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2019. 12. 03  羽束山 



先日、大船山に登った時に、羽束山も組み合わせられないかと考えたが、バスの便が不便なので実現しなかった。羽束山もあちこちから指呼できる山なので、一度は登っておきたかった。難読地名が多い地区で、「はつかやま」も易しくはない。バスの下車駅が「かした」、帰りの乗車駅が「こうづき」で、三田駅前の高次は「たかすぎ」と読む。大船山への途中の下槻瀬は「しもづきせ」、羽豆川は「はづがわ」だ。このあとで、パソコンが壊れ、11月から12月上旬の写真を完全に失った。スマホで撮ったものが辛うじて残っていた。


同行単独

コースタイム

1025 香下BS、1036-40 香下寺、1100-10 甚五郎山(430+b)、1127-50 羽束山(524b)、1205 コル、1220-1310 宰相ヶ岳(500b)、1325 コル、1350 山田東谷川2号堰堤、1400 住宅地、1417 天満神社、1423-35 岡村酒造場、1450-1510 木器BS

バス停から歩き始めると、宰相ヶ岳、羽束山、甚五郎山の三山がそろい踏み。少したらたらと登っていくと6世紀頃に建てられたという歴史をもつ香下寺に着く。石造りの弘法大師像が立っている。六丁峠に登り、南側にある甚五郎山に立ち寄る。六甲山系が木の間から見えている。羽束山に登りつくと観音堂が立っている。戻るように高みを目指すと鐘撞堂があり、羽束神社がある。この辺りが頂上らしい。その南側の岩場から大きな展望が得られる。六甲からの山並みや有馬富士の奥に虚空蔵山なども霞んではいたものの、見えていた。そこから少し東側に下ると東側の展望が得られる別の展望台があった。

観音堂まで戻り、その脇から木器へという指標に従って下っていく。途中で宰相ヶ岳が高く見えた。コル(峠という固有名詞をもつとのこと)まで下りると木器への道が右に分かれていた。宰相ヶ岳の方へ直進する。頂上の手前は結構な勾配。頂上で昼食。展望台があるというので、南側に下りるが、たいしたことはない。西側に向かって下りていくと、こちらからは大展望台と名があるのにふさわしい展望が得られた。かなり写真を撮っておいたが、全部失ったので遠方の山は分からない。福島大池と有馬富士、有馬富士CCの有先に三田市街地、その奥に丹上山系などが見えていたことは間違いない。西側に別の展望台があり、そこからは丹波の山並みが見えるとあったが、かなり時間を取りそうなのでそちらはやめにして頂上に戻り、コルへと下る。

コルを左折して木器方面への道に入る。少し倒木があって歩きにくいところもあったが、道に迷うことなく新しくできた山田東谷川2号堰堤という砂防ダムに出る。あとは広い林道をたどり、木器の集落に下り立つ。バスの時間まで1時間以上あるので、天満神社に立ち寄り、ネットに紹介されていた岡村酒造場で時間をつぶす。しぼりたての酒を購入し、夕食時に呑んだがなかなか味わい深いものだった。




宰相ヶ岳の展望台から有馬富士CCの先に
三田市街地、その奥に丹上山系



 


天満神社の近くから羽束山と宰相ヶ岳


 


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