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2020. 07. 01  屏風川右俣谷B沢支流、中俣谷E沢 



三菱雪稜クラブの概念図の残りの2つの沢に出かける。前日にかなりの降雨があったので、水量が多いかなと予想していたが、その通りだった。


同行単独

コースタイム

0857 神鉄大池駅、0923-31 天下辻、1035 右俣平、1055 右俣谷B沢出合、1115 B沢支流入口、1205 黒甲尾根、1210 K甲越東道、1214-50 モトクロス広場、1308 中俣平、1325 E沢入口、1341-45 東方道へ、1359-1403 展望台、1405 北神線521410 花山分岐、1425 大池見山台分岐、1442 神鉄花山駅

沢の水が多いだろうと、天下辻でスパッツをつけて下りはじめる。前回も使った中俣谷B沢に少しだけ入って東道に出る道を歩く。中俣谷の様子もいつもとかなり違っていた。東道から見下ろすと、一条になることもある二条の滝が二条ともかなりの太さだったし、かなりの音を立てて流れ落ちていたので見ごたえがあった。歩くにつれて山側の草むらから淡い黄色の蛾か蝶が沢山舞い上がり、谷の方へ逃げて行った。止るところは必ず葉の裏側らしく、姿をゆっくり見ることができない。カクレンボをしているかのよう。少し調べたが、名前は分からない。

右俣平への渡渉もいつもより面倒だったが、なんとか渉り右俣谷B沢へ進む。やはり水量は20.06.23に歩いたときより多く、おかげで白濁した汚れも目立たなかった。渡渉点では、靴の上まで水に浸かる状態となることが多かったが、スパッツのおかげで靴の中までは入ってこなかった。右俣谷B沢出合までは、そのような渡渉を繰り返すだけで高巻きの必要はなかった。B沢の流れはさすがに少なくCDEF沢の半分にもならない程度。B沢には水量のおかげで小さな滝がいくつも目に付く。B沢支流というのは以前に通った時に、それほどの魅力を感じないという印象をもっていた。この日は合流点に向けて多段の滝がかかっており、なかなかのものだった。雰囲気のよい、ちょっとした広場状のところもあり、B沢支流平とでも名付けたくなった。道が倒木で塞がれているような所もあったが、ほとんど苦労せずに黒甲尾根に登りつく。すぐに黒甲東道を通り過ぎて、中俣谷B沢に下る。モトクロスの道が四方に通じており、勝手にモトクロス広場とよんでいる所だ。ここで昼食とする。ザックを下ろすとザックの背中に毛虫が一匹ついており、5月末の柿谷道でのかぶれを思い出して、嫌な気分になる。このためかどうかは不明だが、帰宅後に大変なかぶれが生じ、2日後には右腕に20個ほどの大きな水疱ができて苦労した。

食後、中俣平に向けて出発する。中俣平は通過するだけにして、すぐD沢と分かれ。E沢を目指す。E沢が合流する付近に大木が横たわっていた。それに気を取られ、通り過ぎてしまいしばらくして気が付いて引き返す。沢はすぐに枯れ沢のようになり、とくに分かりにくい所もないまま、そして沢の源流を上り詰めるという印象もないまま、南方道に出る。


南方道にある展望台、北神線52を経て、花山駅への道に入って行く。この道も最近はよく使い、この1年で5回目となる。とくに西側から帰ってきたときには天下辻経由で大池に出るよりうんと便利なので、もっと歩かれてもよい。




中俣谷二条の滝


 


右俣平直前の流れ


 


右俣谷B沢(手前)とCDEF沢(右奥)




B沢の流れ




B沢支流

 


ちょっとした広場

 


中俣谷B沢の広場


 


中俣谷E沢近く


 


E沢から南方道へ出る直前

奥の砂地が南方道

 


南方道の展望台から
左:逢ヶ山、中央奥:六甲最高峰、右手前:古寺山

 




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