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2015. 01. 07  稲荷山


ゆったりハイキング例会で、初詣を兼ねて伏見稲荷から京都東山トレールを清水寺まで歩いた。あまりに電池の消耗が早いFujiを捨ててNikonにしたのはよいのだが、まだ使い方に慣れず、ピンボケばかりで大失敗。


同行: YH13人


コースタイム:

1000 JR稲荷駅、1014 稲荷大社千本鳥居入口、1025 熊鷹社、1029 三辻、1040 四辻、1045 下社、1053-1101 上社(一の峰、稲荷山233m)、1113-18 御膳谷奉拝所、1121-49 四辻、1210 泉涌寺、1216-28 今熊野観音寺、1320 国道1号、1334 清水山分岐、1338 清水寺子安塔、1350 仁王門

稲荷山は東山三十六峰南端の山。この日歩くコースは、ほぼ東山トレイルと重なっており、No 1 - 52のうちNo 17までたどることになる。稲荷駅を降りると、まだまだ初詣客の人が大勢おられる。立派な大鳥居をくぐり、本殿で参拝を済ませたあと、びっしり並んだ千本鳥居の下をくぐって延々と登る。熊鷹社の所の新池で朱色から解放されてホッとした気分になる。三ツ辻を右手に曲がり、四辻。ここは京都の町を遠望することができる貴重な場所だ。下社、中社をへて稲荷山頂上の上社。別の道を通って下山するが、いくつもの社やさらなる鳥居が続く。御膳谷奉拝所は参拝の中心地の一つらしい。神主さんに鳥居の数はいくつくらいかと聞くと、1万本程度かとの答えだった。そして四辻に戻ってくる。清水辺りまで食事をするところがないので、ここの茶店で早めの昼食とする。全員暖かいうどんを注文。かなりしょっぱくて汁を飲めなかった。


 

千本鳥居
 

稲荷山山頂にある上社(一の峰)


ここから東山トレールに入り、人影が激減する。泉涌寺近辺は天皇陵や墓所が次々と出てくる。寺そのものには入らず門を見ただけ。今熊野観音寺も通り過ぎようとしたので、ちょっと寄って行こうと声をかけ、寄ることになった。825年頃嵯峨天皇の勅願により弘法大師が開創した歴史をもつかなり立派な寺で寄った値打ちがあった。その後の東山トレールは住宅地もあり、標識を見落とさないように目を光らせながら歩くという難しいルート。清水山に登ったときの分岐点でトレールと別れ清水寺につく。子安塔に立ち寄り、清水の舞台を正面から見るという経験をする。大門のところで解散。





東山トレイルの案内を参考にややこしい道を歩く

 
 

清水寺の子安塔


その後、前から気になっていた三年坂美術館に立ち寄る。この日は幕末明治の金工鍔の特別展をしていた。内容もさることながら、戦がなくなってからこのようなものを熱心に作ったということ自体が面白かった。はじめて京阪で帰ろうと考え、五條駅に向かっていると六波羅蜜寺の名前が目についたので、立ち寄る。これも気になっていたが、これまで機会がなかった。展示場所は味気なかったが、中身は素晴らしい名品がそろっていた。





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