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201
6. 06. 08-26 Cotswolds Way 

  


かねてから、England田園の長距離トレッキングをしたいと思っていたが、忙しかった仕事を辞めて余裕ができたので、出かける。Cotswoldsの評判がよいし、案内も完備しているので、Chipping CampdenからBathに至るCotswolds Way (CW)の100マイルを踏破することにした。Official National Trail Guideをあらかじめ購入して、十分の下調べをしたのち、数カ月前には交通や宿泊の手配を終える。今回のトレッキングのために2月にスマホを購入して、有効利用しようとずいぶんと練習したり、下調べをした。Wifiもレンタルすることにして、デジカメも含めていろいろな器材を持ち込んだが、やはり田舎ではほとんど使えず、宿のWifiで翌日の天気予報をしらべたり、日本のニュースを調べたりするにとどまった。しかし、Google mapは大体作動したので、現在位置が一応は把握できたので、やはりスマホは役に立った。

広大なパノラマ風景、麦・豆・菜種など一面に広がる畑の中の道、羊・牛・馬が迎えてくれる牧場、色とりどりの花、大きな樹が繁る森とそこでさえずる多種類の鳥の声、新石器時代・青銅器時代・鉄器時代の遺跡、豪華な寺院から素朴な田舎の教会などの歴史遺産、それにCotswolds特有の花崗岩でできた美しい家並みなどなど、多様な楽しみ方ができた。


同行: 女房殿





6/10(金) Chipping CampdenからBroadwayへ

コースタイム

0835 Chipping Campden、0903 Kingcombe Ln、0924-28 Dover's Hill展望台、1035 Buckle St、1040-1105 A44近くのレストアリアで昼食、1147-1233  Broadway Tower、1248-53 展望休憩、1327 Broadway Hotel

時差ボケで早く目が覚めるので、朝食前に町中を散歩する。皆さんが、コツウォルズの魅力を濃縮していると言っておられるように愛すべき美しい町。コツウォルズ色のGraniteの壁、教会とその裏庭の墓の先に広がる大きな牧場、Chipping-の名の由来のマーケット跡、Punk stoneと言われる奇妙な石像、そしてコツウォルズウェイの起点の標識を見て回る。



CWの中でも最も美しいとされるChipping Campdenの町並み 




教会の庭のとなりに広がる牧場




Market Hall跡(Chipping- というのは市場を表す接頭語)


Market Hallの隣にあったCWの始点



1時間ほどで展望のよいDover's Hillに着く。ここでは地域のオリンピックが開かれるという。今年は6/3にあったらしいので、い週間遅かった。

ソラマメ畑の脇を延々と歩く。続いて、菜の花畑の間の道を過ぎると、A44の近くにレストエリアがあり、テーブルとベンチがあったので昼食。いくつかのFoot pathが交差している所だった。




羊たちの群れ 


菜の花畑の中のCW 



森の中、牧場を進むと、Broadway Towerが見えてくる。上に登り、展望を楽しむ。各方向になにが見えるかが記してあり、西方向の80 km先には、WalesのBlack Mountains最高峰のWaun Fach(811m)が見えるとあるが、この日の視野には入らない。周りにかなりの高さのHawthorn bushという木に白やピンクの花がたくさん咲いている。塔の3階あたりにWilliam Morrisの展示場があり、ゆっくり見学する。




Broadway Tower
 


Towerの上から南西方向を見る(花はHawthorn bush?) 



町に着いた時に、二人とも若干の疲労感がある。久しぶりの重荷のためかもしれない。翌日以後そのようなことはなかった。ホテルの前庭では多くの人たちがビールを前にくつろいでいた。夕食はこのホテルのレストランでしっかりした食事をとる。




ホテルの前庭で食事前のビールを楽しむ人々




6/11(土) BroadwayからAldertonへ

コースタイム

0855 Broadway Hotel、0908 West Ebd Ln、0948 Snowshillとの分岐、1008-16 休憩、1019 Laverton Hill Barn、1116-1218 Stanton(昼食)、1304 Stanway House、1345-1415 鉄道駅近くのコーヒーショップ Flag and Whistleで休憩、1435 New Town BSからバスでGardeners Arms BSまで、1448 AldertonのTally Ho B&B

Snowshillに立ち寄るかどうかが、最初の選択だったが、前日に疲労感があったのでパスする。ここは無理しても寄る値打ちがあったかもしれない。Snowshillからの道と合流するところから、かなりの人と会うようになったほど、人気のスポットらしい。足を痛めたので仲間と別れて下山しているという老人と話しながら歩く。歩きながらコンパスが北方向になっているのでおかしいなと思っていたが、予想より早くStantonに向かっていたのだった。町はずれの牧場入口で昼食を済ませた後、やはりこの町を素通りするのはもったいないと引き返し、藁葺き、Granite壁の民家や教会を見て回る。Snowshillに行ったとは思えない服装の観光客らしき人々を見かけた。




