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2018. 11. 22  竜宝寺山、先山(淡路島) 



免許証を返済する前の最後のドライブに、女房殿、妹殿と一緒に淡路島観光に出かける。主な目的は、記紀時代の伝説の地と巨木を巡ることだが、ついでにいつものように駆け足で登れる山を探して、竜宝寺山、先山に登る。六甲などからよく見る諭鶴羽山や妙見山は車登山はできない。


同行単独

コースタイム

1009 岩屋八幡神社のクスノキ(450年)、1025 絵島、1119-36 伊弉諾神宮の夫婦スギ(900年)、1205-1255 ウェルネスパーク五色、1310-14 竜宝寺駐車場、1321 奥の院、1336 竜宝寺山一等三角点(254b)、1354 竜宝寺駐車場、1442-55 河上神社天満宮のイブキ(500年)、1510 千光寺駐車場、1523 西茶屋、1524 千光寺、1531-34 先山頂上・奥の院(448b)、1545 駐車場、1635-50 志筑神社の静之大楠(800年)

岩屋八幡神社、絵島、伊弉諾神宮を訪れた後、ウェルネスパーク五色にちょうどよい時間に着いた。昼食を済ませて、2人に高田屋嘉兵衛記念館は見る価値があるのでと勧めておいて、すでに行ったことがある自分は別行動してハイキングに出かける。ややこしい道をカーナビに導かれて竜宝寺に着く。そこから奥の院に行こうとしたが、とくに何の案内もない。ようやく寺の右手に上の方へ通じる道があることを見つけて入っていくと、先の方に石段が見えた。石段を登ると、いったん車道に出て、さらなる石段が続いていた。両方合わせて332段あったので、とても足の悪い二人には無理だった。奥の院そのものは質素なものだったが、展望は悪くない。ただ、山頂に行く案内はおろか、道さえ見当たらない。お堂の上に白い柱が立っているので、そこは前人未到の地ではないと思い、なんとかその近くに行こうと考えた。お堂の右手の崖をよじ登り、鬱蒼と茂る藪をかき分けて、高い柱の方へ近づくと、最高地点に近づき、一等三角点がみつかった。ウェルネスパークへ戻るときは、少し遠回りになるが南の方へ下った。

ウェルネスパークで二人を拾った後、同じ道を引き返し、塔下の先で46号線と別れる。465号線を南下するが、この道が大変な難路だった。465号線と三差路で右折して先山に向かうとさらに悪い道になるだろうと予想したが、予想に反してむしろよい道になった。洲本方面からの参拝客が多いためだろう。駐車場というようなものでもないが、ほかに止めるところがないので、西茶屋の少し手前に停めて歩き始める。西茶屋の先には別格本山千光寺という大きな石標が立っており、クスノキの大木がよりそっている。石段を上ると千光寺の境内。不動妙王が祀られている淡路四国第一番霊場との札がかけられている。そこからさらに石段を登っていくと南側の展望が開ける物見台のようなものがある。山並みの一番高い山が淡路島・最高峰の諭鶴羽山らしい。さらに最後の階段を上ると右手に三重塔、正面に本堂、左手に鐘楼がある。一周してもそこより高い地点はないので、ここが先山の頂上だが、先山に関する案内は皆無だった。先山の名前の由来は、イザナギ・イザナミが淡路島を創ったときに、最初にできた山であることからこの名前が付けられたという。日本で初めてできた山と信じる人なら、登る価値があるだろう。




竜宝寺の奥の院への石段

 


竜宝寺山の一等三角点


 


千光寺 



先山の頂上に千光寺の奥の院



淡路島で見かけた数々の大樹



岩屋八幡神社のクスノキ(樹齢450年)


 


伊弉諾神社の夫婦スギ(樹齢900年)


 


河上神社のイブキ(樹齢500年)

 


志筑神社のクスノキ(樹齢800年)





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