの道標、1300 前山遊歩道に合流、1305 K-11で左へ、1310 白パイプ群、1312 新神戸線23、1330 芦屋大学への道と分かり引き返す、1359 白パイプ群、1422 K-9、1427 K-8(新神戸線22)、1435 展望岩、1445&1500 ゴロゴロ岳=前山公園の標識、1511 仁川連絡線34、1534 霊園へ左折、1548 霊園イノシシゲート、1611-21 霊園前BS

天候も気温もまずまずのハイキング日和で、いつものように芦有の芦屋ゲートからあしや村の青空ひろばまで行く。木橋に向かって歩き始める。すぐの所に右手に踏み跡があるのに気が付いた。簡単なバリケードのようなものを跨いで入って行く。かなりよい道で初めての経験だ。木橋の100bほど下流で八幡谷の右岸に出た。少し遡り木橋を渡って前回と同じ道を上流に向かう。「あしや村へ約240b」の標識のところのY字路を左へ入る。沢が二つに分かれる分岐点で、当初の目的と違うことになるが、右俣に入らず、二つの沢に挟まれた尾根を登ってみることにした。沢の岩や藪もない大変歩きやすい尾根だった。ほとんど苦労もなくスタディセンターの金網にぶつかった。破線の道に乗ったようで、フェンスに沿って左手に進めば大阪ガスに辿り着けるはずだったが、途中で谷筋に下りる道が左手に目に入り、黄色いテープがしっかりと巻かれていたので、大阪ガスとは方向が全然違うが、行ってみた。しっかりした広い幅の道が続いていたのに驚いた。小さな水流のある所に出た。2021年にあしや村から石仏谷と八幡谷の間の尾根を登って大阪ガスまで行ったときのルートに合流したのだった。右手に登って行くが、急に道は分かり難くなる。それでも以前に歩いた記憶がよみがえり、気楽な感じで大阪ガスの落ち葉が敷き詰められた広場の上に出た。ベンチがあり、海も見えるところだったので、少し早いが昼食休憩とする。



少し様子が変わった青空ひろば




木橋に下流側から近づく




木橋の上流側にある唯一の道標




二つの沢の間の尾根を登る




奥芦屋スタディセンターのフェンスが近づく




予期しなかった広幅の道




石仏尾根からの道と合流




大阪ガス奥池ロッジの広場


食後は、すぐに奥池から帰宅してもよかったが、ゴロゴロ岳を経由して苦楽園に下りることもよいかなと考える。芦屋の町並みを歩き尽し、今は西宮に足を伸ばしているところなので、その一環となるからだ。しかし、地図を見ていると、休憩している所から地形図の破線が延びていることに気が付き、やはりそれをチェエクする方が有意義かと方針を変更する。広場の上の植込みに沿って少し東に進み、右手に入ることができそうな所を探す。適当に入って行くと、なんとか歩けそうだ。50pほどの高さの鉄柱がいくつも立っており、それらを繋いでワイヤが張られている。それに沿って進んで行くと、スタディセンターの金網に到達した。それに沿って右手に回り込んでいくと黄色のテープが巻かれており、これが正規の破線路らしい。ここが分岐点ですよという感じでいくつものテープが巻かれていた所を右手に下りて行く。しばらく進んでYAMAPでチェックすると、朝に歩いた尾根を下っていることが分かった。破線路に復帰するため少し登り返し、無事破線路に乗ることができた。しかし、その直後にYAMAPの軌跡が飛んでしまう現象が起きた。帰宅後に調べると、現在対応策を検討中だが「軌跡が飛んでしまう場合、登山中現在地や軌跡を確認する頻度を増やすことにより、YAMAPが立ち上がる回数が多くなり、バックグラウンドでの強制停止が起こりにくくできる」とあった。破線路に乗ったと言っても道はないも同然なので困った。右俣沢の東側にいることは間違いないので、南に向かって下って行けば、いずれ見覚えのある所に出るだろうと楽観して下って行く。30分ほどして「あしや村へ約240b」の標識のすぐそばで登山道に出た。



鉄柱に沿って歩く




スタディセンターのフェンスに沿って


木橋の方に戻りながら、無名堰堤からしばらく行ったところで、東側の斜面に取付き、ゴロゴロ岳から前山遊歩道に至る登山道に出た。以前にも同じようなことをしたが、もう少し南側から入ったかもしれない。その時の記憶ではすぐに登山道に出たように思ったが、この日は結構時間がかかったような気がした。加齢のせいだろう。そのあと芦屋霊園への分岐まで何の問題もないと思っていたが、久しぶりに歩いたためか、戸惑うことがなんどかあった。まずはK-11ポイントで新神戸線23鉄塔のある左手の巡視路に入る。植樹のための白いプラスチックの筒が林立している所から荒地山のどっしりした姿が見えた。送電鉄塔に出たあと、深く考えることなく、立派なテープが巻かれている道に入って行く。かなり下りてから、予定の道と違うことに気が付く。このまま下りると前から歩きたいと考えていた芦屋大学の敷地の中から伸びる破線路に繋がりそうだと分かり、これは好都合かなと思ったが、テープがいつまで続くか分からなかったし、この日はこれ以上未知の道を歩くことに躊躇するものがあったので、引き返すことにする。40分のロスになったが、送電鉄塔に戻る。そこから白い筒の林立する所まで、素直に戻らず、巡視路のような藪道を辿った。黄色いリボンが頻繁にぶら下がっていたが、かなりの難路で、どうしてこのような道があるのか不可解だった。K-9ポイントを過ぎ、新神戸線22鉄塔(旧40)のあるK-8ポイントで柿谷道と分かれ、前山遊歩道に進む。大阪城に使われなかった矢穴の列が残る巨岩のある所から苦楽園から大阪方面の展望が開ける。ゴロゴロ岳ー前山公園という白い標識を過ぎたあたりで、進む方向がよく分からず15分ほどウロウロしたが、これも考えられないミスだった。仁川連絡線34鉄塔を過ぎてすぐの分岐を霊園方面に進む。霊園に出てからも、最短距離で東門まで行くコースをミスし、大回りしてBSに着いた。



植樹用の白い筒の先に荒地山




新神戸線23鉄塔




このようなテープに誘われて予定外の尾根に




矢穴がある巨岩からの展望




この標識を2度も見てしまった




仁川連絡線34から大阪方面



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