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2017. 02. 01  ガベノ城



2月のYH例会は、冬の厳しい季節なので近場で気楽なハイキングとした。芦屋から苦楽園までバス一本で行けるのが魅力。柏堂から歩くと距離は短いが、交通機関の乗り継ぎが必要となる。


同行: YH8人


コースタイム

0930 苦楽園BS、0936-45 苦楽園神社、1010剣谷登山口、1015-20 3級基準点、1100-13 ガベノ城、1116 ガベノ城南尾根分岐、1120 左に鉄塔、1125-50 展望岩、1158 観音山分岐、1208 ゴロゴロ岳、1222 No.12ポスト、1230 柿谷西道分岐、1310 仁川線34、1324 柿谷コース分岐、1342-53 前山公園、1411 阪急芦屋川

苦楽園のバス停を下りてから登山口までは30分ほど歩く必要がある。苦楽園神社でストレッチをしたあと、いくつかの学校や、苦楽園、柏堂、剣谷の住宅街を眺めながら歩いているとすぐに登山口となる。入口にあった青い小さな手書きの標識には「剣谷登山口」とあったが、やはりここは「ガベノ城登山口」とすべきだろう。剣谷コースはすでに廃道にちかい谷筋の道を指すのが自然。登山口の標高はすでに270mとなっており、登り始めるとすぐに展望が開ける。右手には観音山が、背後には甲山が目に入る。生駒山はかすかに見えるが、葛城山、金剛山は雲の中。ガベノ城も正面に見える。




三等基準点の上から展望が広がる


 


観音山


 


ガベノ城が正面に


 


甲山の右手前は北山公園のピーク270m




城跡かと思わせる石組みが次々とでてくることから、誰かがガベノ城と名付けたようだが、城があったわけではないというのが西宮市の公式見解。登山道から左手に少し急坂を登るとガベノ城483mという木の札が架かった頂上に着く。昼食には少し早かったこともあり、少し先へ進む。
元の山道に出てすぐに左から道が合流してくる。登山口にあったのと同じ人が作ったのであろう青いプレートがあり、「剣谷 北山公園」の下に「北尾根 新道 西尾根 旧道」というよく分からない表示があった。左に進むとガベノ城南尾根となるはずなので西尾根とはどこの尾根を言っているのだろう。やたらと標識を付けない方がよいと思う。




立派な石組みが次々と現れる




ガベノ城山頂標識

 



少し上へ行った所にある好展望の岩場で昼食とする。相変わらず大阪のビル群などは霞んでいるが、甲山と北山貯水池が真下に見え、なかなかよい気分だ。観音山からの道と合流し、ゴロゴロ岳に向かう。昔のゴロゴロ岳の山頂は、緑に囲まれ、小さな山頂標識の札が三角点のうしろに架かっているだけのものだったが、ちょっとした味わいがあった。最近は立派な石の標識ができたものの、住宅街の一部となってしまった感じなので山頂は素通りする。




展望岩から甲山と北山貯水池




ゴロゴロ岳山頂

 


そのあとは芦屋川駅に向かって、柿谷東道をどんどん下る。城山のアンテナや水車谷の住宅街が見え始めると間もなく前山公園。2時間近く歩き続けたので、公園のベンチで一休み。一旦解散したのち、男性陣はいつものところで反省会。遅くに出発し、早めに下山したにしては、冬の一日を十分に楽しんだ。





あしや村経由、芦有ゲートへの分岐




前山公園上の配水池






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