Stantonの町並み


Stantonの町並み(藁葺き屋根も)



B4077の近くにあるStanway HouseはJacobean manor houseの典型で、壮大な噴水があるというので、立ち寄る予定にしていたが、火曜と木曜の午後だけしか開園していないとのことだった。




Stanway Houseの教会



B4077へと下り、道路脇を西に進む。B roadでも結構の交通量があり、歩道の完備していない道は気を遣う。鉄道を越えたところのGarden CenterとCoffee Shopで時間をつぶす。かなり外れたAldertonに宿を取ったので、B4032とのRound aboutを越えた所にあるNew Town BSから出るバスに乗るつもりだが、待ち時間がかなりあるためである。Coffee Shopの前にある鉄道の駅は蒸気機関車が通っているので、日本と同じような鉄道ファンがカメラを片手にたむろしている。バスに乗って無事Tally HoというB&Bの前で下車。町を散歩すると、教会でバザーのようなものの準備をしていた。奥さん方が手に何かを持って集まり始めていた。多少興味があったが、5ポンドの値打ちはなさそうだったのでやめる。夕食は隣にあるGardeners Armsというレストランで。Armには紋章という意味もあることを初めて知った。


 

6/12(日) AldertonからWinchcombeまで

コースタイム

0745 Aldertonから宿の車で出発、0800  Stanway Houseからの道との交差点で下車、0822 Wood Stanwayで右へ、0900-06 ベンチ休憩、0913 Stumps Cross、1015-1100 Hailes Abbey、1158 B4632、1205-45  Winchcombeに入り、Riverside walkの手前で昼食、1300-15 White Hart Innにチェックイン、1335-1505 Sudeley Castle、1520 Dent's Terrace AlmshouseなどのOpen Gardens、1600 WinchcombeのWhite Hart Inn

日曜にはバスが走っていないので、宿の人にCWまで送ってもらう。

牧場内のCW上には羊の群れや牛の群れがたむろしており、脇に寄ってもらって前進する。発情期の牛なら襲ってくることもあるらしいので、注意する必要がある。




Kissing Gateの前に居座る牛たち



Hailesのよく整備されたAbbey跡*は、13Cに建てられたイギリス最後のシトー会修道院の跡。ごく一部しか残っていないが、丁寧な説明があり、どのようなものがあったかを想像することができた。01:00~02:30に起床し、18:30~20:15の間に就寝する。祈りに11h、読書に3h、仕事に3h、食事に2hという厳密なスケジュールで生活をしていたという。どのような姿で祈りを捧げ、食事をしたかという説明もあり、彼らの生活を想像することができた。受け付けのある建物は小博物館になっており、Vaulting bosses(アーチ型天井の交差点につける浮き出し飾り)の一つで、ライオンと戦うサムソンの石像(罪と戦うキリストを象徴しているとか)など興味深いものが多数あった。




HalesのAbbey跡 


 ライオンと戦うサムソンの石像



正午にはWinchcombeに入ることができ、Riverside walkの手前のベンチで昼食。そのまま、Riverside walkを歩いて、White Hart Innにチェックインしたのち、荷物だけおいてSudeley Castleへと出かける。入口からVisitor Centerまでかなりの距離を歩く広大な城だ。中に入って初めに目に入ったBanquette Hall跡はよい雰囲気だった。建物の中も色々とイギリスの歴史を刻んだ展示があった。Henri VIIIと6人目の妻のCatherine Parrが主役だが、19Cになって庭園などの再興に寄与した豪商の妻のEmma Dentも存在感を示していた。イギリスの歴史に興味のあるYは喜んでいた。庭園も立派。大規模なQueen's Gardenより、Secret Gardenが好ましい印象を残した。

帰りに、寄りたいと思っていたDent's Terrace Almshousesが目に入ったので立ち寄ったが、ちょうどOpen Gardensの催し中とかで、一人5ポンドも取られた。他のGardensにも寄ってみたが見るべきものはなく、全くのムダだった。ただの建物なので、翌日なら自由に入れた。しかし、オリヴァー・ツイストで読んだだけだったAlmshouse(救貧院)は初めてなので、興味深かった。




Sudeley Castle (Banqueting Hall跡)




Sudeley Castle (Secret Garden)




Sudeley Castel (Queen's Garden) 


Dent's Terrace Almshouses


 




6/13(月) WinchcombeからCleeve Hillへ

コースタイム

0857 White Hart Inn、0917 Corndean Ln、0948 牧場を登り切る、1015-31 Belas Knap、1115-47 Briarwoodのはずれで昼食、1230-36 Cleeve Cmmon入口のQuarry Car Parkで休憩、1330 Cleeve HillのRising Sun Hotel

雨の中を出発。今から6000年前の新石器時代の遺構であるBelas Knapではかなり小降りになっていた。19C半ばに発掘され、31人の遺体が見つかったという。こぎれいに整備されており、日本の古墳と似た感じ。




