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2022. 11. 08  鏡山・城山・妙光寺山 



最近、湖南の山に力を入れているが、その一環。あと残っている気がかりの山は、長命寺山・岡山、箕作山、十二坊、菩提寺山程度となった。

 

同行単独

コースタイム

0910 鏡登山口BS、0925 大谷池、1020 展望の広場、1022 竜王山384.8b、1030-35 鏡山三角点峰384.5b、1102 甲賀北線38、1135 立石山280b、1152 タムシバ山入口、1209 古城山259b、1218 城山取付きの三差路、1226-1313 城山286b、1320 三差路、1329 林道、1342 希望ヶ丘文化公園の家棟川、1358 県道324から妙光寺山方面へ、1407 舗装道路に出てすぐに山道へ、1444 不動山260b、1448 妙光寺山と下山口との三差路、1455-1503 妙光寺山、1508 三差路、1518-35 磨崖仏分岐、1541 磨崖仏入口と書かれた登山口、1612-13 野洲駅

野洲駅から湖国バスに乗り、鏡山登山口BSで下車。右手奥に見えているのが鏡山だろう。左手の積水樹脂の広々とした工場を見ながら大谷池に向かう。YAMAPでの軌跡と大谷池の位置関係が腑に落ちないが、ともかく池のそばを通り、ゆったりとした道を辿る。この先にあえんぼ広場があるとの立派な標識があったが、そのあと東屋をみたものの、広場らしいものはなかった。直進は落石注意、左は散策路とあった分岐で左に進むが、すぐに合流する。コンメ岩と書かれた大きな岩があり、そのそばで落石が多いのだろう。みたらしの池との標識があり、紙垂が下がっていたので、由緒あるものかと立ち寄ってみる。一畳ほどの小さな池があった。水の流入や流出がない静かなもの。分岐点まで戻り、展望の広場という方へ進む。貴船神社の大きな鳥居があり、そこが龍王宮を経て山頂に行くことができるということを後で知ったが、そのときは展望の広場の方が気になったので、そちらに向かう。ここにあった展望台は老朽化のためか立ち入ることはできなかったが、たとえ少し登っても展望があるとは思えなかった。ここも広場とはいえず、名前に騙されて来てしまった。展望台から2分で頂上。竜王山384.8bという立派な標識が立っており、竜神の杜という柱も立っていた。神社的にはこちらが重要な頂上らしいが、そこから数分西に行った所に三角点頂上がある。地理院地図には384.5bとある。こちらには三角点とごく小さな山名標識があっただけだが、南側の眺望はよかった。大納言、阿星山、竜王山、太神山、菩提寺山、三上山(三上山の左に千頭岳か)などが並んでいた。このうち、菩提寺山にはまだ登っていない。鏡山の歴史は古く、大伴黒主の詠んだ歌「鏡山 いざ立ち寄りて 見てゆかん 年経ぬる身は 老いやしぬると」が古今集に載っている。実際に山を見て詠んだのではなく、近江の国の歌枕として使われ、わが身を写す鏡と懸けているらしい。それほど目立つ山ではないと思う。太平記には日野俊基が捕らえられて関東に送られるときに越えた山との記載があるらしいが、この山を越えるとはどのような理由があったのかと想像を超えるものがある。



大谷池から鏡山を望む



こんめ岩



みたらしの池



貴船神社の鳥居



展望の広場



竜王山頂上



鏡山の三角点峰



三角点から阿星山、菩提寺山

鏡山から南西方向に80bほど下り、甲賀北線38の鉄塔を過ぎたあとは小さな上り下りを繰り返しながら、変化はないものの気持ちのよい道を歩く。この日にみた唯一の花、コウヤボウキがひそやかに咲いていた。立石山には気が付いにくいほど本当に小さな山名標識があった。タムシバ山の分岐があったが、この日は先も長いのでパスする。行き過ぎて振り返ると、ひょっとしたら好展望のポイントかとも思ったが、まあよいこととする。岩倉城のあった古城山は往年の面影を残さず、山頂標識があっただけ。希望ヶ丘文化公園への下山口を通り過ぎると、虎ロープが架かる急坂を登って城山に着く。素晴らしい眺めが待っていた。岡山、長命寺山、繖山、箕作山(?)、鏡山、十二坊、飯道山、大納言、阿星山、菩提寺山、三上山、千頭岳、妙光寺山(?)など、270°の展望が楽しめた。いつもより遅い時間になったがここで昼食を食べていると、西側から2人の女性が登ってきた。辻ダムの近くの吉祥寺山に行こうとしたが、道が分からなくなり引き返してきたという。城山はこの日2度目で、すでに眺望は楽しんだので、素通りして行かれた。

辻ダムに下りるのもよさそうだったが、希望ヶ丘文化公園がかなり立派な施設のようなので、少し引き返して三差路から南側に下る。20分ほどで公園にでる。色々な施設が広々とした敷地の中に点在しているが、週日なのであまり人影が見られず、もったいないような感じだった。県道325号に出て山上ダムの反対側に、妙光寺山磨崖仏という標識に従って左折する。



立石山



古城山



城山



城山から大納言、阿星山、菩提寺山



城山から希望ヶ丘文化公園の先に三上山



希望ヶ丘文化公園から城山

地形図の破線の道の南側に並行する小さな流れに沿って直線状の道を登りきると水道施設のような門があった。「田中山登り口はこの先」という標識があり、少し辿ってみたが、妙光寺山には向かわないようなので、引き返す。門のそばの小さな札を見つけ、そこから登って行く。いくつもの分岐があるが、「三上山・妙光寺山」という標識がいくつも設置されているので間違わずに歩ける。三上山への道と分かれるところには「妙光寺山 ⇔ 田中山」という標識があるだけで、肝心の三上山の名前を見なかった。田中山という名前が妙光寺山262bに比べて目につくのだが、この一帯で一番高いのが田中山293bであるためだろう。しばらくして前方に大きな岩を抱えたピークが見え、妙光寺山かと思ったが、不動山260bだった。ピークからは鏡山のスッキリした三角形が望まれた。所々で南側に近江富士の名にふさわしい三上山のピラミッドが立派だ。下山道との分岐を過ぎて10分足らず西に進むと妙光寺山の山頂があった。いくつもの山名プレートが架かっていた。三上山や比叡山が見えるが、木々に邪魔されるのでスッキリしない。分岐に戻り、この日最もきれいな三上山を見納めにして、磨崖仏を目指して下る。磨崖仏まで70bという標識があったので、入って行くが、見つからないまま道がなくなり、引き返す。途中で道が二手に分岐していたところにあったのを見落としていた。なんとなく崖に大きな像が刻まれているのかという先入観があったが、ここのものは身長160pという小振りなものだった。鎌倉時代のもので在銘が残っているのが貴重だとか。下山口の赤い鳥居から駅まで30分ほどの道のりだった。JR新快速が毎時15分、45分あたりかと記憶していたので、少し急ぎ足で駅に向かうと発車1分前に駅に着いた。



不動山



妙光寺山



妙光寺山磨崖仏



下山口



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