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2021. 05. 28  柿谷東道・奥山水道 



まだ県境をまたぐような不要不急の移動は控えるようにとのことで、県内でも遠くにいくのは憚れる。バスを使って近場を歩く程度のことで我慢している。この日は、3時間程度の計画だが、4つの目的を作り、結構充実させることができた。

 

同行単独

コースタイム

0905 甲南高校前BS、0922 尾根道取付き、0946 前山遊歩道、0958 柿谷西道分岐、1014-27 霊園の北西尾根トップへ寄り道、1031 霊園道分岐標識、1034-37 仁川連絡線34、1103 柿谷西道へ左折、1106 リボンの多い沢、1123-45 少し遡り昼食、1150 山道へ、1156 K-5を進入禁止へ、1210 五差路、1217 新神戸線19、1220 奥山水道、1231 芦有道路、1237-41 水車谷BS

この日、最初の目的は、前山公園の上へ続く舗装道路の途中から、先日下りてきた沢の西側の尾根を登ること。地形図には破線が書かれているが、情報は全くないので、ある種のチャレンジ。入口は狭く、とてもよい道があるとは思えなかったが、しっかりした赤リボンが目についたので、藪を漕ぎ分けて中に入って行く。すぐに尾根らしき所が目についたのでそれを登って行くと、意外にもしっかりとした踏み跡がついていた。知る人ぞ知るというコースらしい。ちょっと開けた所にでたので、前山からの道かと思ったが、登山道の数分手前だった。

この日の二つ目の課題は、21.04.15に芦屋霊園の横から尾根道を登ってきて、引き返した所を確認することだった。その時は、YAMAPも地理院地図も使えなかったので、前山遊歩道のすぐ近くに来ているらしいのに引き返したのだ。そのポイント近づいたかと思うところの右側に踏み跡があったので、入って行く。5分ほどで尾根のような所に出て、境界標識が目に入った。左に進めば登山道に戻ることは明らかだったが、右手に進む。しばらくして大きな岩の所に出た。これが前回引き返した地点であることはほぼ間違いない。




舗装道路から分け入って尾根道へ


 


登り道が一段落


 


前山遊歩道に合流




霊園の北西尾根の突端の大岩



その後、芦屋霊園への登山道の標識、仁川連絡線34を過ぎ、380b辺りから柿谷西道へ下る。下から上がってきたことは何度かあるが、下るのは多分初めて。気をつけて歩いていると、分岐点に赤いテープが木に巻き付けられていたので、そこから下って行く。すぐに色とりどりのリボンが沢山ぶら下がっている所に出る。そこから上流に向かって100bほどの破線が地形図に引かれているのが気になっていたので、そこの様子見をすることがこの日の3つ目のテーマ。意外に歩かれているようで、リボンが頻繁に目につく。破線が終わるところでやめにして、昼食休憩とする。せせらぎの音を聞きながら、緑に囲まれて休憩するのは最高だ。これを上り詰めればK-8地点まで行って柿谷が終わるので、是非そのうちにK-1地点から完全遡行してみようと考えた。


リボンの所まで戻り、適当な所で柿谷西道に出て、K-5の方に進む。ここの分岐点では、進入禁止の方に進む。途中でまたスマホが勝手に暗くなり往生する。ほぼ真っ暗なので、設定のボタンや明るさのレベルのボタンを見つけるのが難しく、時間をロスする。柿谷西尾根との分岐である五差路はもう迷うこともない。この日はまだ歩いていない新神戸線19へ直接出る道を選ぶ。「工事中につき、通り抜けできません」と書いてあるが、前回下から鉄塔まで登ったときには、そのような気配は全くなく、鉄塔の周りの整備も終わっていたので、大丈夫だろうと進む。本当に駄目なら引き返すだけのことだ。あっという間に、工事現場らしきところに出た。苗木を育てるための緑色の墓標のようなものが林立しており、すぐ下に鉄塔が見えた。何ら迷惑をかけることもなく通り抜けられた。五差路から奥山水道の設備のあるところまで、なんと10分だった。そこからタイヤ壁を経て芦有道路に出て、1時間に1本しかない水車谷からのバスに乗るのにぴったりの時間に着いた




仁川連絡線34と芦屋の市街風景


 


柿谷の上流域


 


五差路のケルン。奥に火の用心の標識。




新神戸線19とその手前の工事現場





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