Belas Knap
 


墳墓の一つ
 



Briarwoodのはずれ、牧場の建物もあり、やや広い道路に出た所で昼食にする。そのまま広い道路には入らずにCWを辿る。40分でCleeve Cmmon入口のQuarry car parkに着き、休憩。Cleevehillゴルフコースの中を歩く。日本では考えられないが、ティーグランドやグリーンの上も平気で歩かせる。西の端に着き、B4632に沿った家並みが見え始める。適当なところから道路に向けて下り、少し車道を歩いてRising Sun Hotelに着く。Bishops Cleeveなどの町が見下ろせる景色の良い所。いつものように整理をしたあと、午後のビールを飲み、翌日のコースの下見に、Rising Sun Lnを高い所まで登っておく。展望がますます広がり、すぐにGoogleのCWになったので安心して戻る。あとで考えると、どうもこれはGuideブックのCWとは違っていたようで、最高地点を経由していない道のようだった。




ゴルフ場の中にCWが通っている 




Cleeve Hillからの眺め

 


6/14(火) Cleeve HillからCharlton Kingsへ

コースタイム

0850 Rinsing Sun Hotel、0915 砕石場跡、0926 Summit (315.5m)、1003 Presbury Hill Reserve入口、1010-15 Presbury Hill Reserve出口、 1052 車道、1130 Ham Rd、 1158 Dowdeswellダムの下、1215-1320 Koloshiでカレーの昼食、1328 Dowdeswell、1350 Charlton Kings Hotel

降りてきた丘まで登り返すのはごめんだと女房殿が言うので、トラバース気味に登っていく。それでもCWの中でも最高というパノラマ風景を見ることができた。Cheltenhamの競馬場も見えている。そのあとは断崖の縁を、右手に広がる景観を見ながら進む。やがてCWの標識が出てきたので、左手に折れ、採石場跡を通り過ぎる。本来のCWはホテルの上のベンチの所を通らずに、頂上に向かっているのを把握していなかったので、このときCWを逆方向に歩いているのに気づかなかった。歩いて行くうちに、コンパスが北方向を示すので間違っていると思い始めた頃、頂上の方位盤とTrigが見え、そこまで行って引き返した。そこから少し離れた所にある3本の電波塔がよく見えた。その時は、頂上であることを知らず、帰宅後にWebサイトと写真を見比べて判明した。間違ったことが大正解となった。




Cleeve HillからのCheltenham方面の眺め
 


CW中の最高点の方位盤とTrig point(右奥)
 



先ほどの標識に戻り、今度は間違いなく南の方に向かう道に進む。Buttercup、Bistorta vivipara、Geraniumや幹の径が1.5mほどもありそうな大木などが目に入る。

Dowdeswellの近くにきてインド料理の店が目に入ったので昼食とする。予定ではここまで戻って夕食をとることにしていたが、失念していた。靴が汚れているので脱いでくれと言われ、外のテーブルに運んでもらうことにしたが、雨が降ってきたので、結局靴を脱ぐ。なかなか満足できる味だった。

昼食後Dowdeswellをチラリと眺めに行ったが、なんの変哲もない溜池だった。A40を西に1 kmほど行って、Charlton Kings Hotelに着く。夕食を取るにはさらに西方向へかなり歩く必要があったので、バスの時刻を調べに出かけると、ミニスーパーがあったので、夕食になるものを適当に購入して夕食にする。




宿の近くにあったStone mill




6/15(水) Charlton KingsからLeckhampton Hillへ

コースタイム

0840 Charlton Kings Hotel、0900 Koloshi近くのCWに復帰、0926-36 休憩、0952 Lineover Woodの標識、0957 ベンチからCleevehillを撮影、1025-30 ベンチで休憩、1105-1230 Seven Springs(交差点名、食堂名、泉名)、1350 Devil's Chimney、1415 Leckhampton HillのThe Cabin at Hill House

Charlton KingsからDowdeswellに戻り、CWに復帰。しばらくA436の近くを歩いていたが、やがて離れていき、北側の展望が優れた場所に出る。ベンチがあり、Cleeve Hillからの歩いてきた道を振り返ることができる。断崖や電波塔が見えている。しかし、そろそろ大パノラマの風景も食傷気味になってきた。




Cleeve Hillからの歩いてきた道を振り返る


A435とA436の交わるSeven Springsで、Pubに入って昼食を取る。食後に道路の向かい側にあるSprngsを見物。Thames川の源流と言われたこともあったが、今はChurn川(Thames川の支流)の源流で、他の場所が公式のThames川源流ということになっているらしい。しかし、「そちらは年中流れている訳でもないが、こちらは年中きれいな水が豊富に流れているので、実質的にはこちらが源流」という恨みごとのような説明があった。




Seven Springs



この日の宿はアパート形式で、主人が常駐していないため、鍵を受け取る時間を打ち合わす必要があった。こちらのスマホはもちろん、Seven Springsの人に電話をしてもらっても通じない。何とかなるだろうとDevil's Chimneyに向かう。途中で一緒になったベルギーからきた夫婦連れが携帯を使っていたので、厚かましくも貸してもらう。ベルギーからの国際電話でかけることになったので申し訳ないことだった。おかげで、宿の女主人と話が通じ、安心する。




