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2019. 01. 30  廃寺道、中尾根、右俣平、大蔵山 



丹生山系で未踏の大蔵山を目指す。色々なアプローチが考えられたが、歩いたことのない廃寺道と中尾根を組み合わせてみた。


同行単独

コースタイム

0824 神鉄大池駅、0846 廃寺、0854 三角点(点名アザミ谷)、0910-25 南方道との合流点、0940 天下辻、1004 黒甲越東道に、1010-20 谷への下降点、1025 中尾根取付き点、1031 黒甲尾根と交差、1041-56 北神線50へ寄り道、1110 452b峰、1128-1203 右俣平、1209 小さな峠東端、1224 左俣谷、1250-54 大日如来、1306 大蔵山取付き点、1323-33 大蔵山(453b)、1344-46 ビクニ池、1355 六甲八多霊園前、1415 深谷交差点、1425 八王子神社、1450 藤原台南町の大脇橋、1511 藤原台中町4交差点、1523-29 藤原山公園、1538 岡場駅

廃寺道への入口を見逃し、5分ロス。階段を登るのが正しかった。少しの登りで尾根に乗るとあとはもう全く穏やかな道となる。フワフワの落ち葉が敷き詰められており、岩などがないので、段差が全くない。廃寺の遺構や三角点を通り過ぎて南方道に合流するまでそれが続く。白いザレ場を通り過ぎるとすぐに合流点。




廃寺

 


南方道との合流点のザレ場


天下辻への南方道になると、バイクの爪痕が出てくるが、相変わらずなだらかな道が続く。考えてみると、ここ数ヶ月何度もこの山域を訪れたのに、バイクの騒音に悩まされることは全くなかった。今年初めての霜柱を見る。天下辻を通り過ぎ、中俣谷A沢へと足を進める。B沢へ入っていくと黒甲東道に出られるのかと思っていたが、なにも印はない。合流点のすぐ先の前回見つけたテント適地を過ぎてもなにもない。不思議だったが、中尾根に行きたかったので左手の崖をよじ登って、黒甲越東道に出る。左に進んでも天下辻への標識のある分岐に出ず、とうとうB沢への下降路がある地点に来てしまった。大福を頬張りながら、頭を冷やしても分からない。帰宅後に検討すると、登りついたところのすぐ右手に標識があったのかもしれない (注)。

一休みしたのち、中尾根の取付き点に行く。プレートの所が急な尾根の末端になっているので、それを登るのかと一瞬思ったが、なんの踏み跡もないので、沢状になっている所へ入っていく、かなり明瞭な踏み跡があるので、安心して登っていくと先が開け、黒甲尾根と交差するところに到達した。中尾根も予想に反して多くの人が歩いているようで、何の問題もない。左手に送電鉄塔が見えるので、寄り道する。普通は尾根の上とか高い所にあるのに、この鉄塔は谷間にあるのが珍しい。かなりの急坂を下ってやっとたどり着く。4本の足を巡って名札を探す。急傾斜の所に立っているので、それだけでも結構の上り下りがあった。北神線50とあった。

(注) この後、なんど来ても訳が分からずにモヤモヤが晴れなかったが、そのうち、K甲越東道と中俣谷の連絡路がもっと北側にあることが分かった。そしてさらにもっと後になって三菱雪稜クラブさんの地図をじっくりと眺めていてモヤモヤの原因が判明した。この地図では天下辻からの赤い線がBCDEF沢出合いのすぐ近くで東道と合流するように書かれているが、実際の登山道はBCDEF沢を過ぎても沢の中を歩き、中俣谷BCDEF沢出合いと峠の小径のほぼ中間まで行ったのち左手へ登って東道に合流するのだった。



