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2018. 05. 15  ロックガーデン C懸跡



懸案のリトル比良へ行く予定を立て、切符まで買っていたのに、夜中に2時間ほども寝付けず、寝不足になったのであきらめる。代わりに近場での半日ハイクを考える。ロックガーデン中央稜の途中に地獄谷の方への踏み跡があるのが気になっていたので、朝になって急遽下調べをして出発する。


同行: 単独

コースタイム

0945 山芦屋公園、1008 高座滝、1012 高座谷分岐、1028-36 仁川連絡線37、1037-40 分岐点の展望台、1054 小沢、1101-05 展望岩場、1115-19 C懸垂岩跡、1124-55 ロープ下の四つ辻、1210-22 ロックガーデン中央稜、1223-25 新神戸線45、1233 高座谷分岐、1236-39 風吹岩の新神戸線46、1247 金鳥山分岐、1250-55 薬大分岐から少し入り仁川連絡線38、1304-06 尾根から少し入った鉄塔、1311 蛙岩、1325-44 S地区祭祀場、1353 芦屋聖苑、1410 山芦屋公園

山芦屋公園に駐輪し、高座滝に進む。いつもは水のない東高座谷堰堤にも水が流れ、高座滝の水量も一際多い。ロックガーデンの仁川連絡線37まで一気に上がる。一息入れてから、先に進むとすぐに道標があり、その左手に展望が開ける場所がある。そこのチェーンで通せんぼしてあるところが今回のルートの入口。少し岩場を下りるような感じの所もあるが、予想以上にしっかりとした踏み跡があったので驚く。一ヶ所だけC懸の岩場が見えるところがあった。その右手に先ほどの鉄塔がある。モチツツジが少し咲いているのを見ながら下って行くとやがて小さな沢にでた。少ないながら水も流れている。A懸のそばを通って地獄谷に合流する支沢の上流部なのだろう。やがて、見晴らしのよい岩場にたどり着く。そこからはA懸が正面に見え、天辺に立つ人の姿もみられた。右に頭を振ると、風吹岩の鉄塔も見える。




仁川連絡線37のすぐ上の展望台
(ロープの所から入っていく)
 


C懸の岩場とその右に仁川連絡線37
 


C懸下の展望岩からA懸を




C懸垂岩の頂上


C懸垂岩の下は見えないが、
その先の岩場と鉄塔が見える




C懸垂岩からは垂れ下がったロープで下る



そこから10分でC懸垂岩跡に着くが、最後の数分がズルズル滑る砂岩で、ゆっくりと登る。以前ならスイスイと歩いたと思うが、歳をとって慎重になっている。ピークからの下りが見えない。鉄塔方向に次の岩場があるので、とにかくそちらに向かってみる。C懸の先は垂直の壁になっていた。ロープが垂れ下がっていたので、全面的にその厄介になる。下りた所は四辻のようになっており、右手に下りる踏み跡はかなりしっかりしていた。先ほど跨いできた小沢に通じているのだろう。左手の踏み跡は薄い。時間も適当だし、ここなら日陰もあるので、昼食にする。ちょっとこぼしたご飯粒やソーセージの切れ端を目ざとく見つけた蟻が、仲間を呼んでせっせと運び始めていた。見えていた岩場は乗り越えるのが大変なので、周りを探り、なんとか回り込んだ。そのあとは容易にロックガーデン中央稜に飛び出した。新神戸線45の鉄塔のすぐ下だった。

新神戸線46が立つ風吹岩で荒地山のボルダー群を一瞥してから、会下山遺蹟への道を進む。一人なので、誰に遠慮することなく、途中の鉄塔も丁寧に調べておく。会下山遺蹟の遺蹟北限の堀跡を過ぎ、S地区祭祀場跡から町並みを眺めてから道に戻り、進んでいくとまた遺蹟北限の堀跡の立て札が出てきた。おかしいなと思いながら進んで行くと、いつまでも下りにならない。S地区のあとにこんなに登るはずがないのにと、磁石を見るとやはり同じ道を戻っていた。Rから緊急の電話が入ったので、集中していなかったこともあるが、それにしても情けない。20分ものロスとなった。あとは、芦屋聖苑から駐輪場までスマホを見ながら歩くが、山手中学校の工事のため、最短コースを歩けなかった。




蛙岩




 会下山遺蹟のS祭祀場跡から下界を見下ろす




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