Devil's Chimney 


石灰石の採掘場跡 



Chimneyの所から急坂を下って直接Leckhampton Hillの宿の近くに下りることができた。リビング、調理器具一式や一応の調味料などがのついた台所、寝室、風呂などがある。Cabinで落ち着いた後、Bath RdのMinishopで買い物をして、長い歴史を匂わせているWheatsheafで夕食。



6/16(木) Leckhampton HillからBirdlipへ

コースタイム

0835 Cabin at Hill House、0857 Y字路、0903 CWに合流、0940 Ullenwood Golf Course横のA436、0945 引き返す、0958 National Star College正門、1100-40 Crickley Hill Visitor Centerの近くで昼食、1210-50 A436とA417の交差点近くのPub, Air Baloonで休憩、1350 BirdlipのRoyal George

CWを忠実に辿ろうとすると、Devil's Chimney に登り返す必要があるが、女房殿は楽な道をというので、Leckhampton Hill Rdを南に下り、途中からCWに合流する。Cotzwolds Hill Golf Clubの横を通る。ここはしっかりと金網で囲われており、日本のゴルフ場のようだった。なんどもゴルフ場を歩いたが、このようなのはここだけだった。広い道に出た所でNational Star College方向へ向かうCWの標識があったが、Google MapではA436を越えるようになっていたので、それにつられる。最初のゲートまで進んだが、ここにCWの標識がなかったので、やはり引き返してNational Star Collegeの方へ進む。そこから1時間でCrickley Hillになる。大きなブナノキが点在していて、気持ちがよい。Hillそのものは、BC4000年の新石器時代の土手道が残っており、一部にはBC800年の青銅器時代やそれ以後の鉄器時代の痕跡もあると言うが、Visitor Centerが閉鎖中だったこともあり、全体像はよく分からなかった。木立の中で雨を避けながら昼食をとる。




Crickley Hillのブナの大木
 
 

Crickley Hillのブナ林




左の盛り上がりが新石器時代の土手(Crickley Hill)




A417とA436の交差点にあるAir BalloonでPub休憩したのち、Birdlipへ。B4070が通っているだけの小さな町だが、今はA417となっているGloucesterとCirencesterを結ぶ昔からの街道らしく、B4070の通行量もとても多いので驚く。




6/17(金) BirdlipからPainswickへ


コースタイム

0820 Birdlip、0827 CWへ、0922 Roman villaへの道が右へ、0950-58 Cooper's Hill下、1008 Hill上、058 A46、1115-1245 Royal Williamsで昼食、1313 Wysis Wayを横切る、1340 CWが右から合流、1344 Golf Course Rd、1347 B4073、1349-1506 Rococo Garden、1515 PainswickのTroy House

途中の稜線の北側にWitcombe貯水池が見える、今回は水の景色をほとんど見ていないので、こんなものでも珍しく思ってしまう。この日のコースの見所のRoman Villaはスキップしてしまったが、これは少し惜しかった。

Cooper's HillというCheese Rollingの競技で有名な丘がある。チーズの塊を転がして、それを若者が追いかけるという単純な遊びらしい。西宮戎神社の先陣争いのようなもの。写真では分かり難いが、下から見上げても、上に登って見下ろしても、確かに急だ。




Cooper's Hillを下から見上げる



昼食をRoyal WilliamsというPubで考えていたが、開店が12時からというので、外のテラスで靴下を乾かせたりしながら待つ。やっと日差しを拝むことができた。

その後、Painswickのゴルフコースをずっと歩くが、途中のWysis wayまではGoogleのCWの西を、そこを過ぎてからは東側を歩いたようだ。すぐ横にドスンとゴルフボールが落下して、その音の大きさに驚かされる。事故が起こった時、どちらに責任があるのだろう。

B4073に出てすぐのところにRococo Gardenがある。あまり期待していなかったが、Roman Villaもスキップしたので、ここには立ち寄ってみる。庭園は広々としており、種々の花が咲いており、Kitchen Gardenなどがあったが、やはり大したことはなかった。。




Painswick Golf Course 


Rococo Garden 



Painswickも羊毛で栄えた町で、見事な石造りの家が並んでいる。Guideにも出ていた郵便局は、一方が石造りで他方が木材で枠を作っている小さな二つの家がぴったりと合体している奇妙なもの。教会は、広々としたヤードに多くの見事なテーブル状の墓が配置され、その周りに99本の櫟の木が並んでいる。近くに悪者を懲らしめるためのStockがあった。足を固定して、悪者を懲らしめるというもの。眼鏡の形をした鉄製のもので、Spectacle Stocksと言われてる。




Painswick郵便局
 


Painswick Church

 


Painswick Churchの99本の櫟の木とテーブル状の墓石


 