中尾根入口 




谷間に立つ北神線50


もとに戻って、中尾根を進む。最後の方で、やや急になり、道もやや分かりにくくなるが、北に進めばよいと分かっているので、心配はない。下り終えて少し左に行くと右俣平。1度来ただけなのに、実に懐かしい気分にさせてくれる。小川のそばにこれだけ広々とした平地があるのは、鈴鹿の奥座敷にもないのではなかろうか。風もなく、音もなく、やわらかい日差しを浴びて、優雅に昼食を食べる。昼食を食べたあと、周りをブラブラする。小さな岩が多いが、テントを張れそうな場所も数カ所ある。ただ、右俣谷の本谷やB沢は上にゴルフ場があるので、水を飲むことができない。A沢なら大丈夫だろうか。

峠の小道を通って中俣谷に進む。途中で振り返ると古倉山がどっしりとしていた。中俣谷に出て、がけ崩れの所をロープをつかみながら通過し、ナダレ尾山北尾根の末端、切り通しを過ぎて左俣谷に下って行く。ここからは初めての道だ。しばらくしてY字型の分岐があり、谷に下りることができるようだが、もちろん今回は右手に登っていく。道が東向になったところから北側の山が見えた。前山のうしろに見えていたのは大蔵山の南峰だろうか。そのあとすぐに大日如来に着く。慶応年間のものというが、顔の部分がかなり崩れていて気の毒だ。しかし、前掛けのような赤い布は真新しく、鮮やかだった。




右俣平 




切通し




左俣谷出合 




大日如来


広場谷への分岐のあと、東方道に合流。すぐに大蔵山の札がかかている登り口に着く。手前のピークを越えて進んで行くが、大蔵山の存在感がない。あとで調べるとそのピークは470bを超えており、453bの本峰よりかなり高いのがその理由だった。頂上には黒甲山というプレートが多く、おそらく昔は黒甲山と言われていたのだろう。下山の途中で左に折れる道を選ぶと、ビクニ池のそばに出る。神秘的な池とよく言われているが、明るい日差しのもと、大きな木が倒れて池の一部を覆っており、神秘的という印象を持てなかった。気持ちのよい所なら、ここでバスまでの時間を潰せればと思っていたが、そんな気にはなれず、林道をどんどん下る。




大蔵山(黒甲山) 




ビクニ池


バスに乗るには1時間以上待たなければならない。金毘羅山に行った時と同様、駅まで歩くことにする。五社に出るのが近いことは分かっていたが、同じ道を歩く気になれないので、岡場駅に出ることにする。丹生山系の全山縦走のゴールが岡場駅ということもある。しかし、全山縦走のゴールを岡場駅にする必然性はなく、五社駅で十分のような気がする。道も素直なコースを選ぶのに苦労した。どうせウロウロするのだからと、八多町附物(つくもの)の八王子神社に寄ったり、畑の中を歩いたりする。そのあとはまず最短距離のコース取りができた。六甲北有料道路をくぐってしばらくすると前面が開け、キスラシ山などが目に飛び込んできた。藤原台南町、中町という落ち着いた風情の団地を通り、岡場駅手前で右手に見えた送電鉄塔に立ち寄る。柵で囲まれており、名札を見つけるのに苦労したが、何とか有馬@@線16という文字が読めた。@@は大池だろう。駅に着くと、1/18に五社駅から乗った場合と全く同様、1分前に電車が出た所だった。15分の待ち時間の間、岡場駅の高架プラットホームから周りの山を眺める。左側に金仙寺湖の畑山(529)とその左下におそらく丸山(378)。ずっと右に六甲山の最高峰を含む峰々と有馬の湯槽谷山(801)、そして右側には高丸山(509)が見えていたと思う。高尾山(739)は高丸山のちょうどうしろで見えていない?逢ヶ山(722)が高丸山の右に見えているのかどうか分かりにくい。



八多附物の八王子神社 




有料道路を越えた先にキスラシ山など






岡場駅からの展望(東南東〜南)
左端が畑山、右端が高丸山、その左が湯槽谷山、その左に六甲連山




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