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2015. 02. 28  北山貯水池周辺



好天が期待できたので、急遽出かけることにした。以前にヤブに阻まれて登れなかった北山公園のP270に反対側から登ることが目的の一つ。


同行: 女房殿


コースタイム

1030 阪急夙川駅、1115 獅子ヶ口BS=1120 柏堂町BS、1153 植物園入口出、1204-30 東屋そばの梅園、1231 T分岐1を右へ、1234-37 T分岐2近くの岩場、1240 T分岐1、1243 T分岐3を素通り、1246 十字路を左に、1258-1308 P270m、1322 十字路に戻る、1325 鉄塔脇、1329 魚貝塚、1355-57 目神山から北山へ、1400 夙川霊園分岐、1408 北山池、1417 北山墨華亭、1449 柏堂町BS=1504 夙川駅

記録していたバスの時刻を間違えていた。夙川駅に自転車を置いたときにバスは出ていった。夙川公園を遡って苦楽園からバスに乗ることにする。苦楽園口のバス停が分からず、獅子ヶ口の方へ歩いていく。後ろから来たバスが目に入ったので、走ってバス停に行き、一台遅れの阪急バスに乗ることができた。

北山緑化植物園で北山山荘が公開中だったので、初めて中を見学する。落ち着いた好感の持てる一角だった。女房殿はウグイスを見たと喜んでいる。その後植物園は簡単に済ませ、北山貯水池を目指す。二つ目の東屋の近くに梅園があると書いてあったので、そこでの昼食を考えた。紅白のウメが十数本ある程度のこじんまりとした梅園だったが、静かで食事には最高の場所だった。




北山山荘の母屋と庭園(奥に茶室)


 
 

ミニ梅林



この日の目的の一つは前回(14.10.15)バス道路から登ろうとして果たせなかったP270に登ること。その前にある分岐で念のため東側を通っている道を探索しておく。5分もしないで道に出る。すぐ右手に岩場があり食事中の夫婦がおられたがお邪魔して下界を見下ろしておく。元に戻り、貯水池を目指す。もう一度右手に道が別れていたがここは無視して前進する。下り始めておかしいなと思っているとそれらしき踏み跡が左手に見え、右方向にも道があり十字路になっていた。左手の怪しげな踏み跡を登っていくとすぐに比較的しっかりした道となり、そのうちまた怪しげになるが、なんとか頂上にたどり着く。大きな岩が3つあり、そこそこの存在感がある。西側からは車の音や拡声器の音が聞こえてくる。




P270m山頂の岩峰



頂上近くにはいくつかの道がしっかりついており、登って来たものが一番あやふやなものだったが、一応同じ道を下ってあいまいな点が残らないようにする。ハイキング道に出てすぐに鉄塔、そこに上から下りてくる道があるようだったが、これが頂上から北に下りるしっかりした道だったのかもしれない。やがて貯水池。仁川の水を引いて作ったもので、洪水対策と飲料水確保の役目をしているらしい。貯水池から先ほどの岩場のある道へ出たかったのだが、どうもそのようなものはない。右手をしっかり見ながら歩いていると貯水池のはずれに来てしまった。野鳥の説明をした大きな看板の手前に右手に細い道があったのでそちらに向かう。すぐに舗装道路にでて目神山団地の端にそって川縁を下りていく。地理院地図ではそれが正しい道なのでそのまま歩く。川の中のあちこちに赤いテープがぶら下がっていて、そこから踏み跡に入れそうでもあるが、自重しておく。女房殿は色々なスタイルの家を見ていて退屈しないよう。

道が大きくカーブする地点で予想通り北山公園の方への入口があり、立派な標識も立っていた。すぐに夙川霊園への道を左に分ける。これは銀水橋からまっすぐ登ってくると出てくる妙龍寺の一角である。北山池まではすこし登りが続くが、まもなく池に出る。その直前で右手の登山道から下りてきた人がいたので、どこからかと聞くとわれわれが歩いたハイキング道の途中から別れる道がここにつながっているとのことだった。池の橋を渡り、緑化植物園へと進む。先ほどゆっくりしなかったので、もう一度と思ったのだがそれほど多くのものがある時期ではない。キッチンガーデンで大きなカメラを担いで撮影していた人が、柳の芽で黒いものがあったと教えてくれ、墨華亭まで戻ってみておく。普通は白いが、黒いのと緑のものがあり、こんなのを見たのは初めてと仰っていた。ガーデンセンターでいくつか買い物をしたのちバスで夙川に戻る。

北山山荘、楚々とした梅園、ヤブ山、目神山高級住宅街と、3時間のウォーキングにしてはなかなか変化に富むコースだった。





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