Spectacle Stocks


 


6/18(土) PainswickからStonehouseへ

コースタイム

0856 Troy house、0925 橋、0929 Bathまで55㍄の標識、0941 A4173、1034 Cromwell Stone、1048-56 休憩、1102-07 Haresfield beacon 、1131 Haresfield Topograph(~250m)、1142-1217 駐車場の手前で昼食、1325 CWへ進まず、右折して直接Stone House へ、1343 Horsemareling Ln、1355 Gloucester Rd、1445 Stone House Court

小川を越えてしばらく行くとBathまで55㍄という標識が出てきた。日数でいえば半分を越えたというのに、距離でいうとまだ半分以上を残していることになる。よく分からない祠のようなものやCromwell Stoneがある。後者は、17Cの市民戦争の際に功績をあげたCromwellを顕彰するためのもの。Topographのある広々とした草原にくると、10本程度の木が固まって立っている珍しい景色に出会う。地上2-3mほどは何もなく、その上に枝が伸びて樹冠の塊がこんもりとしたキノコ状になっているもので、数か所に同じようなものがあった。草原の出口にある駐車場の近くまで行って昼食とする。




Cromwell Stone
 


このような木立がいくつか



Severn川やStonehouseの眺めを楽しみながら、Randwickの方へ下って行く。左手に有史前の塚が見える。




Severn川方面の展望



Sandpits Lnに出た所で、左に登っていくのがCWだが、Yが出会った人を呼び止めStonehouseは右手の下り坂と聞いて、CWを止めることを主張。スマホがあるので、問題なくStonehouseに行けることは分かっていたが、全部車道歩きになるし、どちらが近いかも分からなかったが、調べるのも、言い合いするのも億劫なので、言いなりになる。帰ってから調べると、CW経由だと3.1km、車道経由だと3.8km。ただし、A419のBristol Rdの脇を歩く距離は前者の方が長いので、優劣は何とも言えない。Gloucester Rdに出るとがっしりとした昔のアパート群らしいものが並んでいた。50軒以上も同じ規格の家があるが、幅は狭く、イギリスの家もどこもが豊かではないのだなと考えた。帰国後に航空写真を見ると、どの家も幅の10倍以上の奥行を持っていた。多くはグリーンなので、菜園にでもなっているのだろう。

Stone House Courtは立派なホテルで、ちょうど結婚式が終わって、客がくつろぎ始めた所だった。汚れた靴で入り難い雰囲気。宿やその近くでは夕食ができないので、町まで戻り、COOPで買い物後、Chineseのテイクアウトを購入。




Stonehouseの街並
 


Stone House Courtの裏庭



6/19(日) StonehouseからStinchcombe Hillへ

コースタイム

0910 Stone House Court、0930 A419のRound aboutで右折、0938 CWへ、1010 King's Stanleyを越えてMiddleyard、1024-28 休憩、1140-1210 Nympsfield Long BarrowのPicnic Areaで昼食、1234 B4066とFlorester HillのJCT、1339-43 Hill topで休憩、1427 Dursley Bowls Club、1435-1520 Dursley, Parsonage StのPub, Kings Headで休憩と買い物、1555 Stinchcombe Hill House

宿からA419を東に戻ってCWに入り、King's Stanleyの町の東側を辿る。19C初めに建てられたどっしりとした工場が並んでいるが、もとは11Cの半ばに遡るという。麦畑のなかを通り過ぎて、MiddleyardのBroad Stで左折しCoombe Lnへと進む。Googleでは右へ行っているが、やがて合流する。森を抜けると西側にSevern川一帯が見える。




19CのMill House
 


麦畑
 



Nympsfield Long BarrowのPicnic areaで昼食。新石器時代の墳墓があったのを1976年に修復して、きれいに保存されている。この頃の人はすべて歯が悪かったことが分かっているが、その理由は不明とのこと。周り一帯は色とりどりの花が咲き乱れる静かな原となっている。久しぶりのよい天候となり、ゆっくりとした時間を過ごす。




Nympsfield Long Barrow



ここを過ぎてしばらく行った辺りからの西の眺めもよい。方位盤が設置されており、Tyndale MonumentやSevern川を認めることができた。晴れていればその先にはWalesのBlack mountainsも見えるらしい。B4066とFlorester HillのJCTから1時間ほどでCam Long Downの丘に出て、あとはDursleyの町へ下るだけ。町の入口にBowls Clubというのがあり、年寄りがボーリングに興じていた。芝生の上でボールを転がす、中世からの九柱戯だ。この日もDurselyの町中のB&Bを見つけられず、通り越したStichcombeの丘の上のB&Bを予約していたので、一息入れる必要があると考え、Pubで英気を養っておく。これは正解で、そのあと急坂を登り、さらに小雨の降るゴルフ場の中をかなり歩かねばならなかった。

