トップページへ      地域別索引へ     近畿索引へ      年次別索引へ



2019. 06. 05  雪彦山 



前から気になっていた雪彦山に行く。弥彦山、英彦山と並んで修験道の3彦山と言われているが、その最後の彦山登山だ。車なしで日帰りはできないのかと思っていたが、早出することにより何とかなった。


同行単独

コースタイム

0840 山之内BS、0942 登山口、0952 不動岩、1004 展望岩、1038-44 出雲岩、1053-59 セリ岩・見晴台、1130-1215 大天井岳(800+)、1222 地蔵岳・虹ヶ滝分岐、1229 新下山道分岐(838)、1235と1238 鹿ヶ壺分岐、1253-57 雪彦山三角点(915)、1310 ドロカベコース分岐、1320-28 通称鉾立山(952)、1336 ジャンクションピーク(942)、1423-53 新下山道分岐、1502 虹ヶ滝、1521 出合、1540 登山口、1610 ヒッチハイク、1620-30 松ノ本南BS

姫路駅から1時間ほどバスに揺られ、さらに登山口まで1時間歩かないといけない。雪彦山に向かわれる茨城の人と乗り合わせ、しゃべりながら行ったおかげで退屈しなかった。途中で一か所だけ、大天井岳を望めるポイントがあった。登山口にあった案内板に書かれた所要時間が、手書きで訂正されていたが、その方が妥当ではないかと感じた。あとで調べると最近ウェブにアップされていた「雪彦山 事故派生場所マップ」にも同様の所要時間が掲載されていたが、それは手書きの訂正よりさらに余裕をもった時間となっていた。同行者は丁寧にヒル対策の準備などをしておられたので、先に出発するが、展望岩の所で追いつかれた。どのみち、こちらの歩みは遅いので、先に行ってもらう。出雲岩は見事な巨岩で、上から大きく覆い被さっている。クライミングをして捨て置かれた器具や落書きがいくつか残っており痛々しい。セリ岩の近くの見晴台からは、通ってきた集落の後方に七種山(683b)、右端に明神山(668b)など南方向の山々が望まれた。スリット状になったセリ岩を通り抜け、ガクウツギ、ヤマツツジを見ながら登ると真新しい祠がある大天井岳の頂上に着く。




車道の途中で大天井岳


 


登山口


 


展望台から大天井岳




出雲岩




スリット状のセリ岩




セリ岩の見晴台から南方向を
(中央少し左が七種山、右端が明神山)


標識は雪彦山、手書きで大天井岳と書き加えられているのはよいとして、811.1bとあるのは間違いで、800b強だろう。夢前町の案内板には、雪彦山というのは洞ヶ岳、鉾立山、三辻山の総称で、洞ヶ岳は大天井岳、不行岳、三峰岳、地蔵岳の4峰の総称、鉾立山も今言われているものとは違う場所にあるものと解説されていた。地理院地図にある雪彦山三角点はそれらのどれにも当てはまらないということになる。山名事典には大天井岳(800b)、雪彦山(915b)、鉾立山(952b)とほぼ地理院地図通りなので、地元の意向を無視しているような感じだ。ともあれ、展望を楽しみながら食事をする。それほどの好展望ではないが、先ほど見た南方には七種山が、北方には雪彦山から鉾立山への尾根やその右の赤白送電鉄塔(少し先の黒滝山977b近くの播磨北線19か?)などが見渡せた。平日なのに数人のハイカーが静かに休んでおられた。




大天井岳山頂


 


雪彦山の山名説明


 


大天井岳から南方向を望む
(中央に七種山)



大天井岳から北方向を
雪彦山(手前の峰の後方)から鉾立山への稜線



時間があるので、ゆっくりしたのち下山にかかる。この日はピークを辿るのを主目的にしていたので、地蔵岳への面白そうな道や新下山道、鹿ヶ壺への分岐を通り過ぎ、三角点雪彦山という標識のかかるピークに着くが展望はない。次の通称鉾立山には標識もなかった。鉾立山という名前を広めたくなくて、故意に取りはずされているのだろうか。この日歩いたうちでもっとも高い地点なのに不遇の扱いのようだ。その代わり遠くに見える山の名前を書いた案内板があった。それによると高い木の左遠くに氷ノ山が辛うじて見えており、木の右側にしっかりと見えているのは暁晴山(1077b)、その右に姫路の最高峰黒滝山(977b)となるらしい。山座同定図に書かれた東山が消されていたが確かにおかしい。このような所に出す場合はよほどしっかりと調べてから出してほしいものだ。




三角点雪彦山


 


鉾立山から北北西方向をズームで
(大きな木の左奥に氷ノ山)


 

ジャンクションピーク(942)の手前で木の茂みに向かって山座同定板が設置されていたが、山は見えない。反対側の山を説明していたらしいが、木が茂っており、ほとんど見えなかった。多分明神山だけが見えていたと思う。ジャンクションピークからしばらく植林された杉の中を下って行くが、やがて沢沿いの道となる。新下山道と交わるところに小さな滝があり、その上の川床は平板な岩が何枚も積み重なったようになっており、なかなか風情があった。バスの時間まで持て余すような時間があるので、ここで大休止とする。靴をぬいで足を流れにさらす。

まだまだ時間があるが腰を上げて歩き始めると、うしろから神戸からという若者が追い付いてきた。道を譲り、ついていくと虹ヶ滝の標識があった。特徴のない流れが岩の上を流れていただけで、なんの感興もない。若者に追いついてどれが虹ヶ滝かと聞くとそれだろうという。この滝の所で合流する地蔵岳からの道を少し登りかえし、展望岩まで往復して時間をつぶそうかと考えていたが、その道はもう少し下ったところにあったのを失念しており、滝の所で左岸に渡ってしまった。そして若者と一緒に大曲に行く。賀野神社へ行くという若者と別れ、出合で沢道に出て登山口に戻る。

そこから、暑い舗装道路を歩いて山之内BSに向かう。話をしながら来た朝とちがい、うんざりしながら歩いていると、なんと神戸の若者が車で追いついてきた。とっくに先に行っていると思ったので意外だった。乗せてあげると言われ、好意に甘えることにする。車道をほぼ半分歩いたところだった。山之内BSを通り過ぎて、中国道のすぐそばまで乗せてくれた。姫路になじみがあり、そこからならバスの本数が増えることを知っておられた。近くの店で缶ビールを買い、バスを待つまでの間に喉の渇きをいやす。ずいぶんの距離を乗せてもらったように感じたが、バス料金から考えるとまだ7割以上残っていた。それでもおかげで1時間早い電車で戻ることができた。




平らな岩盤を敷き詰めた川床

 


虹ヶ滝(らしい)

 



トップページへ      地域別索引へ     近畿索引へ      年次別索引へ