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2018. 04. 29  沓掛山・みすぎ山(唐櫃越)



4月のYH例会は、東京に行く用があったため不参加だったが、皆さんが大変褒めておられたので、同じスケジュールで歩いた。光秀が本能寺に駆けつけるときに通った道だが、道中歴史を感じさせるものはなにもなかった。


同行: S氏、N氏

コースタイム

0905 上桂駅、0939 丁塚、1010-17 西から北への屈曲点、1021-30 京都市街の展望台、1035-40 日の出展望台(京大桂方面の展望)、1047 愛宕参拝所、1107-17 沓掛山(414.7b)、1140-1215 昼食、1226 林道へ、1305 P412bにある鉄塔、1319 大飯と結ぶ鉄塔、1323-30 みすぎ山(430.1b)、1400 鉄塔、1404 如意寺、1430-55 馬堀駅

上桂からしばらく市街地を歩いて、すぐに竹が生い茂る山道となる。まだ少し筍が顔を出していた。大した登りでもないので、音羽三山では音をあげていたN氏も大丈夫のようだった。例会の時はコバノミツバツツジが満開だったらしいが、もう完全に終わっており、フジがところどころで目についた程度だった。いくつかのポイントで京都市街や京大桂キャンパス方面が望める展望台があった。京都タワーが見えるという二人に聞きながら目を凝らしたが、分からなかった。白内障が出ているのかもしれない。愛宕参拝所とあったので寄り道した。繁った木に隠されて見えなかったが、その後何度も愛宕山を見る機会があったので、わざわざ寄ることはなかった。沓掛山の頂上では、かなりの人と出会った。さすがにGWの日曜日だ。昼食には早いのでもう少し進んでみる。半時間ほど歩いた時に、右手の高みが良さそうなので寄ってみる。人目にはつかず、日陰もあり、腰を下す岩や木もあったので、最適の昼食場だった。



筍の名産地だけあって竹林が続く


 


京都市街地を見下ろす(背後に音羽山)


 


南東方面の展望(京大桂キャンパスが)


 


沓掛山山頂


しばらくして林道歩きが始まる。車は通らない。みすぎ山に向かって登り始めると、右手には愛宕山、保津峡を跨ぐ山陰線の鉄橋などが見え始め、なかなかの景色となる。P412bに鉄塔があるので寄ってみた。若狭幹線里側188とあった。監視道の標識に大飯とあったので、原発の電気を送っているものらしい。その次の送電鉄塔(新綾部線)にも寄ってみたが、名前を見るけることはできなかった。監視道の標識からは大飯原発のものと思われる。みすぎ山の山頂の鉄塔には大黒部幹線六七六とあり、黒部の電力が通っているのかと、感慨深いものがあった。北側には牛松山や愛宕山が、南側には小塩山から釈迦岳方面の山並みが見渡せた。



若狭幹線の送電線と愛宕山




保津峡にかかる山陰線の鉄橋




みすぎ山山頂から愛宕山
 


馬堀の鵜の川に架かる橋から小塩山方面を望む


 


その後はほぼ下りだけだ。町に出る寸前で西京都八木線15という初めての名前の鉄塔を見かけた。如意寺の下で鵜ノ川の橋を渡る際に、小塩山、釈迦岳、ポンポン山などを見渡す。帰宅後に、乱立する鉄塔を手掛かりに同定をしようとしたが、なかなか手ごわかった。馬堀の町に出て、暑い日差しの中を駅に向かう。列車まで時間があったので、コンビニで缶ビールを求め、のどの渇きを潤した。



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