当初の予定では、Dursleyの町に戻って、夕食と考えていたが、とても戻る気になれない。女房殿が女主人と掛け合って、簡単な夕食を用意してもらうことになって助かった。スープ、ゆで卵、チーズ、生野菜などで十分満足できたし、缶ビールも出してもらえた。小雨が降っていたこともあり、宿の周りの広々とした丘をゆっくりと散歩する気になれなかった。




ゴルフ場のはずれにあったB&B


6/20(月) Stinchcombe HillからWotton under Edgeへ

コースタイム

1020 Stinchcombe Hill、1030 短縮CWへ、1110 B4060、1126 North Nibley、1147-1223 Tyndale monument前で昼食、1253 鉄器時代のFort跡、1330-38 Wateelooの戦勝記念植樹、1346 B4060、1400  Wotton under EdgeのSwan Hotel

天気予報は、午前豪雨(といっても降水量 8 mm!)で、午後から回復とのこと。大体よく当たらないので心配しなかったが女房殿は前日から大変心配していた。朝起きて、主人に聞いて、雨が多くても道の安全性に問題ないと保証してもらい、やっと落ち着いた。こちらも登ってきたような急坂を大雨の中で下るのならと心配していたが、登りほどの勾配ではないと教えてもらって安心した。

正規のCWはHillをぐるりと回って、最高の景色の見える展望台に立ち寄るものだが、かなりの雨の中を行っても仕方がないので、ショートカットの道を選ぶ。North Nibleyまで黙々と歩く。この小さな町のThe Streetという通りを歩いて行くと、正面にTynadale monumentが見え始める。雨もかなり小降りになってきた。大きな四辻から少しB4060を南下し、標識のあるところからMonumentに向かって登り始める。塔の手前で木の下にベンチがあったので昼食とする。その後、Monumentに立ち寄り、初めて聖書を英訳したが、その後異端とされてフランスで火あぶりになったTyndaleを偲ぶ。1484年にNorth Nibleyで生まれた人だ。




North Nibleyの通りの先にTynadale monument
 


Tyndale Monument
 


Wotton under Edgeが下に見えはじめた頃、Wotton Hillという丸い丘の上に、Waterlooの戦勝記念に植えられた10本ほどの針葉樹を取り囲んだ円形の石垣が目に入る。背後の町がうんと下なので、空に突き出したようで絵になる風景だ。




Waterloo戦勝記念植樹



Wotton under Edgeも、羊毛で繁栄した町で、立派な石造りの家が並んでいる。Londonで警視をしていた人が立てたAlmshouseが並んでいる。6人の貧しい男性と6人の貧しい女性のために、厳密に宗教上の戒律を守ることを条件に救貧院を建てたという。隣にある教会は今も使われており、貧しいながらも大聖堂にはない凛とした雰囲気を持っていた。Euro2016のサッカーの試合にEnglandが出るというので、近くのPubは盛り上がっていたが、ホテルのバーにはテレビがなく、静かだった。




Wotton under Edgeの街並


 












 

Almshousesの教会


左の6軒がHugh Perry's Almshouses
(とても救貧院とは思えない)

 


6/21(火) Wotton under EdgeからHawkesbury Uptonへ

コースタイム

0847 Swan hotel、0855-0904 Parish Church of St Mary、0915 小川沿いの道、0916 Coombe Ln、0928 急坂を登りBlack Quary Hillへ、0945 急角度に右折、1000 水飲み場で左折、1042-50 休憩、1123-52 AlderleyのChurchで昼食(隣に学校、昔Manor Houseだった所)、1228 Kilcott RdのT字路、1355 Somerset monument、1415 Hawkesbury UptonのFox Inn

この町からCWに出る道はガイドブックの記述も複雑で、GoogleのCWとも違うので、分かり難かったが、CWの標識はしっかりしていたので、問題なかった。町中のParish Church of St Maryに寄っておく。これは14Cに起源をもつ立派なもので、ステンドグラスやパイプオルガンも完備していた。その後小川に沿った道を歩き、Coombe Lnに出て右折したのち、Coombe Lnが南西方向に曲がるあたりで直進して急坂を登りBlack Quary Hillに登りついたようだ。ここからはGoogleのCWと一致する。かなり東に進んだ後、急に方向を変え、西方向に進む。地図通りだ。遠くにTyndale Monumentが小さく見えた。




Wotton under Edgeの教会 
 

細い流れに沿った道。このような道は全CWでここだけだった



Alderleyの町もこじんまりとした所で、Cotzwold特有の建物が並んでおり、教会もそのうしろの、元Manor Houseだったという学校も立派だった。屋根の上にいくつもの大きな煙突が突き出ているのが目に付く。教会の中のベンチに腰を下ろして昼食をとる。地図のCWを忠実に辿ると見逃すところだった。





 Aldereyの街



Aldeleyの教会。その右奥に学校として使われている古い建物 


Kilcott Millやその近くの民家はポツンと離れたところにある別天地のようだった。けっこう大きな池もあり、そこでのんびりと魚を取っているらしい人の姿も見えた。カラマツの木のところで右折して南西に進み、そのうちSommerset Monumentなるものが出てくる。やはりWaterlooの戦いで功績があった人のようだ。Monumentを建てるのが好きな国民らしい。宿のあるHawkesbury Uptonを散歩していたときも、第二次大戦の終戦50年記念碑なるものが立っていた。



Kilcott Mill House

 


Sommerset Monument

 


第二次大戦終結50周年記念碑
 


B&Bのバーにかけてあったビールの系譜
 



6/22(水) Hawkesbury UptonからTolldownへ

コースタイム

0845 Fox Inn、0920 Public Footpathへ右折、0925 CWに合流、0957 Widdenhill、1020-37 Little Sodbury、1050 GuideのCWをやめてGoogleのCWへ、1115-1205 Old SodburyのChurchで昼食、1212 Dog Inn、1235 Catchpot Lnへ、1250  Dodington houseに続く水路、1320-24 A46を越える、1335 Tormartonの車道、1355-1420 Pub Major's Retreatで休憩、1433 M4を越える、1508 A46、1523 TolldownのCrown Inn

CWに戻るにはいくつかのオプションがあったが、天気も悪いので宿の前から伸びているSandpits Lnを使う分かりやすい道を選ぶ。途中で回り道すればHorton Courtを見ることができるらしいが、パスして先に進む。Little Sodburyで教会などに立ち寄る。古い墓が並んでおり、石で作った聖書を墓石にしているものがあった。その先にSodbury Campという鉄器時代のもっとも保存状態のよい遺跡が残っているとあったので、楽しみにしていたが、地元のおばさんがOld Sodburyに行くにはこの先の丘を越えて行けばよいと言ったため、CWから離れて直行するはめに陥った。もう少しゆっくりと地図を見直せばよかった。0.7 km短くなった短縮路経由でOld Sodburyに着く。

ここの教会も質素ではあるが歴史のある立派なもので、中には珍しい13Cの彫像がある。石造りのものとそれをコピーした木彫りのものが並んでいる。Bristolで作られた木彫像は、現在ほとんど残っていない珍しいものという。教会の庭のはずれにあったベンチで昼食。すぐ外に方位盤があり、355°にTyndale Monumentが見えていることを教えてくれる。眼を凝らすと確かに見えていた(下の写真の中央部だが小さすぎて分からないだろう)。




Old Sodburyの教会
 


石と木でできたペアの彫像
 





教会の裏からの展望


Dodington house へと続く水路を見送り、A46に達する。Tormartonに寄らずに、A46を南下すれば宿には最短距離となるが、交通量の多い道の脇を歩くのは気が進まない。女房殿も、少し迷った末CWを歩いてTormartonに行くことに同意する。ここの教会も存在感のあるものだが、塔はNorman、洗礼盤は13C、説教壇はJacobian時代のものとごった煮。

宿までかなり残っているので、Pubで元気づけをする。その後ガイドブックのCWに沿って歩き、A46に近づいた時に直角に右折して北西に進んだのが間違い。左折してGoogleのCWに出れば、A46を15分も歩かずに済んだ。ここは立派なレストランがあったが、翌日は夕食をとるのが難しい宿なので、余分のサンドイッチを作っておいてもらう。





街道沿いのホテル



6/23(木) TolldownからTog Hillへ

コースタイム

0920 Crown Inn、0943-1000 女房殿のズボンの始末、1017-1315 Dyrham Park、1358-1408 Dryham Woodの中のMessage box、1417 Gorse Ln、1450 Toghill House Farm

この日は宿の朝食も8時からだったし、短い行程の日なので遅い出発。眺めの良い草原を歩いているとき、Yが牛糞の上に倒れ、ズボンやザックにべったりと糞がつく。拭きとるのに手間がかかったが、臭くはないので助かった。

Dyram Houseの西門Blathwayt's gateに着く。閉まっているが、庭園を覗くことができた。ぐるっと回り込んでいくと、Tea Roomのそばに出て、中に入っていく。どこで入場料を払うのかが分からないまま、食堂の女性の言うままに建物の中に入っていき、見学を始める。途中で係の人が気づき、Shopの券売所に連れていかれる。17Cの政府役人だったW. Blathwaytが建てたTudor風のManor Houseで、建てられたいきさつなどが丁寧に説明されていたのが面白い。細かい領収書などが残っているので、全体の費用がおよそ現在のお金にして75万ポンド程度とか、Balthwaytは倹約に徹していたのでその程度に収まったと紹介されている。諸建材を世界中から集めたが、運送に一番大変だったのは最後のBristolからDryhamまでの20 kmだったという話。屋根を作るのに活躍した職人の名前とその役割。庭園も広大なもので、西門から見えた整然とした庭園の他に、大小の池を配したGarden areaなどもある。そして、この一帯は今も修復の途上にあり、建物が大体終わったので今後は庭園の回復に焦点を当てるとか。息の長い話のようだ。ここのTea Roomで昼食をとる。




The Builiding of Dryham 


建築材料が世界中から集められたという展示

 


2つの池をもつGarden 


正面のGarden 



菜の花がそれこそ一面に広がる広大な斜面を歩き、Dryham Woodで最後の森林浴を楽しむ。この日もCold Ashtonではなく、離れたTog Hillに宿を取ってあったので、Gorse Lnに出てから直行する。A RdでもB Rdでもないのでと、安心していたが、かなり通行量の多い道でうんざりした。久しぶりにきれいな夕焼けを見た。日没は21:30。




一面に広がる菜の花畑




21時30分の日没



6/24(金) Tog HillからBath(Weston)へ

コースタイム

0935 Toghill House Farm、0953 Toghill Barn Farmで右折、1008 CWに合流、1028-32 Hall Ln、1048-55 ベンチで休憩、1114 Lansdown Hill戦場跡、1123 Monument、1145頃 大雨に、1225-45 Lansdown golf courseの中で昼食、1315-30 Yの昼食、1335 Prospect Stile、1440  WestonのChandler Close BS、1455 Crown and Anchor BS、1510 Bus terminal近くで昼食、1640 Bath Abbey、1805 Bus center、1820 BathのHigh Orchard

前日にあったEU離脱の国民投票の結果が出て、離脱票がわずかに上回り、離脱と決まった。よく内容がわからないままに投票した人がいたような気がしていたが、案の定1週間もしないうちに、こんなはずではなかったというような発言が続いたよう。信じられないことには、離脱を主導した政治家の中心だった二人がそのポストを投げ出してしまったこと。イギリスが離脱すれば、雪崩を打って他の国も続くかもしれないと言っていたが、むしろ逆に引き締めになった面もあるようだ。いずれにしても、今後の動きから目を離せない。

宿の人に聞いてA46まで戻らなくても、Toghill Barn FarmからのPublic Footpathで南下できることを確認する。A420に出る前のFreezinghill Lnも車道を歩かずに藪道で行けることを教えてくれたが、棘のある草が多く、痛い目に合った。CWに合流したのちは、Lansdown Hill戦場跡が主な見もの。




Lansdown Hill戦場跡の近くのGrenville's Monument,



12時前から雨が本格的になる。ゴルフ場の中で、ゴルファーも雨宿りをしているそばで、立ちながら昼食をとるが、Yはサンドウィッチを半分食べただけ。そばをザックにマットをつけた中学生らしき一団が悲壮な顔をして通り過ぎて行った。30分ほど歩いていると、小降りになったので、Yがすこし栄養補給をする。雨合羽を羽織った3人組が通り過ぎて行ったが、彼らはそこから5分行ったProspect Stile
(踏み越し段)という見晴らしのよいベンチで昼食を始めていた。雨は上がり、気分好さそうだった。あとは時々顔を見せるBathの町が近づくのを楽しみに下り、15時前に市街地に出る。女房殿はこれ以上歩きたくないというし、雨もまた降ってきたので、今日はここでバスに乗って終わりにする。




Prospect Stileからの眺め




Bathの街が近づく



駅前のバスターミナルで降りて、中華料理店で食事をし、CWの終点であるBath Abbeyまで行く。教会を見物し、CWの終点の標識にタッチする。宿に向かうバスの乗り場や時間も分かったので、バスでB&Bに向かう。歩いても行ける距離かと考えていたが、とても急な上り坂で、あり得ない話だった。宿はCardを受け付けないという。現金が残り少なくなっていたので、車でキャッシングマシーンのあるところまで連れて行ってもらい、50ポンドだけ現金化しておく。夕食ができない所だし、中途半端な時間に食事をしてきたので、出してもらった紅茶、コーヒー、クッキーなどを食べて終わりにする。




Bath Abbey
 


CWの始点であり終点という標識
 



6/25(土) Bath市内の歩き残し

コースタイム

1024  Crown and Anchor BS、1051 Primrose Hill、1058 Sion Hill、1105 High Common、1113 Victoria Garden、1120 Royal Crescent、1150-1225 Sally Luneで昼食、1235 Bath Abbey再訪、1348 Bathspa駅よりPaddingtonに向かう列車に。

最終日の過ごし方をいくつか女房殿に提案すると、前日に乗ったバス停から最後まで歩き直すという案に賛成してくれたのでうれしかった。宿からバスターミナルを経由してWestonのCrown and Anchor BSまで直通のバスがあったのも、ラッキーだった。

この日も、急な上り下りや草原の中の道を歩く。High Common、Victoria Park、Royal Crescent、Queen Squareを経て、再度のAbbeyに到達。The Circusに寄りそびれたが、まあまあ完歩した気分になれた。

昼食は歴史あるSally Lune'sで大きなパンを食べる。余裕をもってBath Spa駅に行き、LondonのPaddingtonに向かう列車に乗る。




High Common


 


Royal Crescent


 


1680年創業のSally Lune's


Bathの商店街





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